カテゴリー「吹奏楽コンクール」の389件の記事

2018/12/29

大津シンフォニックバンド第75回定期演奏会【感想】

こんばんは。
タイトルのおはなしです。

今回もさっくすおやぢさまにチケットのお世話をいただきました。
毎回ありがとうございます。
今回、当初から変更がありお手数をおかけしました。
そして同行いただいたのはしげをちゃんです。
ありがとうございます。

今回は演奏会の前に父の墓参りに行きまして、
初めてびわ湖ホールまで車で行きました。
お墓に行ったら偶然母に会ったので、
一緒にお昼しました。
お墓のある場所は、車か送迎バスじゃないとなかなか行けないところなので、
母を駅まで送れてよかったです。

待機列でしげをちゃんと無事に会うことができ入場しました。
入場後のロビーにあったトロフィーと賞状。


平成元年と平成30年のものです。歴史を感じますね。

冬の演奏会は比較的カジュアルな感じの曲目が多く、
第1部の吹奏楽オリジナル曲はしっとり目、
アレンジ曲のアニメ映画劇伴は大人向けの感じで
なかなかに私好みでした。
スパークの冬物語は一度生で聴きたかった曲なので良かったです。
Mr.インクレディブルは今年続編が公開されましたね。
紅の豚も確かテレビで放送があったのではと思います。

今回、本格的に演奏活動を再開させて改めて思ったことが
「流れがよどみなく演奏されるということはすごいこと」だということです。
技術力とまとまりがあってこそなしえることで、
それが自然にできるというのはどれだけすごいことかということを改めて思い知らされたように思います。
毎回プログラムに挟まれている「かわら版」の中のお言葉、
「演奏は、奏者の演奏能力と協調性にかかっている」
はまさしくそのとおりだなと思いました。
思えば、12月は音楽に関していろいろ考えさせられる言葉を
目にしたり耳にしたりした月でした。
広上淳一氏の「作曲とは自己否定である」も衝撃でした。

第2部は毎年冬の恒例、今年のコンクール再現演奏です。
指揮者の森島先生の楽しいトークの後、
(前回の会でトークをしなかったところ、
 アンケートでトークをしてほしいとの要望があったとのこと)
コンクールメンバーによる実際の演奏がありました。
ちなみにトークの内容は自由曲の「ドデカフォニック・ファンファーレ」にちなんで
十二音技法についてのお話。
譜例と演奏を参考に仕組みを読み解いていく感じですね。
譜例といえば、昨年一緒に演奏会に同行いただいた友人が
譜例を参考に曲を聴いていたので、
私も真似して聴いてみました。楽しかったです。

演奏はさすがの緊張感でした。
その後、岩井直溥氏のアレンジによるポップス調のラヴェルの「ボレロ」
そしてコンクールでもおなじみの「カヴァレリア・ルスティカーナ」でした。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」で悪いのって決闘する二人と婚約するローラじゃね、
など心の中で突っ込みつつ、
迫力のある演奏を楽しみました。

アンコールはこちら。


OSBでシェルドンの曲は珍しいなあと思いつつ、
ジャズアレンジのジングルベル、
そして毎回アレンジが楽しみの威風堂々で締めでした。

毎回楽しい演奏会、ありがとうございます。
今回、久しぶりにしげをちゃんと一緒に聴いて
変わったのはほぼサッカーの話題ばかりしていたことでした。
しげをちゃん相当松本山雅さんにはまってますね。

私はさっくすおやぢさまのご親戚が三重のクラブの監督になるそうなので、
また遠征先が増えそうです。

ということで、感想でした。

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2018/10/31

第66回全日本吹奏楽コンクール 職場・一般の部 後半【感想】

こんばんは。
後半です。

プログラムと物販戦利品はこちら。ここ数年は物販も力入ってますね。


1.春日市民吹奏楽団 銀
 自由曲のアナウンスが素晴らしい。それはさておき、
 天野正道氏の作品は聴き映えがしていいですね。

2.藤原大征とゆかいな音楽仲間たち 銅
 職場・一般の部唯一の課題曲1。新鮮な感じで聴けて良かったです。
 自由曲は視覚的にも面白い曲ですね。
 樽屋氏は作曲もこなれてきてさらにたくさん演奏されるのだろうなあ、
 と思いました。

