カテゴリー「音楽」の1000件の記事

2018/12/29

大津シンフォニックバンド第75回定期演奏会【感想】

こんばんは。
タイトルのおはなしです。

今回もさっくすおやぢさまにチケットのお世話をいただきました。
毎回ありがとうございます。
今回、当初から変更がありお手数をおかけしました。
そして同行いただいたのはしげをちゃんです。
ありがとうございます。

今回は演奏会の前に父の墓参りに行きまして、
初めてびわ湖ホールまで車で行きました。
お墓に行ったら偶然母に会ったので、
一緒にお昼しました。
お墓のある場所は、車か送迎バスじゃないとなかなか行けないところなので、
母を駅まで送れてよかったです。

待機列でしげをちゃんと無事に会うことができ入場しました。
入場後のロビーにあったトロフィーと賞状。


平成元年と平成30年のものです。歴史を感じますね。

冬の演奏会は比較的カジュアルな感じの曲目が多く、
第1部の吹奏楽オリジナル曲はしっとり目、
アレンジ曲のアニメ映画劇伴は大人向けの感じで
なかなかに私好みでした。
スパークの冬物語は一度生で聴きたかった曲なので良かったです。
Mr.インクレディブルは今年続編が公開されましたね。
紅の豚も確かテレビで放送があったのではと思います。

今回、本格的に演奏活動を再開させて改めて思ったことが
「流れがよどみなく演奏されるということはすごいこと」だということです。
技術力とまとまりがあってこそなしえることで、
それが自然にできるというのはどれだけすごいことかということを改めて思い知らされたように思います。
毎回プログラムに挟まれている「かわら版」の中のお言葉、
「演奏は、奏者の演奏能力と協調性にかかっている」
はまさしくそのとおりだなと思いました。
思えば、12月は音楽に関していろいろ考えさせられる言葉を
目にしたり耳にしたりした月でした。
広上淳一氏の「作曲とは自己否定である」も衝撃でした。

第2部は毎年冬の恒例、今年のコンクール再現演奏です。
指揮者の森島先生の楽しいトークの後、
(前回の会でトークをしなかったところ、
 アンケートでトークをしてほしいとの要望があったとのこと)
コンクールメンバーによる実際の演奏がありました。
ちなみにトークの内容は自由曲の「ドデカフォニック・ファンファーレ」にちなんで
十二音技法についてのお話。
譜例と演奏を参考に仕組みを読み解いていく感じですね。
譜例といえば、昨年一緒に演奏会に同行いただいた友人が
譜例を参考に曲を聴いていたので、
私も真似して聴いてみました。楽しかったです。

演奏はさすがの緊張感でした。
その後、岩井直溥氏のアレンジによるポップス調のラヴェルの「ボレロ」
そしてコンクールでもおなじみの「カヴァレリア・ルスティカーナ」でした。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」で悪いのって決闘する二人と婚約するローラじゃね、
など心の中で突っ込みつつ、
迫力のある演奏を楽しみました。

アンコールはこちら。


OSBでシェルドンの曲は珍しいなあと思いつつ、
ジャズアレンジのジングルベル、
そして毎回アレンジが楽しみの威風堂々で締めでした。

毎回楽しい演奏会、ありがとうございます。
今回、久しぶりにしげをちゃんと一緒に聴いて
変わったのはほぼサッカーの話題ばかりしていたことでした。
しげをちゃん相当松本山雅さんにはまってますね。

私はさっくすおやぢさまのご親戚が三重のクラブの監督になるそうなので、
また遠征先が増えそうです。

ということで、感想でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/10/31

第66回全日本吹奏楽コンクール 職場・一般の部 後半【感想】

こんばんは。
後半です。

プログラムと物販戦利品はこちら。ここ数年は物販も力入ってますね。


1.春日市民吹奏楽団 銀
 自由曲のアナウンスが素晴らしい。それはさておき、
 天野正道氏の作品は聴き映えがしていいですね。

2.藤原大征とゆかいな音楽仲間たち 銅
 職場・一般の部唯一の課題曲1。新鮮な感じで聴けて良かったです。
 自由曲は視覚的にも面白い曲ですね。
 樽屋氏は作曲もこなれてきてさらにたくさん演奏されるのだろうなあ、
 と思いました。

