2012年課題曲が届きました
こんばんは。
我が家にもついに2012年の課題曲が届きました。
自分から買おうと思って買ったのはずいぶん久しぶりのように思います。
さらっとひととおり聴いてみたので、
感想を書いてみようと思います。
I.さくらのうた
終始優しい曲調のゆったりしたテンポの曲。
ド派手は展開はあまりないので、
表現力に自信がある団体向けかも。
なんとなく「写楽」を思い出しました。
「写楽」はOSB版と陸中音版を聴き比べてみると、
表現の違いが見えて面白いです。
II.行進曲「よろこびへ歩き出せ」
こちらも比較的ゆったりした印象の曲。
速く演奏しすぎるとこの曲の良さが出てきにくいので、
速く演奏する傾向が強くなっている昨今の課題曲演奏に一石を投じる曲かもしれません。
途中のコラールはいいハーモニーの訓練になるなあ。
若い子好みの派手さは控えめですが、
中学生あたりだといい勉強になると思います。
III.吹奏楽のための綺想曲「じゅげむ」
最初のパーカッションのところのイメージが、
私の中で現場監督さまで固定化されたので、
ぜひ龍谷大にお願いしたいところです。
ここ2年は課題曲IIIが続いているので、
可能性は高いですね。
展開に変化があるので、わかりやすさはこの曲が高めかも。
IV.行進曲「希望の空」
音のつくりが栗栖健一氏(「光と風の通り道」)のイメージです。
後半のフルート群がいい感じなのは、
矢部さまの影響ですかね。
自衛隊の方らしいかっちりしたマーチだと思います。
V.香り立つ刹那
まさしく別格。さすが長生氏です。
今年の課題曲はやわらかめの曲が多いので、
ハードにやるならこの曲一択でしょう。
「吹奏楽を知っている」人の曲だと思います。
参考になれば幸いです。
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