3.NTT西日本中国吹奏楽クラブ 銀
 大人な雰囲気がよかったです。自由曲のはじまりはそこから、とびっくりしましたが
 最後はゴージャスな雰囲気でよかったと思います。

4.ヤマハ吹奏楽団 金
 さすがの職人集団というべきか、納得の金賞です。
 長生淳氏との相性は抜群ですね。
 盤石といったところです。

5.名取交響吹奏楽団 金
 自由曲はレクイエムとタイトルにありますので、
 すごくしっとりした曲かと思いきや結構派手な曲でした。
 ブリュッセル行ったことありますがとても良いところです。
 それはさておき、アッペルモントもなかなかよいなあと再認識した次第です。

6.百萬石ウィンドオーケストラ 銀
 結果は銀賞ですが、昨年の金賞の経験が生きた、
 一皮むけた演奏の印象を受けました。
 すごくよくなったと思います。
 この感じで今後もよろしくお願いいたします。

7.相模原市民吹奏楽団 金
 わりと聴きやすい系長生淳氏の作品と相性がよい印象です。
 全国初出場のときの「相授譚」を思い出しました。
 曲と演奏がうまくかみ合った感じがしました。

8.宝塚市吹奏楽団 銀
 今年はバッハが復権しているのでしょうか?
 派手で技巧派な曲が多い中、ごまかしの聴かない曲を演奏するには
 かなりの勇気を必要とすると思います。
 そのチャレンジ精神を買いたいです。好き。

9.川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団 金
 盤石の金賞。
 今年かなりの人気となっている高昌帥氏のいろんなタイプの作品が聴けるのがいいですね。
 技巧にすぐれた演奏だったと思います。

10.創価グロリア吹奏楽団 金
男らしさ満載のローマの祭り。
 安心して聴ける演奏だったと思います。
 納得の金賞ですね。

11.北見吹奏楽団 銅
 コンクールの定番曲を聴くと安心しますね。
 バリバリ系の中でほっとする演奏でした。

12.泉シンフォニックウィンドオーケストラ 銅
 銅賞ですがけっして引けを取らない演奏だったと思います。
 多く演奏されている作曲家の曲だとどうしても比較されてしまいますね。
 自信を持っていただければと思います。

13.大津シンフォニックバンド 金
 これを聴きに私は来ましたので。無事に金賞が取れてよかったです。
 トランペットソロも素晴らしいのですが、
 やはり名物トランぺッターの方で聴きたかったなあと思います。。。
 定演で聴けるといいですね。

という感じでした。
全体的に、3年前と比較すると各団体の差は縮まっており、
底上げされているように感じました。
全体的にレベルが上がっているものと思われます。
どうしても賞分けがされてしまうものですが、
結果にこだわらず、それぞれの団体の良さを伸ばしていくと
個性が楽しめて私はうれしいなと思いました。

あと、今年は全国大会で中橋愛生氏の作品の演奏がなかったのですね。
今見たら鈴木英史氏の作品もありません。。。
着実に選曲傾向は変わりつつあるのかな、
と思ったコンクールでした。

ということで、感想でした。

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第66回全日本吹奏楽コンクール 職場・一般の部 前半 【感想】

こんばんは。ご無沙汰しています。
3年ぶりの全国大会感想です。

今回はヨッシーさん、しげをちゃん、猫娘さんにお世話になりました。
ありがとうございます。
すごく良い席で見られてよかったです。

当日はこんな感じでした。




では感想にいきましょう。

1.大曲吹奏楽団 銀
華やかなイメージのある団体なのですが、今回聴いてみると
 繊細さがきちんとできている団体であると再認識しました。
 トップバッターは音が飛ばずに苦労しますね。
 順番によっては金賞が狙えた演奏だったと思います。

