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2011/08/21

第61回関西吹奏楽コンクール職場・一般の部【感想】

こんばんは。

明日から旅行に行きますので、
その前に書こうと思います。

ということで、タイトルのおはなし。
関西大会に行ってきました。
いろいろお世話になりました。
ありがとうございます。

では早速感想にいきましょう。

1.ショークアンサンブル 銅賞
 トップバッターでかつ和歌山から滋賀までの遠征、
 お疲れ様でした。
 が、その大変さを感じさせない、
 よく鳴る演奏だったと思います。
 個人的には好きです。
 あと、クラリネットの低音を太くかける作曲家さんはよい作曲家さんですよね。
 と思った次第です。

2.M's Sound Factory 銅賞
奈良県大会にて
 「奈良代表は2番目と3番目」というお話がありました。
 こちらも遠くからお疲れ様です。
 課題曲V、リズム隊(低音)がすごく目立ちますよね。
 ここをうまく決めるといい感じかな、と思いました。
 
3.セントシンディアンサンブル 銅賞
 2年前の関西大会とはうってかわって、
 すっきりしたサウンドになったように思えます。
 個人的には好きな響きですね。ブラッシュアップされた感じでしょうか。
 ただ、評価にはつながりにくかったようで、残念でした。
 選曲も、ほっとできる感じだったのですけどね。

4.六甲ヴェルデ吹奏楽団 金賞
 ここ最近ノリにノッている六甲ヴェルデ。
 今回も爆発力のある音で会場を沸かせたように思います。
 前後の団体が比較的おとなしめな音の団体でしたので、
 より際立った感がありました。

5.西宮市吹奏楽団 金賞
 ここにきて初めてのマーチ。ですので新鮮に聴こえました。
 自由曲は個人的に好きなマスランカの曲。
 マスランカといえばJWECC関連団体のイメージがありますが、
 関西でも聴けるとはうれしいことです。
 こういう選曲もよいですよね。

6.大住シンフォニックバンド 銀賞
 コンクールでは「I love the 207」はやらないんですね。
 そうですよね。
 というお話はさておき、
 音の処理に少し気を付けるともっとよくなるかな、と思いました。
 
7.大津シンフォニックバンド 金賞
 今回は指揮者が常任の中嶋先生でした。
 来年は森島先生が復帰されるとのことです。
 ここらへんについては私もだいぶご迷惑をおかけしているので、
 少しずつでもお返ししていこうと思う所存です。
 それはさておき、演奏ですね。
 中嶋先生は元気系の曲と相性がよい感じですので、
 ドロドロ系の「パッサカリアとトッカータ」は少し、
 相性が良くなかったのかな、
 と思います。
 それにしても相変わらずの職人集団ですよね。
 来年、楽しみにしています。

8.まちかね山吹奏楽団 銀賞
 OSBが終わった後、一度外に出たのですが、
 演奏までには戻ってきました。
 演奏を聴いて感想を書くのがお仕事なので。
 ということで、まちかね山も聴きましたよ。
 今回、貴重な課題曲IIIということで、
 わりと新鮮に聴こえたのではないかと思います。
 自由曲は、難曲をよく吹きこなしておられたような印象でした。

9.龍谷シンフォニックバンド 銀賞
 職場・一般の部ははじめからシリアスな曲が続いたためか、
 初めての課題曲I&大仏と鹿という組み合わせが、
 非常にさわやかに聴こえました。
 並び順でまた印象が変わるのでしょうが、
 これは選曲の勝利ともいえますね。
 さて、くだんの大仏と鹿ですが、
 わりとまったり系な感じでした。
 のちに登場する龍谷大とはまた違ったテイストでしたね。

10.尼崎市吹奏楽団 金賞・代表
 個人的に選曲がいつも気になる尼吹。
 今回はウォルトンです。 
 個人的には、伝統的な尼吹のイメージです。
 オケ編でも、選曲にひねりを入れているところがいいですね。
 そしてめでたく代表!全国大会でも演奏を楽しみにしています。

11.三木ウィンドフィルハーモニー 銀賞
 自由曲は「閾下の桜樹-吹奏楽のための」。
 この曲、委嘱団体が関西の団体のためか、
 関西の団体が演奏するといい感じに熱くてよいなあ、
 と思います。
 オーボエが上手でした。

12.伊丹市吹奏楽団 銀賞
 個人的にはかなり好きなのですが、
 残念ながら結果に結びつかなかったようです。残念。
 定番の「大阪俗謡」も、関西の団体の演奏が好まれる曲ですよね。
 ある種の伝統芸能とも言われているこの曲の演奏ですが、
 個人的に大人の演奏が聴きたかったので、
 今回聴けてよかったです。
 ちなみにオケ版は来月聴ける機会があるんですよ。

13.宝塚市吹奏楽団 金賞・代表
 代表おめでとうございます。
 自由曲は委嘱曲ですね。
 終始ゆったりとしたテンポで進みますが、音は深い。
 そしておなじみのチャンダンのリズムも出てきますよ。
 全国大会での演奏も楽しみです。

14.創価学会関西吹奏楽団 金賞・代表
 代表おめでとうございます。
 マーチのスネア、ところどころ落ちてしまって、 
 はらはらしながら聴いてました。
 マーチの課題曲は2曲とも、スネアが難しい。
 センターに配置していた団体が比較的テンポがそろっていたので、
 センターに配置すると演奏しやすくなるかもしれません。
 自由曲は「コリアンダンス」。個人的に好きな曲です。
 「マインドスケープ」のような中間のスイートな部分あり、
 タイトル通りのダンス(こちらもチャンダンですね)ありと、
 変化が楽しめる曲です。聴いたことがない方はぜひ。
 ところで、高氏の曲ってコンクール向けサイズになると、
 あの胸キュンなスイートメロディがなくなるんですよね。
 あれが醍醐味の一つだと思うのになあ、
 と思う私は「埴生の宿」変奏曲も好きだったりします。

15.レイクサイド・ウィンドオーケストラ 銅賞
 この団体のよいところは、
 「スネアがほかの楽器にテンポを合わせようとする努力が見えるところ」!
 です。これだけでも好印象。
 自由曲は流行曲ですね。
 割とテンポ早めに、推進していくような感じの演奏だったと思います。

16.レ・コンセール・エトワール 銅賞
 2番目の「M's Sound Factory 」とはまた違ったカットで、
 ベルキスの聴き比べができてよかったです。
 曲をもう少しじっくりやってみるのもいいのかなあ、と思いました。


ひとまず以上です。
次は大学の部です。 
 

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