3.NTT西日本中国吹奏楽クラブ 銀
 大人な雰囲気がよかったです。自由曲のはじまりはそこから、とびっくりしましたが
 最後はゴージャスな雰囲気でよかったと思います。

4.ヤマハ吹奏楽団 金
 さすがの職人集団というべきか、納得の金賞です。
 長生淳氏との相性は抜群ですね。
 盤石といったところです。

5.名取交響吹奏楽団 金
 自由曲はレクイエムとタイトルにありますので、
 すごくしっとりした曲かと思いきや結構派手な曲でした。
 ブリュッセル行ったことありますがとても良いところです。
 それはさておき、アッペルモントもなかなかよいなあと再認識した次第です。

6.百萬石ウィンドオーケストラ 銀
 結果は銀賞ですが、昨年の金賞の経験が生きた、
 一皮むけた演奏の印象を受けました。
 すごくよくなったと思います。
 この感じで今後もよろしくお願いいたします。

7.相模原市民吹奏楽団 金
 わりと聴きやすい系長生淳氏の作品と相性がよい印象です。
 全国初出場のときの「相授譚」を思い出しました。
 曲と演奏がうまくかみ合った感じがしました。

8.宝塚市吹奏楽団 銀
 今年はバッハが復権しているのでしょうか?
 派手で技巧派な曲が多い中、ごまかしの聴かない曲を演奏するには
 かなりの勇気を必要とすると思います。
 そのチャレンジ精神を買いたいです。好き。

9.川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団 金
 盤石の金賞。
 今年かなりの人気となっている高昌帥氏のいろんなタイプの作品が聴けるのがいいですね。
 技巧にすぐれた演奏だったと思います。

10.創価グロリア吹奏楽団 金
男らしさ満載のローマの祭り。
 安心して聴ける演奏だったと思います。
 納得の金賞ですね。

11.北見吹奏楽団 銅
 コンクールの定番曲を聴くと安心しますね。
 バリバリ系の中でほっとする演奏でした。

12.泉シンフォニックウィンドオーケストラ 銅
 銅賞ですがけっして引けを取らない演奏だったと思います。
 多く演奏されている作曲家の曲だとどうしても比較されてしまいますね。
 自信を持っていただければと思います。

13.大津シンフォニックバンド 金
 これを聴きに私は来ましたので。無事に金賞が取れてよかったです。
 トランペットソロも素晴らしいのですが、
 やはり名物トランぺッターの方で聴きたかったなあと思います。。。
 定演で聴けるといいですね。

という感じでした。
全体的に、3年前と比較すると各団体の差は縮まっており、
底上げされているように感じました。
全体的にレベルが上がっているものと思われます。
どうしても賞分けがされてしまうものですが、
結果にこだわらず、それぞれの団体の良さを伸ばしていくと
個性が楽しめて私はうれしいなと思いました。

あと、今年は全国大会で中橋愛生氏の作品の演奏がなかったのですね。
今見たら鈴木英史氏の作品もありません。。。
着実に選曲傾向は変わりつつあるのかな、
と思ったコンクールでした。

ということで、感想でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第66回全日本吹奏楽コンクール 職場・一般の部 前半 【感想】

こんばんは。ご無沙汰しています。
3年ぶりの全国大会感想です。

今回はヨッシーさん、しげをちゃん、猫娘さんにお世話になりました。
ありがとうございます。
すごく良い席で見られてよかったです。

当日はこんな感じでした。




では感想にいきましょう。

1.大曲吹奏楽団 銀
華やかなイメージのある団体なのですが、今回聴いてみると
 繊細さがきちんとできている団体であると再認識しました。
 トップバッターは音が飛ばずに苦労しますね。
 順番によっては金賞が狙えた演奏だったと思います。

2.ブリヂストン吹奏楽団久留米 金
 指揮者が変わってすごく派手で華やかな音になりましたね。
 前任の小野先生のころとだいぶ印象が変わりました。
 男性オンリーのパワフルな演奏でした。納得の金賞です。

