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2011/01/15

春先の新曲披露系イベントについて

こんばんは。

昨年の10月に下書きしていた記事の焼き直しです。
うまくまとまらなくておいていたものに手を入れて、
公開できる形にしようと思い立ちました。
それぞれ具体的にプログラムも見えてきましたしね。

ということで今回は、
毎年春先に行われる、
いわゆる新曲発表系イベントについて、ちょっと考えてみたいと思います。
バンドジャーナルでも以前、
確か後藤洋氏が少し触れられていたような気がしますが、
それもふまえて。

さて、春先(だいたいの場合は3月)に行われる、
新曲発表系イベントには下記のようなものがあります。

・響宴(http://kyo-en.music.coocan.jp/
・JWECC(http://www.jwecc.net/
・バンド維新(http://www.hcf.or.jp/bunka/band_restoration/index.html
・風雅(http://www.pocorit.jp/fuga/

他にもありましたらお知らせくださいませ。

まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。

【響宴】
・コンサート形式で行われる1日間のイベント。
・東京で開催。
・演奏されるのは原則的に音源が発売されていない、
 もしくは楽譜が発売されていない曲。
・上記4つの中では一番歴史が長い(第1回目は1998年開催)。
・演奏団体は基本的に全日本吹奏楽コンクール上位団体。
 年によってはプロの団体が参加する場合もあり。
・演奏曲は公募制。委嘱作品もあり。
・ライブ音源が発売される。

【JWECC】
・複数の会場行われ、2日以上の日程で行われる場合もあるイベント。
 (現在も年ごとに変わるため、今後どうなるかもこちらではわかりません)
・開催地は中国・四国・中部地方など。今年は首都圏での開催予定もあり。
・演奏団体は、学生バンドや、プロもメンバーに入ったスペシャルバンドなどもある。
・海外の大物作曲家に毎年委嘱しているところが目玉の一つ。
・著名なプロ奏者が多数出演。
・コンサートだけではなく、クリニックなども行われるところが特徴。
・ライブ音源が発売される。

【バンド維新】
・基本的には浜松で開催される2日間のイベント。
・1日目は「作曲者によるレクチャーと公開練習」、
 2日目は「作品発表コンサート」という基本形式。
・開催地は浜松。2011年は三重での開催予定もあり。
・コンサートの演奏団体は、基本的に地元の中学・高校の団体。
・吹奏楽以外のジャンルを主体とした作品を書いている著名作曲家に、
 曲を委嘱するところが最大の特徴。
 なお、近年は吹奏楽ジャンルでも有名な作曲家にも委嘱している。
・作曲者年齢制限はあるが、公募作品枠がある。
・音源は、プロ団体によるセッション録音が発売される。

【風雅】
・基本的には関西で開催される1日間のイベント。
・コンサート形式で行われる。
・演奏曲はおそらく、公募ではなく、
 既に音源等が発売されている作品も演奏される。
・演奏団体は、関西の団体。プロ団体が参加する場合もあり。
・ライブ音源が発売される(Webのみの販売)

といったところでしょうか。
JWECCの説明を書いてて、
「ジャパンバンドクリニック」も入れたほうがいいのでは・・・
とも思ったのですが、ちょっと性質が違うかな、とも思ったので、
今回ははずして考えます。

で、次に、各イベントの来年の開催予定日を書いていきます。
響宴:2011年3月21日(月・祝)
JWECC:【神奈川】2011年3月26日(土)-27日(日)
      【高知】2011年4月3日(日)
      【愛知】2011年4月9日(土)
バンド維新:2011年3月12日(土)-13日(日)
       ※三重は2011年3月20日(日)
風雅:現在のところ、公式サイト上では発表されていません

となっています。
いやあ、うまいぐあいにばらけてますね。
日程を書き出したのは、確か後藤氏が「開催日がかぶって・・・」と
書いていたのを思い出したからなんですね。
今回は、ばらけるようにしたのかな。

それはともかくとして、まず日程から見ていくと、
各イベントが開催される期間って、ちょうど春休みなんですね。
次年度のコンクールに向けての選曲に入る時期です。
これらのイベントで演奏される曲が次年度のコンクール自由曲にいかがですか?
とお披露目するタイミングでもあるわけですね。
実際、これらのイベントで演奏されている曲って、
コンクールでもよく耳にしますし。

そして、邦人作品が多いのも特徴です。
JWECC以外は基本的に邦人作品がメインです。
JWECCは海外の作曲家の作品も多く演奏されますが、
今年は邦人色が比較的濃くなったように思います。

また、既存曲が演奏される場合もありますが、
タイトルにもありますとおり、
基本的に新曲披露が主眼とされているのも特徴です。

あと、大きな点は作曲家が実際にレクチャーを行ったり、
会場に来られて直接話をすることができることでしょうか。
複数の作曲家が一つの場所に来られる、
ということはそう多くありませんので、
こちらもめったにない機会なのでは、と思います。

あとは、拠点がうまくばらけているところも特徴でしょうか。
JWECCは毎回場所移動されていますが、
響宴は東京、
バンド維新は浜松、
風雅は関西、
と拠点がばらけているのですね。
これは、東西の人材交流という点でも、
いいことだなあ、と思います。
たとえば、関西は比較的作曲家さんが来られやすい地域だと思いますが、
一度にたくさん来られるということはそう多くないですので、
このようなイベントでたくさん来られるのはいいなあ、と思うのです。

まだまだ始まったばかりのイベントが多いですので、
現在書いている傾向もまた変わると思いますが、
こういうイベントもあるよ、ということで参考になれば幸いです。

ということで、ご紹介でした!

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