2.ブリヂストン吹奏楽団久留米 金
 指揮者が変わってすごく派手で華やかな音になりましたね。
 前任の小野先生のころとだいぶ印象が変わりました。
 男性オンリーのパワフルな演奏でした。納得の金賞です。

3.東京隆生吹奏楽団 金
 教科書に沿った演奏という印象。
 個人的な好みとは外れるのですが
 (ごめんなさい、私は個性の強い演奏が好きなんです)
 金賞を取る参考になる演奏だと思います。

4.白子ウインドシンフォニカ 銀
 浜響を抑えての全国大会出場、
 2年連続ですので実力での全国大会出場でしょう。
 選曲も天野正道氏の曲で、演奏もあっていてよかったと思います。

5.光ウィンドオーケストラ 銀
 6年連続の出場なのですね。
 自由曲は樽屋雅徳氏の曲で興味深く聴きました。
 比較的新しい曲で氏の作曲技量が上がってて、
 経験を積み重ねることって大事なことだなあと思いました。

6.高松市民吹奏楽団 銅
 結果は銅賞でしたが、他の団体とも引けをとらない演奏だったと思います。
 久しぶりに全国大会を聴いたら、以前ほど団体の差も大きくなく、
 底上げされているように思いました。
 演奏の路線もよいと思いますので、今の感じで続けていただけると嬉しいなと思います。

7.札幌ブラスバンド 銅
 3年前にはなかった新機軸の作曲家さん、
 興味があったので聴けて良かったです。
 パワフルな演奏がとても印象的でした。

8.倉敷市民吹奏楽団グリーンハーモニー 銅
 



 ファジバスいいなあ(J2サポ的感想)
 ・・・それはさておき、ウォルトンいいよね、イギリス音楽いいよね
 と再認識する演奏でした。
 課題曲3のあの三拍子の雰囲気を出すのはなかなか難しいと感じました。
 チャレンジ精神大事だと思います。

9.ソノーレ・ウィンドアンサンブル 銅
 自由曲のショスタコでも少しおとなしい目の曲で、
 新鮮に聴くことができました。
 丁寧な技術のある演奏だったと思います。

10.川越奏和奏友会吹奏楽団 金
 自由曲はさわやかさも感じられる曲で、
 阿部勇一氏の曲のテイストも変わりつつあるのかなあ、と感じました。
 ここは金賞でしょう、と思える演奏。さすがです。

11.西区市民吹奏楽団 銀
 私がお休みの間に出てきた団体です。女性が比較的多い団体なのが印象的でした。
 私の友人の間では評価が高かった演奏でした。

12.創価学会関西吹奏楽団 金
 トロンボーンは全員ソロができるのではないかと思えるぐらいの技量の高さを感じました。
 自由曲を選んだ理由もそこでしょうか。
 さすがの金賞です。

13.横浜ブラスオルケスター 金
 ディオニソスの祭りは特殊な楽器を使うのかな、
 と思ったら通常編成での演奏でしたね。
 しっかりした演奏だったと思います。

ということで後半につづく。

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2017/02/13

東京佼成ウインドオーケストラの課題曲コンサートで聴きたい曲アンケート実施中!

こんばんは。

タイトルのお話です。
まさしく今、東京佼成ウインドオーケストラの課題曲コンサートが開催されているのですが、
早くも来年の課題曲コンサートで聴きたい曲のアンケートが実施されています。
詳細はこちら。
http://www.tkwo.jp/information/news/kadaikyoku2017-enq.html