3.東京隆生吹奏楽団 金
 教科書に沿った演奏という印象。
 個人的な好みとは外れるのですが
 (ごめんなさい、私は個性の強い演奏が好きなんです)
 金賞を取る参考になる演奏だと思います。

4.白子ウインドシンフォニカ 銀
 浜響を抑えての全国大会出場、
 2年連続ですので実力での全国大会出場でしょう。
 選曲も天野正道氏の曲で、演奏もあっていてよかったと思います。

5.光ウィンドオーケストラ 銀
 6年連続の出場なのですね。
 自由曲は樽屋雅徳氏の曲で興味深く聴きました。
 比較的新しい曲で氏の作曲技量が上がってて、
 経験を積み重ねることって大事なことだなあと思いました。

6.高松市民吹奏楽団 銅
 結果は銅賞でしたが、他の団体とも引けをとらない演奏だったと思います。
 久しぶりに全国大会を聴いたら、以前ほど団体の差も大きくなく、
 底上げされているように思いました。
 演奏の路線もよいと思いますので、今の感じで続けていただけると嬉しいなと思います。

7.札幌ブラスバンド 銅
 3年前にはなかった新機軸の作曲家さん、
 興味があったので聴けて良かったです。
 パワフルな演奏がとても印象的でした。

8.倉敷市民吹奏楽団グリーンハーモニー 銅
 



 ファジバスいいなあ(J2サポ的感想)
 ・・・それはさておき、ウォルトンいいよね、イギリス音楽いいよね
 と再認識する演奏でした。
 課題曲3のあの三拍子の雰囲気を出すのはなかなか難しいと感じました。
 チャレンジ精神大事だと思います。

9.ソノーレ・ウィンドアンサンブル 銅
 自由曲のショスタコでも少しおとなしい目の曲で、
 新鮮に聴くことができました。
 丁寧な技術のある演奏だったと思います。

10.川越奏和奏友会吹奏楽団 金
 自由曲はさわやかさも感じられる曲で、
 阿部勇一氏の曲のテイストも変わりつつあるのかなあ、と感じました。
 ここは金賞でしょう、と思える演奏。さすがです。

11.西区市民吹奏楽団 銀
 私がお休みの間に出てきた団体です。女性が比較的多い団体なのが印象的でした。
 私の友人の間では評価が高かった演奏でした。

12.創価学会関西吹奏楽団 金
 トロンボーンは全員ソロができるのではないかと思えるぐらいの技量の高さを感じました。
 自由曲を選んだ理由もそこでしょうか。
 さすがの金賞です。

13.横浜ブラスオルケスター 金
 ディオニソスの祭りは特殊な楽器を使うのかな、
 と思ったら通常編成での演奏でしたね。
 しっかりした演奏だったと思います。

ということで後半につづく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/10/18

大津シンフォニックバンド第75回定期演奏会 のごあんない

こんばんは。

先日、とあるジャンルのトップブロガーさんとお話いただく機会をいただきまして、
いろいろ刺激を受けました。
少しずつブログも書いていけるといいなあと思います。

ということでタイトルのお話でございます。
大津シンフォニックバンドの定期演奏会のご案内です。
詳細はこちら。
http://osb.jp/concert/

今回、冬っぽくて親しみやすくてよい曲が多いので、
いいなあと思います。
語彙力がなくてごめんなさい。
来年プロオケ(名古屋フィル)の吹奏楽編成演奏会でも聴ける
「ドデカフォニック・ファンファーレ」も注目ですよ~

気になる方はぜひ来てみてくださいませ。
ということで、ご紹介でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/05/26

大津シンフォニックバンド第74回定期演奏会【感想】

こんばんは。
タイトルのおはなしです。

今回もさっくすおやぢさまにご案内いただきました。
久々に指定席を取ったのゆっくり行けました。
が、スマホ忘れて結構大変なことに。
演奏会の後で「リズと青い鳥」を観る予定だったのですが、
チケットの発行ができなかったので一度家に帰ることになりました。
時間は余裕があったので十分間に合いましたが。

