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2011/09/03

金 聖響 & シエナ・ウインド・オーケストラ 枚方公演【感想】

こんばんは。

感想を書きます。

行ってきました。
台風のさなか、電車に乗るたびに「電車止まるかもしれないよ」
というアナウンスを背に受けながらも。

枚方にたどり着きますと、
楽器を持った人や学生さんの姿がちらほら見受けられました。
会場はほぼ満席でした。大盛況ですね。

さて、シエナは2年ぶりです。
前回は岸和田で聴きました。
金曜の箕面か土曜の岸和田で迷って、
結局岸和田にしたのでした。
今回は、大阪では枚方のみの公演でしたので、
こちらは迷わず決定となりました。

1部はクラシックと吹奏楽オリジナル、
2部は映画音楽という構成でした。
ショスタコービッチの祝典序曲から始まり、
アルメニアンダンスパートI、
カンタベリーコラール、
華麗なる舞曲と、
シエナテイスト全開の選曲でした。
とにかく華やかで元気な音ですよね。
私は木管が聴こえやすい席でしたので、
木管、特にクラリネットをよく聴いてました。
クラリネット、特にソロが多かったですね。
お疲れ様です。
個人が特定できるぐらいの生音が聴こえる位置にいましたので、
改めてプロってすごいなあ、と思ったのでした。
音そのものが違います。

華麗なる舞曲はテンポが落ち着いた感じでしたので、
それで思い出した若さと勢い大爆発の、
世界最速といわれる大阪市音楽団80周年記念誌に付属している、
「華麗なる舞曲」を聴いてみました。
同じ曲でもだいぶ違うものですね。

休憩をはさんで2部は映画音楽特集。
20世紀FOXファンファーレからスターウォーズメインタイトルと続いて演奏されました。
この後、司会者さんが登場。
指揮の金聖響氏とお話、となりました。
金氏は大阪出身(池田市)ですので、
ばりばりの関西弁なんですよね。
池田といえばウォンバットですよ!
アルパカもいますが。
・・・それはともかくとして、
池田出身と聞いて盛り上がる会場の皆様。
会場の中には、池田市から来られた方もいらっしゃったようです。

次はメリーポピンズのメドレー。
2部はそれぞれアレンジャーが曲によって違いまして、
オープニングの2曲は真島俊夫氏、
そして「メリーポピンズ」は福田洋介氏です。
でもって「ハリーポッターと賢者の石」は亀井光太郎氏、
ラストの「パイレーツ・オブ・カリビアン」が清水大輔氏です。
各アレンジャーによって曲の雰囲気も変わりますね。
たとえば、福田氏ですとキャッチ―でポップなテイストのアレンジとか。
こういう聴き比べも面白いです。

「ハリーポッターと賢者の石」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、
内海源太氏の電子オルガンも入っての演奏。
350以上の音を自在にあやつる内海氏の演奏がとても素晴らしかったです。
単独で演奏されたロサンゼルスのオリンピックファンファーレがよかったです。
っていうか、私ジョン・ウイリアムス好きだなあ。やっぱり。
「ハリーポッターと賢者の石」は木管アンサンブルが楽しかったですし、
「パイレーツ・オブ・カリビアン」は始めと最後の音圧がすごかった。
迫力がありました。

アンコールは「陽はまた昇る」と「アフリカン・シンフォニー」。
「アフリカン・シンフォニー」は高校野球の時の、
習志野の応援を思い出しました。
アメリカンシンフォニーが一番迫力ありました。応援の時。

そしてラストは「星条旗よ永遠なれ」。
指揮棒を持って登場されたり、
スーザフォンを持って登場されたりすると、
会場がどよめいてました。
ウクレレやピアニカの人もいましたよ。

台風ではありましたが、
それを吹き飛ばすような熱い演奏でした。
私も元気になりました。ありがとうございます。

ということで、感想でした。

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