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2012/01/08

龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部 第38回定期演奏会【感想編】

こんばんは。

感想を書いていきます。
今回はしげをちゃんに同行いただきました。
ありがとうございます。

ではいきましょう。

ホールに入ったら森島先生がいらっしゃいました。
ので、ごあいさつと少しおしゃべりをしました。
この日の2日後がOSBの本番だったのですが、
二回ぐらい「楽しみにしています!」と言っても反応が芳しくありませんでした。
相変わらずの先生っぷりです。
それはともかくとして、先生も元気になられて本当によかったです。

しげをちゃんと私は別のタイミングでチケットをとったので、
別の座席になりました。
とはいえ、そう離れている場所ではなかったのでよかったです。

1部スタートは「大仏と鹿」。
コンクールの自由曲ですね。
一つの表現の到達点の後の、
また更なる別の表現を模索している印象を受けました。
今回、私の手持ちの龍谷大の「大仏と鹿」の演奏音源を聴いてみたのですが、
(奈良県バンドフェスティバル、CD「藍色の谷」など)
それぞれでやはり表現も少しずつ異なってきているのですね。
CD「藍色の谷」がひとつの到達点だと私は思うのですが、
それとはまた違う、表現を模索しているのかな、と思いました。

次は「タンタン -太陽の神殿-」。
今年映画が公開されるからですかね。
昨年もアンコールで「宇宙戦艦ヤマト」を演奏されていましたし、
現場監督さまはわりとこういうのが好きなのかなあ、と思います。
コンクールでもよく取り上げられるこの曲、
演奏される方にはお手本となる演奏だったのではないでしょうか。

1部ラストは「シンフォニア・ノビリッシマ」。
今年、かなりの頻度で龍谷大は「シンフォニア・ノビリッシマ」を演奏されていましたし、
なにわもN響吹奏楽も「シンフォニア・ノビリッシマ」を演奏されていましたから、
かなり聴く機会が多かった曲でもあります。
たびたび演奏されていることで安定感がありますし、
元気で躍動感あふれる演奏だったと思います。

休憩をはさんで2部。
これまた元気な「キャンディード序曲」からのスタートです。
このアレンジ、やったことあるんですよね。懐かしい。
流れるような美しい演奏でした。
今回は全体的に元気系の選曲で、
現場監督さまにぴったりだなあ、と思うのです。
相性のよい曲は聴いていて楽しい。

次はメインの一つ、
ヴォーン・ウィリアムズの「テューバ協奏曲」です。
いろいろお話を伺っていたので、楽しみにしつつ聴いていました。
それにしても、テューバってこれだけの多彩な表現ができる楽器なのですね。
私も一時期吹いていたころがあるのですが、
もちろん雲泥の差です。
そりゃプロですものね。

アンコールはがらっと雰囲気を変えて、
大仏のマスクをかぶって(というところがすごすぎです)、
キャリオカをぶいぶい吹かれていました。
大仏なのはやっぱり「大仏と鹿」からですかねえ。

ラストは「ローマの松」。
松といえばもちろんナイチンゲール、
いえ、ナイチンゲールも楽しみなのですが、
ピアノソロも好きです。
京芸の学生さんが何人か賛助で来られてましたね。
これはよい選択。

「ローマの松」、最後のはじけっぷりが本当に楽しくて、
行けるところまで行っちゃえ的なところがよかったです。
聴いているほうも、そのくらいの方がスカッとして気持ちいいんですよね。
とはいえばらばらになるのではなく、きちんと統率がとれているところが素晴らしいところ。
やはりすごいです。

アンコールは「坂本九コレクション」と「ジングルベル in Swing」。
「ジングルベル in Swing」はもう定番になりつつあるのですかね。
「坂本九コレクション」のアレンジャーの金山さんは「現場監督さまに感謝」
とおっしゃってました。
ふふ・・・少しずつ現場監督さま呼びが浸透してますね。

演奏会終了後は、コンビニに行くしげをちゃんについていった後、
帰りの最終バスにぎりぎり乗れました。
寒い中発車まで待っててくれたしげをちゃんありがとう!
感謝です。

ということで、感想でした。

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» 龍谷大学吹奏楽部 第38回定期演奏会♪ [しげを談録(Preppy Kicks)]
まずは今回の旅のイチバンのメイン、23日に滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール大ホールにて行われた龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部の定期演奏会へ行ってきました! 昨年の松山で聴いた演奏に感銘を受けていつか行ってみたいという願いが実現したのであります♪... [続きを読む]

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