龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部 第37回定期演奏会【感想】
こんばんは。
感想を書きます。
実は書く環境を変えようと、今日は珍しく正座で書いています。
いつもはのそべって書いてるので・・・
気持ちがしっかりしていいですね。
ということで行ってきました。
早めについたので、以前行きたくていけなかった、
びわ湖ホール隣のカフェ集落へも行ってきました。
窓からの眺めはすごく良かったですよ。
ではいきましょう。
1曲目は「Six Sticks」。
今年の響宴でも演奏されましたこの曲、
タイトルどおりの3台のスネアドラム(=6本のスティック)がフィーチャーされた作品です。
見た目も面白いですし、
ちょっと変わったオープニングにも最適な、
かわいらしい小品だと思います。
オープニングにファンファーレやマーチなどとは、
一風変わったものを据えたい、という方におすすめです。
2曲目は「Bye Bye Violet」。
こちらは、来年の響宴で演奏される作品ですね。
響宴では違う団体が演奏されるので、
聴き比べもよいかと思います。
前半は井澗氏らしい響きと展開だなあ、
という印象でしたが、
後半はまた違った印象を受けた展開でした。
まだまだ引き出しがありそうな感があります。
3曲目は「Meltin'Blue~青と碧の交わる島」です。
タイトルだけきいてもわからない方もいらっしゃるかと思いますが、
この曲は組曲でして、その三楽章がみなさまおなじみの
「うちなーのてぃだ」なわけですね。
ということで今年の課題曲、ということでした。
個人的注目の長野氏お手製の浪の音マシーンも登場されていたので、
個人的に一安心。
そもそもこの曲は京都府大会の特別演奏でも演奏されていますので、
聴いた方もたくさんいらっしゃるかと思います。
第1部ラストは「てぃーだ」。
今年かなりの回数の「てぃーだ」を聴いてきましたが、
今までで最高の演奏だったと思います。
個人的には、熱のこもったコンクールモードの演奏も好きですが、
ある意味リラックスしている演奏会モードの演奏も好きです。
ここら辺はお好みですね。
第2部は「フィンランディア」からスタート。
個人的にシベリウスといえば新田ユリ氏なのですが、
新田氏的な色とはまた違う、フィンランディアもいいなあ、
と思いました。
冬に、冬らしい曲を聴くのっていいですよね。
2曲目は初演作品の「ティンパニ協奏曲」。
3部構成で、ティンパニのほかにもバスドラムが配置された、
面白い構成の配置となっています。
春にDVDが発売されるそうなので、
気になる方はぜひぜひ見てみてください。
作曲者のイメージとはかなり異なった、
新展開の曲ですので、
作曲者的な曲が苦手な方も多分大丈夫なのではないかと思います。
THE WIND SYMPHONYの管理人さんが好みそうな感じですね。
ひたすら重厚な1曲目、作曲者には珍しい和楽器を使った2曲目、
ひたすらドとソにこだわった3曲目と、
表情の異なる曲から成り立った協奏曲でした。
ラストは大序曲「1812年」。
指揮者的に十八番はガンガン系(not漫画雑誌)のクラシックアレンジ曲。
とにかくゴージャス!そして元気!
と、会場全体が鳴り響くような演奏でした。
私はバンダの真正面の席にいたのですが、
バンダの皆様もがんがん鳴らしてきてとにかく圧巻でした。
よくよく考えたら「1812年」って勝利の曲で、
そう思いついたときに「私は何に勝ったのかなあ」とぼんやり考えていました。
アンコールは3曲。
初演の「きよしこの夜」(井澗氏アレンジ)と、
「ジングル・ベル in swing」、
そして「宇宙戦艦ヤマト」でした。
ヤマトはあれですね、アキラさんアレンジですね。
私も好きなアレンジです。
今回の演奏会は相当気合の入った演奏会で、
満足度の高い演奏会だったと思います。
最後に、お礼を。
今回いろんな方にお会いしてお世話になりましたが、
一番お世話になったのは長野さんでした。
かけていただいたお言葉に本当に救われました。
ありがとうございました。
あと、来年持越しを考えていたこの記事を、
今年中にかけたのはしげをちゃんのおかげです。
本当にありがとう。
ということで、感想でした。
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (0)
最近のコメント