
ということでSHIROBAKOカテゴリも作ってしまうぐらいに好きになりました。
当然ブルーレイも全部持ってるよ!
未見の吹奏楽っ子はぜひ見てみてね!
ということで、本業の方でも就職、特に面接について考えさせられることが多かったので、
それとからめて書いてみたいと思います。
SHIROBAKO11話は面接以外にもたくさん見どころがあるのですが、
今回は面接に絞って書いてみたいと思います。
主人公の宮森あおい(上の写真の右から2番目)が、
先輩方の相次ぐ退職&休職に伴い、
新入社員の面接担当となり、
自分の就職時の面接を思い出す・・・というくだりです。
面接で「なんでもやります!」って言ったら
「なんでもって言葉、俺嫌いなんだよね。それってやりたいことがないってことだよね」

と右の人(ザ・ボーンというアニメ会社の社長)に言われるわけです。
イベントのちょっとした裏話でも出てたのですが、
あおいはこの会社(ザ・ボーン)のアニメが好きという設定があるそうなので、
ショックなイメージとして残ってるのでしょうね。
ですが、ザ・ボーンの社長の言葉というのは真理なんです。
「何ができるか、何をやりたいか」というのは結構重要なんですよ。
それでもって仕事として企業、ひいては社会に貢献するわけですし。
それをふまえて、あおいが面接官になったときの就職希望者のシーンを見てみましょう。
「体力には自信がある」「同人誌をやっていた」そして元気な印象の強い、
安藤つばきちゃん。

運転実技のシーンもこの子だけあるので、おそらく見た人のほとんどが
「この子が採用されるのではないか」と思っていたのではないでしょうか。
私も思いました。

ですが実は、採用されたのは二人、でした。
二人目はこの子、佐藤沙羅ちゃんです。

面接では「○ブリぐらいしかアニメはわからない」「就職動機が家に近いから」
「前職はショッピングモールで販売と事務を3年ほどやっていた」「アニメ業界のことは調べている」
という、一見すればネガティブな印象を受けやすい感じではありますが、
採用されました。
で、2クール目オープニングではこんな感じになります。かわいい。

つばきちゃんについては採用理由もかなりわかりやすく描写されているので、
沙羅ちゃんについての採用理由を考えてみましょう。
・アニメ業界に詳しくない
夢や憧れの強い業界ほど、客観的に業界を見られる人が実は望まれやすいです。
私も前職が美術館職員だったので、大変よくわかります。
かくいう私も美術についてそこまで詳しくないですし、
逆にいうと私は吹奏楽業界でどっぷり仕事ができないことも自覚しています。
採用理由がわかりやすいつばきちゃんが業界に詳しいからこそ、
もう一人は詳しくない人を、となったのではないかと考えられます。
・家が近い
明確な勤務時間が決まっていないからこそ、すぐに会社に来れる人が望まれたのではないでしょうか。
ちなみに、私の現在の勤務先の非常勤職員の方は通勤手当が出ないため、
必然的に近所の人が望まれる傾向(というより遠方の人が勤務できない)にあります。
・前職が販売と事務、3年勤務
基本的に前職の勤務年数が長いほど、転職しやすいです。
3年あれば信頼性がおけると考えられやすいです。
販売職は想像以上に厳しいです。私は販売職の経験はありませんが、
販売職をやっていた友人を知っていますので、大変なことは話に聞いています。
事務経験は、将来的に会社規模を大きくしたときに生きてきそうです。
総務の興津さんの補佐、もしくは興津さんが何等かの形で出勤できなくなったときの代理としても
十分に活躍できる期待が持てます。キャラ的にも。
ここは、将来性を見込んでの採用とも考えられますね。
・アニメ業界を調べた上で就職希望している
アニメ業界は大変、というのは少し調べたらすぐ出て来る話ですね。
それを知ったうえで、というのも業界研究ができている証拠でしょう。
あ、ちなみに私はああまり業界研究やってませんでした(^-^;)
今の職場を受けるときぐらいかもやったの。
2人以上採用するときはある程度個性がばらけるように、
という採用のされ方が多いみたいです。
多様性て結構大事だと思うのですよ。
なので、つばきちゃんと沙羅ちゃんという組み合わせになったのかなあ、
と思いました。
後程中途採用で入ってくる平岡もまた違うタイプのキャラですね。
最後に、11話のこのセリフで締めたいと思います。
「優劣をつけるわけじゃない、一緒にいい仕事ができるかどうかだよ」
参考サイト:
「萌えオタニュース速報」さん、
「あにこ便」さんから
画像及びセリフを引用させていただきました。
ありがとうございました。
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