自由記入欄で課題曲以外の曲もリクエストできますので、
聴きたい曲がある人はぜひ、リクエストしてみてはいかがでしょうか。
私もリクエストしたいと思います。

ということで、ご紹介でした。

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2016/12/12

メディアで見る吹奏楽

こんばんは。

僕に「○○」の話させたら長くなりますよ Advent Calendar 2016

の12日目です。ちなみに今日は私が自動車免許を取った日です。って関係ないですね。

ということで、このブログは吹奏楽ブログなので、
吹奏楽のお話を中心に書いていきたいと思います。

吹奏楽自体は部活でもメジャーなほうですので、
今更説明も必要ないかと思いますが、
念のためおさらいしておきましょう。

吹奏楽(すいそうがく)は、もっとも広義には、管楽器を主体として演奏される音楽の総称。一般には、ヨーロッパの軍楽隊およびアメリカのスクールバンドの編成、すなわち西洋の木管楽器・金管楽器を主体とし、打楽器やその他を加えた十数人から100人程度の編成で演奏される音楽を指す。軍隊や国民の士気を鼓舞するためのものなどの実用音楽として発達したが、今では、音楽ホールにおける演奏会や、マーチングバンドなどの活動が中心となっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B9%E5%A5%8F%E6%A5%BD

とのことです。

難しいことは抜きに、まずはわかりやすいところから紹介していきましょう。
「響け!ユーフォニアム」
現在アニメ2期が放送中です。
詳細は公式サイトをご参照のこと。
http://anime-eupho.com/
1期は麗奈の持ち上げられた方がいたたまれなくて
(大学で壁にぶつかるだろうなって子が持ち上げられてるのが見てるのがつらくて・・・
 2期はその分見やすくなりました)
あまり見ていませんでしたが、2期7話の
「えきびるコンサート」から見るようになりました。

演奏曲が宝島というのと駅ビルコンサートというのが非常に思い出深くて。
結構な頻度で駅ビルでコンサートやってますので、
興味のある方はぜひ行ってみてくださいませね。

さてさて、「響け!ユーフォニアム」では毎回実在のものとは関係ないよー、
というテロップが出ますが、
同姓同名のトロンボーンの方がいらっしゃる団体に配慮してなのかなー、
と思ってます。
こちらの団体ですね。
大津シンフォニックバンド
http://osb.jp/

12/18(日)の演奏会のチケットあります。
現在、完売で当日券も出ないそうなので、
興味のある方はご連絡くださいませ。

さて、次は私の好きなドラクエから。
今年は30周年ということで非常に演奏会が多くなっています。
多くはオーケストラ編成のものですが、
吹奏楽編成のものも増えてきましたのでご紹介します。

「ドラゴンクエスト」ウインドオーケストラコンサート
3月 11日 (土) 15:00 板橋区立文化会館 大ホール
http://www.kyodotokyo.com/dragonquest-wind-itabashi
私も行きます。曲目は吹奏楽による『ドラゴンクエストⅣ, Ⅴ, Ⅵ』。

3月 12日 (日) 15:00 茨城県立県民文化センター 大ホール
http://www.kyodotokyo.com/dragonquest-wind-ibaraki
曲目は吹奏楽による『ドラゴンクエストⅠ, Ⅱ, Ⅲ』

4月 22日 (土) 15:00 川口総合文化センター リリア メインホール
http://www.kyodotokyo.com/dragonquest-wind-kawaguchi
曲目は吹奏楽による『ドラゴンクエストⅠ, Ⅱ, Ⅲ』

3月 11日 (土) 、および 4月 22日 (土) で指揮される
大井剛史さんはかなりよい指揮者さんなので、演奏も楽しみです。
吹奏楽編成も関西に来てほしいな。

ちなみに、ドラゴンクエストコンサートでおなじみの
大井剛史さん&東京佼成ウインドオーケストラの組み合わせで、
「題名のない音楽会」の公開録画の観覧を現在募集中です。
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei_2015/contents/Viewing/
公開録画面白いですよ。ぜひぜひ!