と、話を戻しまして
今回の目玉はあれですね、委嘱作品ですね。
課題曲の演奏もあったのですが時間がかなりつめつめで、
解説などはなく基本的に演奏のみでした。
会場には委嘱作品を作曲された酒井格氏、
今回のプログラムの一つ「シネマ・シメリック」の作曲者、天野正道氏、
そしてお近くにお住まいの阿部勇一氏がいらっしゃいました。

委嘱作品は「ドデカフォニック・ファンファーレ」で、
氏本来の作風とは若干異なるシリアスな曲でした。
前回の委嘱作「響瀬の鹿」もシリアスな曲でしたので、
そろそろいつもの優しい感じの委嘱作も聴きたいところです。
ぜひお願いいたします。
もうう1曲演奏された「静かの海」は、いつものイメージの作品でしたね。
「月」といえば、「月明りと渦潮」も思い出します。
最近J2脳なので渦潮といえば徳島ヴォルティスを思い出します。
昨年の夏のボコボコにやられた思い出・・・
ついでに言うとすぐ近くで吹奏楽コンクールの四国大会もやってた思い出・・・
懐かしいです。

話がそれました。
「シネマ・シメリック」は架空の映画の音楽をイメージした作品だそうで、
私の中での吹奏楽要素多めの映画といえばガルパン劇場版
(正式タイトルを書くと「ガールズ&パンツァー 劇場版」になります)
なので、そんな感じで聴いていました。
最後はハッピーエンドですし。曲のイメージからすると。

学生さんにとっては気になる今年の課題曲も、
II・III・IVが演奏されました。
需要と供給を満たしたよい選曲だと思います。
OSBのような実力のあるバンドが演奏すると、
曲の実力もより浮彫になります。
さすがの一言ですね。

ネリベルのアンティフォナーレのサラウンド感など、
トップレベルのバンドだからこそ聴ける音が心地よかったです。
私事ながら、最近楽器の演奏を再開したのですが、
音の鳴らし方など本当にすごいなあと思いました。
私はまだまだです。

アンコールはヴァルドレスといつもの威風堂々第一番。
スネアのロールをいったん止めての入りが面白かったです。

追伸:今回の差し入れは甲府のお土産でした。
    なぜかというとさっくすおやぢさまのご親戚が甲府のチームの監督になられたからです。
    今回は急遽行ったので、甲府ももう一度ゆっくり行きたいです。

ということで、感想でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/03/09

大津シンフォニックバンド第74回定期演奏会 のごあんない

こんばんは。

タイトルのおはなしです。
毎年二回のおたのしみ、
大津シンフォニックバンド第74回定期演奏会 のごあんないです。

詳細はこちら。
http://osb.jp/concert/

酒井格氏の委嘱作品、どんな感じなんでしょうね。
かわいい感じだといいなあと思います。
天野正道氏の「シネマ・シメリック」も楽しみです。

もう直前に迫っていますが、
次の日曜の21世紀の吹奏楽 第21回“響宴”にも出演されます。
関東圏(のみならず全国の方も!)の方はぜひどうぞ。
http://osb.jp/2018/02/972/

ということで、ごあんないでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

吹奏楽の専攻ができるということ

こんばんは。

東京音楽大学で2019年度より
吹奏楽アカデミー専攻ができるそうです。

詳細はこちら。(PDFです)
http://www.tokyo-ondai.ac.jp/pdf/new_specialty/2018_wind_music.pdf
http://www.tokyo-ondai.ac.jp/pdf/new_specialty/ondai_chirashi_gazousasikae_0306.pdf

吹奏楽を体系的に学ぶ専攻ということで、
吹奏楽もここまで来たんだなあと感慨深く思いました。
教員の人選も非常に良いと思います。
視野の広い方が多くいらっしゃっていいですね。

単純に演奏のみを学ぶのではなく、
作曲や指導法も学べるということで、
将来、吹奏楽の指導をしたい、
吹奏楽にかかわる仕事がしたい、という方には非常に良いのではないかと思います。
私ももう少し若ければ・・・とも思いますが、
吹奏楽がここまでくるプロセスを多少なりとも関わりながら生きてきましたので、
それも楽しいなあと思います。

