いわゆる「邦人作品ブーム」の、その先へ
こんばんは。
コンクールの抽選も各地で行われ、
それに伴い今年の各団体の課題曲・自由曲も発表されつつあります。
選曲を見る限りでは、
邦人作品のブームはまだまだ続いているように思えます。
この先いつまで続くのか、というのは
「日本の作曲家と吹奏楽の世界」の巻末対談でもお話されたことですが、
もし、次のブーム(と呼べるもの)がもしあるのであれば、
何かしらの芽が出ているようにも思えるのです。
思いつくのはJWECCでしょうか。
海外の作品や、比較的若い作曲家さんの作品を積極的に紹介しているようにおもいます。
吹奏楽メイン以外の作曲家さんの作品を積極的に取り上げている、
「バンド維新」という流れもありますね。こちらは邦人作曲家メインです。
私が見過ごしているだけできっと他の流れもあるように思います。
たとえば、バンドパワーでは海外の作曲家さんの作品も積極的に紹介していて、
それが大ブームになっている、というのは前々からある流れだと思います。
こういうのは、きっと私より若い世代の方の方がよく把握されているのかな。
私もお休み中なので、
一応流れは追っているものの、
以前ほどは積極的になれていませんし・・・
ただ、そろそろ次の流れを見てみたいな、と思います。
という、なんだかまとまりのない話でした。
もうちょっとお休みします。
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コメント
こんばんは。いつもブログ、Twitter等拝見させて頂いております。
「日本の作曲家と吹奏楽の世界」は残念ながら読んだことはありませんが、巻末の中橋&福田先生の対談のみネットで立ち読み出来ましたので読ませていただきましたが、とても興味深い内容でした。
しかし、地域によってはまだまだアレンジ作品が多い地域もあります。
私は愛知県出身なのですが、愛知はまだまだアレンジの方が多いかな?という感じです。
(これは、愛知県の吹奏楽発展に尽くされた先生方がオーケストラの方をメインに活動されていたからというのが原因かもしれませんが・・・。)
しかし、JWECCの活動のおかげでオリジナル作品(国内、国外問わず)がかなり増えてきたと思います。
私も高校生時代はアレンジ万歳(笑)のような人間でした。
しかし、響宴の演奏を聴きに行ったおかげで一気に考えが変わりました。
このままブームが終わらず、ずっと続いて欲しいと願いますが…難しいでしょうね;;
ごいんきょ様や某管理人様のような方がネットで拡散して頂けるとブームが長く続くのでは…と思ったりしています。
長文、まとまりのない文章で申し訳ありませんが、これからも読ませて頂きますので新しい情報楽しみにしています。
投稿: Tonveri | 2012/06/24 22:47
Tonveriさま、コメントありがとうございます。
「日本の作曲家と吹奏楽の世界」よい本なので、
もし機会がありましたら実際にお手に取ってもらえるとうれしいです。
誤植や誤りもちょこちょこ見られますが、それを補って余りある本だと思いますし。
地域によってはアレンジものもまだまだ演奏されているのですね。
私は東京や関西という、比較的オリジナルが多い地域に住んでおりますので、
地域によって違うというのは興味深い話だと思います。
ブームがブームで終わらないためには、
そのブームの中でもどんどん変化を起こしていくのが一番かな、と思っています。
今は、ある程度発展した中での再生産という段階に来ているように思います。
たとえば、バンド維新の作曲家が吹奏楽メインの方が増えてきていること、
邦人作品の委嘱の一象徴ともいえる、ヤマハ吹奏楽団の委嘱作品が、
ある程度評価の固まっている、吹奏楽メインの作曲家への委嘱が続いていること、
などでしょうか。
もちろん、若手の方もどんどん出てきていますし、
若手の方に対する委嘱も増えてきていますので、
そこがうまくいけば、まだまだブームも続くのかな、と思っています。
いわゆる情報を提供する側の私も某管理人さんも、
いわゆるアラサー(と呼ぶには私と某管理人さんとはだいぶ年齢が違いますが)ですので、
もう少し若い世代の方にも出てきてほしいなあ、
と私としては思っています。
こちらこそまとまりのない文章っでごめんなさい。
今、私が思っていることは以上です。
投稿: ごいんきょ | 2012/06/26 05:28
邦人オリジナル作品、増えてきましたね。
ぱっと名前が挙がるだけでも真島さん、酒井さん、八木澤さん、樽谷さん、福島さん、天野さん、、、とたくさん。
個人的には真島さんなんかすごいオシャレな路線で楽しませてもらっています。
特に強豪団体が委嘱するケース(龍谷大(酒井さん)、ヤマハ浜松(長生さん)、鏡野吹奏楽団、春日部共栄(福島さん)もオリジナル作品の増加に一役買っている気がします。
ただ、個人的にはこの流れはウンザリですね(笑)中学生のコンクールなんかで樽谷さんの作品が連発されるのを聞くと面喰ってしまいます。
邦人作品には、明らかに中学生へのウケを狙った作品も混ざっているのですが(もちろんそれが一概に悪いことではありませんが)、中学生にはリードのような王道の作品を演奏してほしい気持ちはあります。
年々新曲が出てくる反面、昔のレパートリーが忘れ去られていくのはしょうがないことだとは思いますが、邦人作品のわかりやすい面だけに釣られてしまうのはなんか残念ですね。
長文失礼いたしました。
投稿: 通りすがり | 2012/10/17 01:08
通りすがりさま、コメントありがとうございます。
確かに邦人作品大盛況ですね。
私としてはうれしいのですけれども、
ずっと続くか、というとそうでもないような感じがしまして。
邦人作品がわかりやすいものばかりではないとは思いますが、
王道の作曲家さんの曲も演奏されるといいなあ、と思います。
面白い曲いっぱいありますし。
邦人作品といえばOSBもお忘れなく♪
素敵な大人の団体です(^-^)
投稿: ごいんきょ | 2012/10/18 20:45