ということで、「ドラゴンクエスト」の吹奏楽編成の演奏をどうぞ。いい音です。

さて、自衛隊音楽隊の演奏を紹介しましたので、
これに関連して演奏会のご案内もしたいと思います。

自衛隊の演奏会は無料で聴けるものも多く、
かつ演奏クオリティも高くお得感も満載です。

現在、ご招待応募期間中の演奏会をいくつかご紹介したいと思います。
陸上自衛隊中央音楽隊 第150回記念定期演奏会
http://www.mod.go.jp/gsdf/central/concert_150_annnai.html
ニコニコ超パーティーなどでも人気の陸上自衛隊中央音楽隊の演奏会です。

陸上自衛隊中部方面音楽隊「Special Concert 2017 at the Symphony Hall」
http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/main/07_annai/002_symphony_index.html
歌姫 鶫真衣さんの歌が聴けそうです。

海上自衛隊呉音楽隊第47回定期演奏会
http://www.mod.go.jp/msdf/kure/index.html
(ページ下部をご参照ください)
現在注目を浴びている映画「この世界の片隅に」の舞台、
呉にある音楽隊の演奏会です。
呉音の演奏いいですよ。私、今年行きました。

さて、最後は意外な?つながりで締めたいと思います。
大人気のTV番組「鉄腕DASH」の「DASH島」のテーマ曲は
なんと吹奏楽のために書かれた曲なんですよ。
当ブログは日曜日にアクセス数が増加する傾向にあるのですが、
それはひとえにこの曲のページを検索で来られる方が後を絶たないからです。

こんないい演奏の動画あったんですね。
海上自衛隊東京音楽隊といえば、
元祖自衛隊の歌姫、三宅由佳莉さんが在籍されているところです。

いろいろ語りたいこともあるのですが、
ひとまずは「これから聴ける演奏会」を中心にご紹介してみました。
興味のあるところから、吹奏楽の楽しさをぜひ体験していただきたいと思います。

という、お話でした。

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2016/04/29

大阪音楽大学吹奏楽フェスティバル2016のごあんない

こんにちは。

タイトルのおはなしです。
毎年恒例の?、大阪音楽大学吹奏楽フェスティバルのごあんないです。
私は初回に行ったことがあるのですが、
回を重ねるごとにプログラムの組み方もこなれていってる感があって
面白いなあと思います。

詳細はこちらをご覧ください。
https://www.daion.ac.jp/intro/suisougaku_fes.html

今年は、課題曲1の曲の評価が気になって仕方ないので(笑)、
課題曲1をメインに聴きに行こうかと思っています。
今年はマーチ以外の曲の評価が高いようですが、
演奏される機会はマーチのほうが多いようですので。
久しぶりにスコアも参考演奏も買いましたし。