このブログができたのは2004年で、
そのころは「笑ってこらえて」の吹奏楽の旅が注目を浴び始めたころ、
そして、「題名のない音楽会」で吹奏楽特集が組まれて、
継続的に特集が組まれるようになったのは2005年ごろ。
バンド維新が始まったのが2008年です。
今の流れにつながる活動は10年以上前から始まり、
ようやくいろいろなところで実を結ぶようになったのが本当にうれしいです。

進路に書いてある「吹奏楽ライター」なりたかったなあと。
今でも少し思います。
今は少し離れてしまっていますが、
また深くかかわりたいとなったときに、
もう少し表に出てかかわれる立場になれるといいなとも思います。

あんまりまとまりのない文章になりましたが、
これからの吹奏楽の発展にとってよい方向性となるとよいな、と
そう思っています。

という、お話でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/02/28

地方の強みを考える

こんばんは。

OSBの定期演奏会のご案内をいただきました。
公式サイトに曲目等掲載されましたら改めてご連絡差し上げます。

この冬もいろいろとありすぎてようやく落ち着いてきましたので、
息抜きに考えてみようと思います。

ということでタイトルのお話。
地方と都市部の格差が話題になる昨今。
地方だからこそある強みってあるのではないかと思うところがありますので、
自分の関心のある分野に関連していろいろ考えてみます。
とはいえ私は大都市圏(大阪・東京)にしか住んだことがないので、
あくまで都市部に住んでいる人の意見として読んでもらえると幸いです。

・ホール(コンサートホール)
 ネットのニュースか何かで、地方のいいホールがあるもののなかなか活用されないので、
 合宿等で使ってもらって良さをアピールしている、という記事を見ました。
 今、ソースを検索してみたのですが見つからず、うろ覚えで書いています。
 
 さて、地方のホールで都市部にはない良さって何があるでしょうか。
 私が思いつくのは、「土日休日でも空いている日が多い」ことです。
 都市部のホールの土日祝日は、予約受付開始早々に休日が埋まることが多いですが
 地方は比較的公演日に近くても空いていることがあります。
 私が今、一番関心があるのがドラゴンクエストのコンサートでして、
 昨年、30周年記念で爆発的に増えた公演数を引き継いで、
 今年も公演数がどんどん増えてます。すごいです。

 「土日祝日の公演」「地方のホール」という組み合わせといえば
 まず、東京佼成ウインドオーケストラの
 ドラゴンクエストウインドオーケストラコンサートを思い出します。
 http://kyodotokyo.com/dragonquest-wind
 現在予定されているコンサートのうち、
 文京シビックホール以外はすべて地方のホールなんですね。
 西日本ではオオサカシオンウインドオーケストラが公演を行っていて、
 こちらも関西だけでなく広島や山口でもコンサートを行っています。
 完売続出のため、公演後に同じホールで次の公演の予定が組まれるところがいくつもあります。
 コンサートの人気の高さがうかがえますね。

 先日、淡路島であったドラゴンクエストコンサートに私も行きました。
 地元の人や淡路島に実家がある感じの人たちが家族総出でコンサートに来ている姿も多くみられましたし、
 遠方から(コンサートでは北海道から、という声もありました)来られた人もいらっしゃったそうです。
 このコンサートは堀井雄二氏の名誉市民表彰記念コンサートでしたので、
 特別感の強いものではあるのですが、
 それでもドラゴンクエストコンサートのポテンシャルの高さは目を見張るものがあるなあと思います。

淡路島のコンサート時の堀井雄二氏のツイート。ホール写真を拡大すると私と友人もおります。



 地方に来てもらうには、行きたいと思わせるだけのポテンシャルを秘めた公演を開催する、
 遠方から来てもらうには、土日祝の休日に開催する、
 地方のホールは公演日が近くても比較的土日祝に開催しやすい
 という、この強みを生かせるといいのかなと思いました。

