吹奏楽の課題と改善方法
おはようございます。
たいそうなタイトルですが、
このところ感じることについてつらつらと考えていこうと思います。
そもそも課題とは何ぞや、といいますと、
思いつくのは
・質(曲・演奏等もろもろ)
・内輪受け・閉鎖的な面が強い
といったところでしょうか。
テレビ・ラジオ・書籍等々で露出が確実に増えてきていますので、
裾野は確実に広がっているものの、
質はまだこれから、というお話をこの前淀工の丸谷先生がおっしゃっていました。
これと同様のお話をなっぷたそもおっしゃっていました。
たたき上げの工業高校の先生と、
エリート街道まっしぐらのアカデミックな教育を受けた先生が、
同じことをおっしゃっている、
というのが非常に印象的でした。
吹奏楽に深くかかわっている方にとっては共通の課題なのでしょうね。
内輪受け、閉鎖的な部分に関しては、
私は曲好きなので曲に注目して書くと、
吹奏楽オリジナルの曲って他のジャンルの曲に比べると、
そう多くは知られていない、ということが考えられるかと思います。
マーチのように広く知られている曲もたくさんありますが、
オリジナル曲となるとそうでもない。
地産地消なんですね。
地産地消のよい面もありますが、
今後の展開を考えるとそうでもない。
一般向けへのアピールを考えますと、
自衛隊の音楽隊はかなりアピール度が高いです。
定期的に演奏動画などで話題になっていると思います。
それからテレビですね。
今「鉄腕DASH」の「DASH島」で「天国の島」がかなりいい場面でかならず流れます。
曲名を知りたい方が少なからずいらっしゃるようで、
この前の当ブログのアクセス数がえらいことになってました。
このように、人気のバラエティ番組でメインとして取り上げられている曲を、
オリジナル編成で演奏できるのは吹奏楽のみ、
というアドバンテージはかなり高いと思うのですよね。
なので、「天国の島いつ演奏するの?今でしょ!」
と思う昨今なのです。
今ある課題をどのように解決していくかは、
課題を感じる人それぞれの方法論によると思います。
方法論が近い人同士で力をあわせるとよりよくなるかな、と感じています。
方法の多様性はあってしかるべし、と思っています。
吹奏楽は決してキャパの小さい世界ではないと思うのですよ。私。
後程書きますが、テューバ&ユーフォ&ピアノという組み合わせのコンサートが、
吹奏楽の生徒さんがほぼいないような状況で、
1000席以上ある大ホールが埋まったという実績もあるんですから。
「閉じている」と思うのは中の人だけ、なのかもしれませんね。
という、お話でした。
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