気になる方はぜひどうぞ。
ということで、ご紹介でした。

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2015/11/22

第63回全日本吹奏楽コンクール【職場・一般の部:後半】感想

こんばんは。
後半も書いていきます。

1.ユース・ウィンド・オーケストラ(銀賞)
 指揮者の衣装ウケる~ ロックな感じですね。
 システマティックでかつ情熱的で面白い演奏でした。

2.ソノーレ・ウィンド・アンサンブル(銀賞)
 抑制の効いた演奏。奇をてらわない感じでした。

3.ウィンドアンサンブル ドゥ・ノール(銅賞)
 面白い曲を選んでいるので、もっと表現豊かにしても差支えないと思いました。

4.秋田吹奏楽団(銀賞)
 端正な大人の演奏。よくまとまっていると感じました。

5.藤原大征とゆかいな音楽仲間たち(銀賞)
 ノリの良い感じ。曲の魅力を表現しているように思いました。

6.浜松交響吹奏楽団(銀賞)
 楽しくてうきうきする課題曲と、
 天野氏のモダンさがいかんなく発揮された自由曲の対比が良かったです。

7.東京隆生吹奏楽団(金賞)
 良く鳴っていてよく整理がされている演奏でした。

8.春日市民吹奏楽団(銅賞)
 優しくて包容力のある演奏だと思いました。
 この表現を大事にしてほしいと思います。

9.横浜ブラスオルケスター(金賞)
 細部まで手の行き届いた演奏でした。

10.創価学会関西吹奏楽団(金賞)
 響きが豊かで綺麗でよくまとまっている印象です。

11.川越奏和奏友会吹奏楽団(金賞)
 地に足のついた着実な演奏だったと思います。

12.NTT西日本中国吹奏楽クラブ(銀賞)
 課題曲は個性的な解釈で面白かった。
 自由曲は意外と曲と演奏団体が相性が良くて驚きました。

13.飯塚吹奏楽団(銅賞)
 誠実で展開が面白い演奏でした。

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第63回全日本吹奏楽コンクール【職場・一般の部:前半】感想

こんばんは。

大変遅くなりましたが、全国大会職場・一般の部の感想を書きます。
参考になれば幸いです。

1.大津シンフォニックバンド(銀賞)
 集中力の高い演奏で、表現のメリハリがあってよかったと思います。
 みなさんリラックスされた感じでよかったと思います。
 森島先生指揮者表彰おめでとうございます。このために北海道行きました。

2.光ウィンドオーケストラ(銀賞)
 個人の技量が高く、音質がクリアで良いと思います。
 もう少し団体の個性が見えるとよいなと思いました。

3.宝塚市吹奏楽団(銀賞)
 流れが美しく、わくわくするような演奏でした。

4.川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団(銀賞)
 反応ががよく、キレのある音楽。
 クリアな音質に合っていると思います。

5.百萬石ウィンドオーケストラ(銅賞)
 大きくない編成で、鳴らし方をよく知っている演奏でした。
 自由曲がタイトルに反して重くなく、ポップなところもあって面白かったです。
 伊藤康英さんにはもっと吹奏楽を書いてほしいです。

6.鏡野吹奏楽団(銅賞)
 元気の良い演奏でした。この元気さを大事にしてほしいです。
 ティンパニのお兄さんがすごく好みですww

7.白子ウィンドシンフォニカ(銅賞)
 誠実な音のつくりの、基盤の安定した音楽だったと思います。

8.倉敷市民吹奏楽団グリーンハーモニー(銀賞)
 推進力があって、目指すところが定まっている感じ。
 きらきらしてよい音ですね。

9.上磯吹奏楽団(銅賞)
 個人やパートの課題をきっちりこなす、
 楽譜の姿が見えやすい演奏だったと思います。

10.大曲吹奏楽団(金賞)
 表現力がすばらしい。高揚感が特に良い。
 自由曲のホルンソロと全員の一体感がすごく良かったです。
 個人的には一番好きです。

11.創価グロリア吹奏楽団(金賞)
 ダイナミックな演奏でした。よく練習されていると思います。
 
12.名取交響吹奏楽団(金賞)
 芯のある演奏でした。名取の攻めてる選曲好きです。
 チケットの件ありがとうございました。

13.ブリヂストン吹奏楽団久留米(金賞)
 躍動感のある演奏でした。力強いですね。


 
 

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2015/10/10

朝日作曲賞受賞曲の金賞受賞率(2008~2014)

122

こんばんは。

もう10月ですね。
特に今週は仕事でものすごく大きな動きがあった上、
ひたすら残業だったのでへとへとでした。
息抜きにちょっと考えてみたので書いてみたいと思います。

ということでタイトルのおはなしです。
もうすぐ全国大会ですね。
今年は特にチケット入手が難しくなっているようで、
どの部門も手に入らないという声をききます。
私もお世話になっている方のご家族分を探しております。
もし職場・一般の部のお譲り先を探している方がおられましたら、
ご一報いただけますと幸いです。
よろしくお願いします。

話を戻しまして、まずはデータを見ていただきましょう。
2008年から課題曲の採用形式が現行形式になったためです。
タイトル横の数字は 金賞受賞団体数/全国大会演奏団体数 です。

