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2010/10/28

第58回全日本吹奏楽コンクール 職場・一般の部後半【感想】

こんばんは。

感想を書いていきます。
なお、私の都合により、聴いていない団体があります。
あらかじめご了承ください。

1.横浜ブラスオルケスター 金賞
 指揮者が代替わりして、なじんできた感がありました。
 比較的最近の曲が多い一般の部の中で、
 あえてバッハの曲を選んだところがよかったと思います。
 うまくはまった感がありました。

2.名取交響吹奏楽団 銀賞
 こちらも二団体連続の同指揮者での演奏でした。
 仲田氏に比べると、サウンドの違いはそう大きくはなかったかと。
 個人的には横ブラもn響も大好きです。
 しかし、連続でまったくタイプの異なる課題曲をやるって、
 すごいですね。 
 違いが際立って面白かったです。

3.出雲吹奏楽団 銅賞 
 3団体ある仲田氏指揮の団体の中では、
 この団体の音が一番好みでした。
 自由曲はこれまた仲田氏らしい、「翡翠」。
 最近あまり見なかった「焔の如く輝き」という楽章タイトルが表記されていました。
 こちらがデフォになるんですかねえ。
 「海の男たちの歌」みたいなものでしょうか。

4.大津シンフォニックバンド 銅賞
 関西大会から比較的控えめの表現をなさっていた課題曲ですので、
 全国大会でも同様の表現をなさっていたのだと思います。
 自由曲は、おそらく最後までつかみきれなかった何かがあったのでしょう。
 森島先生は、作曲者の若さや意欲やエネルギーに触れて、
 それを糧になさって表現される方だと思いますので、
 これまでの委嘱路線がぴったりなんだと思います。
 来年も、森島先生の指揮でぜひ聴きたいです。
 そのための当ブログですから(^-^)

5.伊奈学園OB吹奏楽団 銅賞
 ご挨拶のため会場を出ていましたので、この団体は聴いていません。
 選曲が気になっていたのですが。
 どんな感じだったのでしょうね。

6.宝塚市吹奏楽団 銀賞
 よい演奏でかつ、今年流行の「カントゥス・ソナーレ」ということで、
 かなりポイントが高いように思えましたが、
 金賞まであともう一歩、という印象でした。
 関西大会のときの音の深さが印象的でした。
 木管がよいですね。

7.グラールウインドオーケストラ 銀賞
 交響曲の終楽章ということで、
 それにふさわしい華やかで、派手な曲だったように思います。
 ゴージャスなこの団体の音にあっているように思いました。
 ところで、大学の部から、佐川先生のきらきらのシャツが気になって・・・
 気になる方は、DVDで見てみてくださいね。
 文教大の演奏で見られると思います。

8.創価学会北海道吹奏楽団 銀賞
 ドキッ!男性ばかりの「海響」!!でした
 男性ばかりなので、掛け声の漢っぷりがとってもよかったです。
 いい掛け声。
 この曲、コンクールでもパーカッションが服を脱いだり着たりするのですが、
 この団体はめずらしくそのまま演奏されてました。
 甘粕氏の指揮、個人的には好きです。

9.ソノーレ・ウィンドアンサンブル 銀賞
 「おほなゐ」~1995.1.17阪神淡路大震災へのオマージュ~は、
 実際に地震を体験している身としては、
 その頃のことを思い出していろいろ思いをめぐらせてしまいました。
 阪神間のおしゃれな雰囲気や、それが瓦解する様子、
 そして復興への祈りがよく表現されていたように思います。

10.創価中部サウンド吹奏楽団 銀賞
 この団体は女性もいらっしゃるのですね。
 創価系は男性ばかりのイメージがありましたので、
 ちょっと意外でした。
 交響詩《ドン・ファン》は、いい意味での男くささが出ていてよかったです。
 リヒャルト・シュトラウスの曲は、こういう骨太さがよいと思います。

11.ブリヂストン吹奏楽団久留米 金賞
 多少の荒っぽさはありましたが、
 それをはるかに上回る大熱演だったと思います。
 それにしても皆様が着ておられるジャケットが素敵だなあ、
 と思いながら見てました。
 職場・一般統合後初めての九州代表金賞ですね。
 おめでとうございます。  
 個人的に小野先生好きなので、うれしいです。
 取るべき団体が取るべくして取った賞だと思います。

12.創価グロリア吹奏楽団 金賞
 美しい音で非常に聴きやすかったです。
 課題曲Iのはじめは非常に難しいと思うのですが、
 どちらかが遠慮がちになりがちな演奏において、
 遠慮もなくよいバランスで吹いていたのはこの団体だと思います。
 元東京都民としては、東京代表の活躍はうれしいところ。
 この勢いでそのまま行ってほしいな、と思います。

13.高松市民吹奏楽団 銅賞
 すみません、バスの時間が迫っていましたので、
 帰っていました。後々考えたら聴ける余裕があったので、
 聴けばよかったな、と思います。

最後に、少しだけ。
今年は職場団体の活躍がすごかったです。
金賞二団体もそうですが、NTT西日本中国もよかった。
いろいろあった職場の部ですが、
これでちょっと安心しました。

職場団体といえば個人的に好きな、
NTT東日本東京も、全国大会で聴きたいな、と思います。

ということで感想でした。

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コメント

伊那学OBの曲は面白かったですよ。
特に一瞬映画の世界に持って行かれましたからね(^-^)
コレからもっと伸びてくる団体かも知れません。なにせ、リベルテを押さえての出場ですから☆

投稿: Take. Nagano | 2010/10/28 22:39

Take. Nagano さま、コメントありがとうございます。

伊奈学OBについての情報、ありがとうございます!
映画の世界ですかー。いいですね(^-^)
これから伸びてくる団体、楽しみです。
宇畑先生も好きですし♪

投稿: ごいんきょ | 2010/10/28 22:49

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