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2011/09/09

「響宴セレクション」を妄想する

こんにちは。
今日はおやすみをいただいています。
ので、昼間から更新です。

来年15回目を迎える「響宴」。
同じぐらいの年数続いている(1996年からだそうです)
「ニュー・ウインド・レパートリー」シリーズも、
「小編成バンド・セレクション」というコンピレーションCDが発売されましたので、
響宴でもコンピ盤を出してみてはいかがでしょうか、
という妄想です。

基本は「コンクールでよく聴く曲を挙げる」という考えで、
他にちょこちょこ自分基準で候補を挙げていきたいと思います。

ではいきましょう。
順不同でだしていきたいと思います。
たくさんあげすぎても焦点がぼやけてしまうので、
1作曲家2作品まで、という縛りをつけてみたいと思います。

中橋愛生:「科戸の鵲巣 -吹奏楽のための祝典序曲」
       「閾下の桜樹―吹奏楽のための」

はい、ベタですね。ベタなところからきましたよ。
科戸のオリジナル版音源って、今のところ響宴のものしか市販されてないはずなんです。
なので、こちらを広く知ってもらえたらいいなあ、というのと、
もうひとつコンクールで演奏されているものといえばこれ、
という「閾下の桜樹」ですね。
それに加え、「吹奏楽のひびき」で初めて放送された、
パーソナリティー作曲の曲がこれだった、というのもあります。

高昌帥:「Mindscape for Wind Orchestra」「KOREAN DANCE」
こちらもベタです。両方とも今年の全国大会で演奏されますね。
「陽が昇るとき」も捨てがたいのですが、一楽章だけなのがもったいないなあ、と。
「コリアンダンス」は全楽章聴いてもらえるとうれしいな、
という意味合いもあります。

酒井格:「大仏と鹿」「てぃーだ」
はい、ベタですね。ごめんね。好きなんだ。
コンピ盤は音源の掘り起しという意味合いもあると思いますので、
N玉の「大仏と鹿」も聴いていただけるとうれしいなあ、という意味も込めて。
「てぃーだ」はあれですね。みんな大好き!な組み合わせですね。

真島俊夫:「三つのジャポニズム」
真島氏の曲は毎回のように演奏されていますので、
選びたい放題なのですが、あえてこれ一択で!
全楽章を聴いてほしいというのと、
この曲がメインになるとCD全体が締まるだろうなあ、
という気持ちがあるためです。
2枚出すならもう一つのメインは「コリアンダンス」ですかね。

八木澤教司:「吹奏楽のための音詩「輝きの海へ」」
八木澤氏の出世作ですね。たくさん曲がありますが、
これをまず押さえておきたいなあ、という気持ちから。

田村文生:「かわいい女」「残酷メアリー」
ここらへんもベタですね。
「バッハの名による幻想曲とフーガ」の編曲で知ったよ、
という方も近年多いと思いますし、
コンクールでも演奏されたこれらの曲がいいかなあ、と思いまして。

天野正道:「Emanacje i Medytacje(放射と瞑想)」
      「カプレーティとモンテッキ~「ロメオとジュリエット」その愛と死~」

個人的には「Concerto Grosso」と「Concertino for Electoric Violin and Electoric Guitar」
という、コンチェルトものが好きなのですが、
コンクールとなるとこちらでしょう、ということで。

長生淳:「翠風の光」「相授譚」
来年の課題曲作曲者の曲から2曲。
「翠風の光」は全曲なんですね。いい感じ。
四季連とうシリーズの1曲ですし、よいかと思います。
「相授譚」もかわいらしい曲ですよ。

高橋伸哉:「Jalan-jalan ~神々の島の幻影~」「氷河特急」
小編成向けの曲もあるといいよね、
ということで、小編成で人気の2曲です。
どちらもよく演奏されているので、
聴いたことがある方も多いと思います。

坂井貴祐:「セレモニアル・マーチ」「アプローズ!」
コンクール向けとは一味違いますが、
マーチやアンコールものもあるといいなあと思いまして。

他にもいろんな作曲家さんのいろんな曲があります。
「この人の曲だったらこの曲がいいのではないか」とか、
「この人のこの曲がなぜ入っていない!」
というご意見などありましたら、教えていただけると幸いです。

ということで、妄想でした。

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