2008年 「ブライアンの休日」(内藤淳一)【マーチ】 :6/20
2009年「16世紀のシャンソンによる変奏曲」 (諏訪雅彦)【オリジナル】 :1/6
2010年「迷走するサラバンド」(広瀬正憲)【オリジナル】:6/20
2011年「マーチ「ライヴリー アヴェニュー」 」(堀田庸元)【マーチ】:4/24
2012年「さくらのうた」 (福田洋介)【オリジナル】:1/7
2013年「勇者のマズルカ」 (三澤慶)【オリジナル】:1/5
2014年「最果ての城のゼビア」 (中西英介)【オリジナル】:1/7

金賞率が高いのが「ブライアンの休日」「迷走するサラバンド」、
金賞率が低いのが「さくらのうた」 「最果ての城のゼビア」になります。
ちなみに今年は全国大会で「天空の旅 -吹奏楽のための譚詩-」を演奏する団体は1団体ですので、
金賞率でいうと100%か0%しかないというすごい状況です。
金賞受賞が危ぶまれた曲はこれまでもありましたが、
1団体しか演奏団体がないというのはかなりの状況ではないでしょうか。

課題曲は基本的にマーチが演奏されやすいため、
「迷走するサラバンド」の演奏数と金賞数は目を見張るものがあります。
2010年課題曲は全曲で金賞受賞団体がうまくばらけたので、
結構バランスがよかったのではないかな、と思います。

朝日作曲賞は「課題曲として演奏しやすい」曲が必ずしも選ばれるわけではないのですが、
ここ3年連続して1団体しか金賞を受賞していない、
というのは少し考えるべきではないかなと思うのです。
しかもそのすべてが中学校の団体。
「さくらのうた」「最果ての城のゼビア」が日進市立日進中学校。
「勇者のマズルカ」が北斗市立上磯中学校。
ちなみに今年の「天空の旅 -吹奏楽のための譚詩-」も名古屋市立神丘中学校のみが演奏します。
愛知の団体なかなかチャレンジャーで面白いです。
ちなみに日進中の全国大会の出場記録見てると面白い。
全国大会に出たときは全部オリジナル曲の課題曲選んでるんですね。

朝日作曲賞受賞曲は、課題曲においてその年を代表する曲といっても過言ではないですから、
たくさんの団体に演奏されてほしい、という思いがあります。
ですので、近年の状況はちょっとさびしいかなとも思います。
来年の朝日作曲賞受賞曲はマーチですから、
このような状況にはならないかなとも思いますが、
今後のことを考えると、広く演奏されるようなすぐれた曲を、
連盟側も演奏団体側も選ぶ意識を持つ、
ということが必要になってくるのではないかなあ、と思いました。

という、おはなしでした。

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2015/08/23

第65回関西吹奏楽コンクール職場・一般の部【感想】

こんばんは。

皆様お疲れ様でした。
感想を書いていきます。

1.龍谷シンフォニックバンド(金賞)
 課題曲5/レッド・ライン・タンゴ(J.マッキー)
 納得の金賞。龍谷大の鳴らし方になってます。
 今の指揮者さんがかなりいい感じで今後が楽しみです。
 自由曲は現場監督さま指揮でも聴いてみたいです。今度やらないかしら。

2.三木ウインドフィルハーモニー(銀賞)
 課題曲2/アッフェローチェ(高昌帥)
 課題曲は堅実な演奏、自由曲は優しい音が曲とあっていました。
 大人の演奏ができる団体だと思います。

3.大津吹奏楽団(銀賞)
 課題曲4/虹は碧き山々へ(真島俊夫)
 独特の丸い音が印象的でした。
 真島氏の曲の構成の良さが再確認できる演奏でした。

4.セントシンディアンサンブル(銀賞)
 課題曲3/「イーストコーストの風景」より キャッツキルズ、ニューヨーク(N.ヘス)
 勢いのある演奏でした。
 自由曲の三楽章「ニューヨーク」がやりたい方向性にあっていると思うので、
 その路線をつきつめていくとよいと思います。