・相撲
 もうすぐ春場所なので次はこれ。
 相撲における地方の強みとはなんでしょうか。
 ぱっと思いつくのは「地方開催の本場所」「ご当地出身力士」「地方巡業」かなと思います。
 ひとつひとつ見ていきましょう。
 「ご当地出身力士」
 3月の大阪場所、7月の名古屋場所、11月の九州場所は地方で開催されるため、
 開催場所に近い出身力士(ご当地出身力士)の声援がひときわ大きくなります。
 私は昨年すべての地方開催場所に
 関西はご当地出身力士でかつ人気力士が多いので、とても盛り上がりますね。
 名古屋は昨年、東海出身の関取が千代の国だけでしたが、
 (ちなみに千代の国のちゃかちゃかした相撲好きです。イケメンだし。)
 隣の長野出身の御嶽海のグッズが売店で一番売り出されてました。
 みーくん(御嶽海の愛称)はファンサ神だし強いし人気高いのわかります。
 相撲協会公式twitterの昨年の写真のうち、私の中でトップ3に入る写真です。
 




あとの二つはこれ(宇良くんの浴衣が豪栄道にプレゼントされたであろう寝屋川市のものなのも好き)

と、公式に載せていただいた私と友人の写真です。
詳しくは昨年五月場所の和装デーをどうぞ。
あと、昨年の五月場所中日の国技館外のテントらからの中継タイムの録画みたいです。
確実に自分が映っているのですが、どんな感じで映っているのか知りたいので。

と話がだいぶ飛びました。話を戻して、
九州場所はご当地出身力士も多いので、
盛り上がりますね。
私の推しの琴恵光(宮崎県出身)の声援が多くてよかったです。
 
「ご当地出身力士」
さっきの話ともかぶるのですが、
地方巡業でもこの要素は大きいです。
幕下以下であってもご当地出身であれば大きく紹介されますし。
関取があまり多くない県だと、出身者が一人出るだけでものすごいことになるようですね。
先ほどのみーくんがものすごく顕著ですし、
私の身近な例だと朝乃山がそうです。
母は富山出身なので朝乃山推しです。富山でも人気が高いようですね。

「地方巡業」
先に話しが出てしまっていますが、東北などの
本場所でご当地場所が実質ない県ですと、
出身地の地方巡業がご当地、といえるようです。
東北も関取多いところですものね。

相撲でいうところの地方の強みは、
本場所であれ、巡業であれ地方出身者がいること自体が
強みとなることかな、と思いました。

ほんとはサッカーやマラソンも書きたかったんですが
だいぶ長くなってしまったので
今回は割愛です。
また機会があったら書きます。

という、おはなしでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/12/30

大津シンフォニックバンド第73回定期演奏会【感想】

こんばんは。
タイトルのおはなしです。

今回もさっくすおやぢさまにチケットをいただきました。
いつもありがとうございます。
今回同行いただいたのは大学時代の友人です。
クリスマスイブの日にありがとうございます。

相変わらずの盛りだくさんのプログラムで、
開演前と閉演後のロビーコンサートも含めて、
いつもすごいなあと思ってしまいます。
あれだけのヘビーなプログラムの上、
これだけ吹くってすごいですね。
さすが全国大会常連です。

今回、吹奏楽のコンサートは結構久しぶり
(おそらく8月のドラクエ以来)でしたので、
いろいろと感じたことを書いてみたいと思います。

I部は大好きな「アーデンの森のロザリンド」が聴けて良かったです。
なかなかよい曲なのですが聴く機会があまりないのでありがたかったです。
私が曲を書くのであれば、こういう上品な小品かマーチだなあ、
といろいろ思ってました。書くかどうかはわかんないけどね!
(ガルパンのサメさんチームのお銀さん風)←すみません、今日2回目見てきたところなんで。

2部は、吹奏楽久しぶりの大学時代の友人には少しヘビーかな、
と思いましたが、彼女はかなりの歴女で博識な方なので、
結構楽しんでいただけたようです。
「黎明のエスキース」「千の松明 音絵巻 〜俵藤太大百足退治伝説〜」は
歴史ものですものね。
平家派な友人は「千の松明 音絵巻」を楽しみにされていたようです。
そして私は作曲者の阿部勇一氏を「ラメセスII世の人」と紹介していました。
ちょうど、演奏会の一週間の世界ふしぎ発見がラメセスII世ネタだったのです。
世代的にもちょうどど真ん中なので、紹介の仕方に間違いはないのですが。

