とある国のおとぎばなし
とある国に一人の女の子がいました。
女の子はお花を育てるのが大好きだったので、
たくさんのお花を育てていました。
あるとき、女の子が育てているお花が珍しいと、
たくさんの国の王様や王子様やお姫様が女の子のお庭にやってくるようになりました。
中でも、女の子がそだてていたあるお花が、
ずっと探していたものだったということで、
そのお花を探していた、とある国の王様と王妃様と仲良くなりました。
そんな中、遠い国の王子様と女の子は恋に落ちます。
ですが、女の子は王子様の身分の違いや、
王子様の優しさを受け入れられずに王子様を突き放してしまいます。
後悔しても後の祭り。
素直でない女の子は王子様を傷つけることしかできなかったのです。
女の子にできるのはお花を育てること。
女の子はお花をひたすら育てていました。
そんな中、女の子は王様と王妃様の優しさに甘えていてはいけないと、
王子様の国に近い、
もともとのおうちに戻ります。
そこでも、近くの国の王様や王子様やお姫様たちが、
女の子に優しくしていました。
女の子は今でも、
王子様の喜ぶ姿が見たくてお花を育ています。
王子様のことを思いながら。
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