5.尼崎市吹奏楽団(金賞)
 課題曲2/リシルド序曲(G.パレス)
 毎回方向性が新鮮な選曲、そして素敵なスネアドラム。
 今回代表予想してましたが残念。
 課題曲は、春の道を歩いているような演奏。
 自由曲はこういう演奏が全国大会で聴けたらいいな、と思う演奏でした。
 最近の流行とちょっと異なってて面白かったです。

6.箕面市青少年吹奏楽団(金賞)
 課題曲2/バレエ音楽「青銅の騎士」より(R.グリエール/仲田守)
 すっきりした演奏で聴きやすかったです。
 テンポキープが効いている演奏でした。

7.まちかね山吹奏楽団(銀賞)
 課題曲5/ウインドオーケストラのためのマインドスケープ(高昌帥)
 ファゴットが上手。課題曲と自由曲の選曲の理由がわかりました。
 若々しい印象をうける演奏でした。

8.Rits Wind Orchestra(銅賞)
 課題曲4/ハリソンの夢(P.グレイアム)
 男らしい、応援団のような演奏でした。
 打楽器と低音のリズム隊が上手なので、自由曲はこの曲になったのでしょうか。
 曲とあっていてよかったと思います。

9.M's Sound Factory(銅賞)
 課題曲2/三つの交響的素描「海」より 風と海との対話(C.ドビュッシー/藤田玄播)
 全国大会に行かれたので、音の雰囲気がいい方向に変わりました。
 演奏は後半になって芯が出てきた印象でした。

10.創価学会関西吹奏楽団(金賞・代表)
 課題曲2/吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」より(高昌帥)
 代表おめでとうございます。演奏を聴いて代表当確と思いました。
 課題曲のオブリガードがここまで聴こえる演奏は初めてでした。
 音が光のように輝いていました。ちょっと最後泣いてしまうぐらいにいい演奏でした。

11.宝塚市吹奏楽団(金賞・代表)
 課題曲4/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番二短調より シャコンヌ(J.S.バッハ/森田 一浩)
 落ち着いたいい演奏でした。課題曲の裏メロ?カウンター?も良く聴こえてました。
 細かい音の処理の仕方がよかったです。

12.大住シンフォニックバンド(銀賞)
 課題曲4/ミシシッピ組曲より 第1・4楽章(F.グローフェ/山口哲人)
 自由曲のようなライトなクラシックいいですね。
 全体で演奏している感が伝わってきてよかったです。
 ピッコロの音がきれいでした。
 藤色のジャケットが素敵。

13.甲東ヌーヴェルヴァーグ・ウインドオーケストラ(銀賞)
 課題曲4/ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ(天野正道)
 気になる団体名に気になる曲名。個人的にツボです。
 なにげに課題曲・自由曲ともおフランスな感じですね。
 フランス風の雰囲気が出ていてよかったです。
 各ソロよかったです。

14.大津シンフォニックバンド(金賞・代表)
 課題曲2/復興(保科洋)
 代表おめでとうございます。私の念願でもあった森島先生15回表彰ですね。
 楽しみです。
 課題曲はゆっくり目のテンポ設定が多い中、軽快な演奏でよかったです。
 幼稚園の遠足みたいな感じでとても楽しかったです。
 全般的にのびのびとした演奏で、解放感にあふれた演奏でした。

15.ショークアンサンブル(銅賞)
 課題曲3/ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲(Z.コダーイ/森田一浩)
 人数がそう多くはないのですが、とても良く鳴っていました。
 音色が明るくてよいと思います。

16.プレジール・ウィンド・アンサンブル(銅賞)
 課題曲1/復興(保科洋)
 今回唯一の課題曲1。聴けてよかったです。
 自由曲は果敢に攻めるタイプの演奏でよかったです

17.六甲ヴェルデ吹奏楽団(金賞)
 5/紺碧の波濤(長生淳)
 よく鳴る団体と思います。
 長生作品は上品に聴こえるところがよかったです。

ということで、感想でした。

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