話を戻して、2部を通して感じたのはオーケストレーションの妙です。
同じ作曲家の違うタイプの曲2曲、吹奏楽をメインフィールドにしていない作曲家の曲2曲。
とらえ方や描き方はそれぞれ違うのですが、
一線級の方が織りなすオーケストレーションはやはり面白いな、
と感じました。
繊細さや骨太さ、それぞれの立ち位置は異なるのですが
見えてくる意志というか、こうしたい、という気持ちが強く感じられて、
これこそが作曲なのだなあ、と思いました。

「 幻想 琵琶湖周航」はもっともっと変奏曲的なものをイメージしていたのですが、
思った以上にわかりやすい琵琶湖周航の歌でした。
琵琶湖周航の歌が好きなうちの母を連れてこればよかったです。
ともあれ次回演奏会では発売されるであろうCDは買おうかなと思っています。
母が喜ぶと思うので。

アンコールはそりすべりと安定の威風堂々第一番、
威風堂々第一番のアレンジは飯島俊成氏で、
椎葉幻想(友人が先日椎葉村に行ってきたそうなので、そのつながりで)
の作曲家だというのを伝えるのを忘れてました。すんません。
しかし椎葉村といえば椎葉幻想が出てくるしげをちゃんも私もたいがいですね。
だって曲が好きですから。

今年の演奏会は、2回とも音楽に詳しい、しかし吹奏楽はあまり詳しくないor最近聴いていない、
という方と一緒に行きました。
自分とは少し違う立ち位置の方と聴くとまた違う風景が見えますね。
新鮮でした。

ということで、感想でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/12/25

吹奏楽にかかわるこれまでとこれから

こんばんは。
メリークリスマスです。
ちなみに今夜はもうクリスマスじゃないそうです(by森島先生)

昨日はOSBの演奏会に行かせていただきました。
感想はまた後程書くとして、
演奏を聴いたり、ここ2年ほどの吹奏楽のかかわり方を見直してみたりして
改めて思ったことを書いてみようと思います。

結論としましては、私は「吹奏楽」側の人間なんだと再認識しました。

吹奏楽に関連がそこまでない事柄、
例えば、今年は特にスポーツ観戦をしたり、また私も競技に参加していました。
スポーツの応援と吹奏楽は切っても切り離せないので
あらゆるところで吹奏楽は登場します。
そこでもやっぱり、感じ方はかなり吹奏楽寄りなんですね。
例えば応援で使われている曲や、演奏している団体。
どうしても吹奏楽見地で見ることが多いです。

私は特に、その中でもやはりマーチが好きです。
私は「ガールズ&パンツァー」というアニメが好きで、
劇場版を何度も映画館で見るぐらい好きです。
戦車が登場するアニメなので、
BGMもかなりマーチ寄り、純粋な吹奏楽ではありませんが
かなり音が吹奏楽を意識して作られています。
それが楽しくって仕方ない感じです。
アニメのサントラもマーチングを意識したものですし。

2年ほど、いわゆる吹奏楽界隈から外れたところでいろいろしていて、
結局戻ってきたのもやはり好きだから、なんだろうなと改めて思いました。

でもって、これから何やりたいだろうと考えたときに、
思ったのは最近の課題曲のマーチのことでした。
ここ最近のマーチの課題曲って、
メロディーに思いを詰め込んでいる印象です。
私は風の会フォロワーなので、
もう少しシンプルで鳴りのよい音が好きなんです。
今の傾向といえばそうなのだとは思うのですが、
どうも私としては、80年代後半から90年代初めのあの音が大好きなので、
マーチであの音が聴けたらいいなあと思っています。
いろいろ思うことはあるので、もう少しどうしたいかを詰められたらいいな、
と思っています。むしろ自分で書くとか。

という、お話でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