平成24年度 第67回東海吹奏楽コンクール職場一般の部【感想】
こんばんは。
東海大会に行ってきました。
同行してくれた友人ありがとう!
宿泊と会場、駅までの送迎もしていただいて、
ありがたい限りです。
いつも感謝でございます。
関西・東京・全国以外の大会に行くのはおそらく初めてなので、
かなり新鮮でした。
会場は東海道新幹線停車駅から近いということで、
例年よりも多かったみたいですね。
ではいきましょう。
1.創価中部サウンド吹奏楽団 金賞 課題曲:4/自由曲:交響曲第2番 I哀歌 II変奏曲 III終曲
トップバッターとは思えない鳴りがよかったです。
特に金管がよかったです。
これだけ吹ける団体が一番目、というのは後の団体へのプレッシャーになったかもしれませんね。
2.岐阜ブラスオルケスター 銅賞 課題曲2/自由曲:バレエ音楽「火の鳥」より カスチェイの凶悪な踊り、終曲
全体にもっと揃えていくとよりよくなると思います。
スネアがよかったです。課題曲2はスネアもポイントのひとつなので、好印象。
3.東海市吹奏楽団 金賞 課題曲4/自由曲:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」より
カットが少し珍しい印象でした。意外な曲を持ってくるなあと。
全体的に元気な印象です。推進力と一体感がよいと思います。
4.アンサンブル・ヴィルトゥオーゾ吹奏楽団 金賞 課題曲5/自由曲:いにしえの時から
楽器の配置に工夫がありました。バスドラムの向きなど。
曲のメインと、伴奏をもう少し際立たせるとよくなると思いました。
5.清水ウインドオーケストラ 銀賞 課題曲2/自由曲:交響詩「モンタニャールの詩」
何気にヴァンデルロースト二連チャン。ちょっと珍しいですね。
課題曲のテンポ設定が個性的でした。
全体的に曲がさらっと流れているので、
流れを意識するとよりよくなると思います。
6.三重ユナイテッドウインドオーケストラ 銀賞 課題曲2/自由曲:歌劇「トスカ」より
臙脂の衣装が印象的。全体的に若い人が多い印象を受ける団体です。
「トスカ」といえば佐賀市民吹奏楽団の演奏を思い出します。
ロングトーンをしっかりするともっとよくなると思います。
丁寧なところがよいですね。
7.ヤマハ吹奏楽団浜松 金賞・代表 課題曲5/自由曲:エッセイ
代表おめでとうございます。とにかく圧巻、いうことなし!
課題曲Vを音楽的な味付けまで持って行ける団体はそうそうないでしょう。
自由曲はこれまた流行りそうです。
王道の高昌帥曲って印象ですね。
ちなみに私の席の近くに須川氏が座っておられて、
きゃあきゃあ言ってたのは秘密です(笑)
8.ルロウブラスオルケスター 銀賞 課題曲2/自由曲:バッハの名による幻想曲とフーガ
ごめんなさい、お昼ごはんを食べてて聴けませんでしたm(_ _)m
9.楽楽嬉音楽隊・岐阜 銅賞 課題曲1/自由曲:たなばた
実は東海大会を聴きに行った理由のひとつがこちらなんです。
いや、王道のものが聴きたくて。
課題曲のホルンソロは吹けているので、自信をもって吹いてOKだと思います。
不安って、思った以上に聴いている人に伝わるのですね。
なので、聴いてもらう、という気持ちで吹くと少しは解消されると思います。
たなばたは中間部を大胆にカットされてました。
中間部ばっさりは最近の流行なんですかね。
リズムがあいまいになりがちな個所がありますので、
リズム隊がなくても意識するようにするとよいと思います(^-^)
10.浜松交響吹奏楽団 金賞・代表 課題曲1/自由曲:交響曲第2番「キリストの受難」より
こちらも圧巻。ヤマハと浜響の二つでほぼ代表は決まりだろう、と思いましたし。
今回改めて思ったのですが、浜響のサウンドも演奏も結構好みだなあ、と。
復活!と思える演奏でした。
11.M'sウィンドオーケストラ 銀賞 課題曲2/自由曲:マゼランの未知なる大陸への挑戦
もう少しクリアな方向性で演奏するとよりよくなるな、と思いました。
個々の光るセンスが印象に残る団体ですので、
そこをまとめあげていくとよいのでは、と思いました。
12.春日井ウインドオーケストラ 銀賞 課題曲5/自由曲:バレエ音楽「シバの女王ベルキス」より
クリアな音でいいですね。
勢いのあるところと、きちんと統率がとれているところのバランスが素晴らしいと思います。
13.上田市吹奏楽団 銀賞 課題曲1/自由曲:セルゲイ・モンタージュ
舞台全部を使った印象の、広がりのある配置でした。
演奏は、そつなくこなhしている印象でした。
そつなくこなすって、意外とできないものです。
14.白子ウインドシンフォニカ 金賞 課題曲4/自由曲:バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」第2組曲より
課題曲のときのスネアの方がとても楽しそうでした。私は好きです。
基礎がきっちりしている印象を受けました。
基礎がしっかりしてると伸びやすいでよね。
これまでと違う支部大会の演奏を聴くと、
いろいろな違いが見えてきました。
表彰式も「A金賞」「B銀賞」「C銅賞」
というくくりなんですね。
ということで、感想でした。
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コメント
「A金賞」「B銀賞」「C銅賞」という発表は愛知県では全地区で行われています。
初めて全国大会(05年中学の部)を聴きに行った時、金賞を「ゴールド金賞」と発表するのは少しだけ違和感を感じた覚えがあります^^;
楽楽嬉音楽隊・岐阜は、昔は愛知県でコンクール出場していました。
パフォーマンスが多く、評判がよろしくありませんでしたが岐阜県で出場されるようになり、変わったのかな?と思いました。
分かりやすい解説でとても読みやすかったです。ありがとうございました。
投稿: Tonveri | 2012/10/24 23:45
Tonveriさま、コメントありがとうございます。
「A金賞」「B銀賞」「C銅賞」というくくりは愛知ではおなじみなのですね。
2005年の名古屋、私も行きました。
中学の部は行けず、高校の部のみでしたが、懐かしいです。
こちらこそお読みいただきありがとうございます。
お褒めにあずかり光栄です(^-^)
投稿: ごいんきょ | 2012/10/25 20:15