砺波チューリップフェアより
おはようございます。
タイトルのお話です。
吹連が選ぶものといえばコンクールだったり課題曲だったりするわけですが、
今回は課題曲について考えてみましょう。
最近では堀田庸元氏(マーチで朝日作曲賞をとれる方は力のある方だと思います)や、
佐藤博昭氏が課題曲採用されている中でも力のある方だなあ、と
個人的に思っています。
ただ、課題曲を選ぶ基準にも、それなりに制約があるのかな、
という印象を受けることもあります。
何かを選ぶにもそれなりに基準や不文律がありますので、
それが良くないことだとは思っていません。
やはり、その基準に達した曲が選ばれるのだろう、
と個人的には思っています。
昨日眼科で見た「アニー」のオーディションでも、
同じような印象を受けました。
話を戻して、どちらかというと、
「楽しい吹奏楽」シリーズのほうが、
吹連の選ぶ力が存分に発揮されているように思います。
「楽しい吹奏楽」シリーズは現在はIIIまで出版されています。
おさらいもかねて曲を見ていきましょう。
【楽しい吹奏楽I】
http://www.ajba.or.jp/tanoshii.htm
(1) ディスコ・キッド2011 (東海林 修)
(2) カーニバルのマーチ2011 (杉本幸一)
(3) 東北地方の民謡によるコラージュ2011(櫛田月失之扶)
(4) ア・ソング・オブ・ホープ (後藤 洋)
【楽しい吹奏楽II】
http://www.ajba.or.jp/tanoshii2.htm
(1) 行進曲「マリーン・シティ」2012(野村正憲)
(2) マーチ・エイプリル・メイ 2012 (矢部政男)
(3) 祈りと誇り、そして明日へと受け継がれてゆくもの (内藤淳一)
(4) 紺き空へ、碧き海へ (真島俊夫)
【楽しい吹奏楽III】
http://www.ajba.or.jp/tanoshii3.htm
(1) 風のソネット(福島弘和)
(2) メモリーズ (高橋伸哉)
(3) 吹奏楽のためのソナチネ(高 昌帥)
はい、安心と信頼のラインアップです。
作曲者は全員、課題曲の採用経験がある方ばかりです。
個人的にはマーチがすべて「風の会」の方の曲、
というのがきゅんきゅんくるところです。
どういう方を選ぶかはやはりセンスによるところだと思いますが、
「楽しい吹奏楽」シリーズは実績と実力重視で選んでいると思います。
「楽しい吹奏楽III」で委嘱作品オンリーという新機軸を打ち出されました。
今度、どのような展開があるのか楽しみです。
ちなみに、「楽しい吹奏楽III」では「風のソネット」が期待に応えた曲調で、
使いやすいと思います。
吹連も丸谷明夫先生が理事長に就任されました。
課題曲もきっと変わっていくのだろうなあ、とわくわくしています(^-^)
という、おはなしでした。
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