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2010年9月の記事

2010/09/30

課題曲公募採用曲の形式の傾向

こんばんは。

今日は課題曲について検証してみようと思います。
どういう内容かといいますと、
課題曲の公募で複数回採用されている方々は、
マーチとオリジナル両方で採用されているのか、
もしくはマーチのみか、オリジナルのみか、
何かしらの傾向はあるのか?
ということです。

ではとりあえず、前提条件を。
・課題曲の公募で複数回採用されている方を対象とします。
 委嘱で複数回、課題曲を書かれている方もいらっしゃいますが、
 公募課題曲の傾向を知りたいので、今回は除きます。
 委嘱と公募で両方採用されている方もいらっしゃいますが、
 その場合も、公募で採用された曲のみを対象とします。
・対象はひとまず、1980年度~2010年度の課題曲とします。
 ここは悩んだのですが、私の独断ということで。

なお、下記ページを参考資料としています。

全日本吹奏楽コンクール課題曲 - Musica Bella
http://www.musicabella.jp/concours/required/

第1回-第40回全日本吹奏楽コンクール課題曲一覧 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC1%E5%9B%9E-%E7%AC%AC40%E5%9B%9E%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%90%B9%E5%A5%8F%E6%A5%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E6%9B%B2%E4%B8%80%E8%A6%A7
第41回-第80回全日本吹奏楽コンクール課題曲一覧 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC41%E5%9B%9E-%E7%AC%AC80%E5%9B%9E%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%90%B9%E5%A5%8F%E6%A5%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E6%9B%B2%E4%B8%80%E8%A6%A7

では見ていきましょう。
まずは、マーチとオリジナル両方で採用されている方です。
(敬称略)

【松尾善雄】 マーチ5回、オリジナル2回
マーチ:マーチ「ハロー! サンシャイン」(1987年E)、そよ風のマーチ(1991年D)
     行進曲《虹色の風》(2003年III)、パクス・ロマーナ(2005年I)
     ナジム・アラビー(2007年V)
オリジナル:クロマティック・プリズム(1996年III)、童夢(1998年I)

【内藤淳一】マーチ4回、オリジナル1回
マーチ:マーチ「夢と勇気、憧れ、希望」(1997年II)、マーチ・グリーン・フォレスト(1999年I)、
     式典のための行進曲「栄光をたたえて」(2001年I)、ブライアンの休日(2008年I)、
オリジナル:吹奏楽のためのインヴェンション第1番(1982年A)

【田嶋勉】マーチ2回、オリジナル2回
マーチ:ピッコロマーチ(2007年I)、汐風のマーチ(2010年IV)
オリジナル:WISH for wind orchestra(1989年B)、エアーズ(2004年II)

【真島俊夫】マーチ1回、オリジナル2回
マーチ:五月の風(1997年III)
オリジナル:吹奏楽のための交響詩「波の見える風景」(1984年B)、
       コーラル・ブルー 沖縄民謡「谷茶前」の主題による交響的印象(1991年B)

【阿部勇一】マーチ1回、オリジナル1回
マーチ:行進曲「ラメセスII世」(1995年I)
オリジナル:吹奏楽のためのフューチュリズム(1992年II)

【諏訪雅彦】マーチ1回、オリジナル1回
マーチ:ウィナーズ ―吹奏楽のための行進曲(2003年I)
オリジナル:16世紀のシャンソンによる変奏曲(2009年I)

次に、マーチのみ採用されている方です。
【高橋宏樹】マーチ3回
イギリス民謡による行進曲(2003年II)、ストリート・パフォーマーズ・マーチ(2005年III)、
オーディナリー・マーチ(2010年II)

【坂本智】マーチ2回
行進曲《青空の下で》(1981年D)、ゆかいな仲間の行進曲(1992年D)

【野村正憲】マーチ2回
行進曲「マリーン・シティ」(1990年D)、アップル・マーチ(1995年IV)

【南俊明】マーチ2回
マーチ「春風」(2005年II)、憧れの街(2007年III)

最後に、オリジナルのみ採用されている方です。
【福島弘和】オリジナル2回
稲穂の波(1998年II)、道祖神の詩(2000年I)

ひとまずは以上です。
抜けている方がいらっしゃいましたらお知らせください。

個人的には、結構面白い結果になったなあ、と思います。
やはりマーチの方が多いですね。
理由としては、委嘱作品にオリジナルが多いので、
その分枠が少なめになるからでしょうか。
オリジナルの採用回数がマーチの採用回数を超えているのが
真島俊夫氏だけというのもなかなか興味深いなあ、とも思います。

こうやって、作曲家軸で課題曲を見ていくと面白いですね。
いわゆる課題曲D(IV)マーチの代名詞ともいえる、
「風の会」の会長の馬笑さまは意外と課題曲D(IV)枠になったのは1回だけとか、
内藤淳一氏は課題曲A(I)枠以外になったのは1回だけとか。
オリジナル曲が採用された作曲家さんは今のところ一回限りの方が多いのでしょうね。
複数回採用される方はやはりマーチを書く比率が高いということでしょうか。
そう考えると、福島弘和氏は珍しいのだなあ、と思います。
そういえば福島氏のマーチって、私は聴いたことないのですよ。
たぶん、作品はあるのだとは思うのですが。

最終的に何が書きたかったのかといいますと、
「風の会」萌えー☆って書きたかっただけなんです。
上記のリスト11人中、5人が「風の会」の方ですから☆

というお話でした。

ちなみにこの記事を書いているときに聴いていたのは、
「てぃーだ」でした。だって好きなんですもの。うふふ。

↓課題曲参考演奏集もよろしくね!

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気になる音楽系採用情報

こんばんは。

今日は他にも書くことがあるのですが、
先にこちらを書いてみたいと思います。

ということで、タイトルのおはなしです。
採用情報のお知らせですね。
いずれもスタッフ職です。

・京都市交響楽団 音楽スタッフ募集
http://www.kyoto-symphony.jp/audition/

・【卒業生のみ】大阪音楽大学 専任事務職員募集
http://daion.ac.jp/global/employ.html

音楽関係の公募はそう多くはないと思いますので、
気になる方はぜひご応募を。
ちなみに私は卒業生ではないので、大音は応募できないですね。
しょんぼり。

私もとっても気にはなるのですが、
時期的に難しそうなのでパスですかね。
音楽関係のお仕事をなさっている方の話をきいていますと、
私は音楽の仕事には就けないな、とも思いますし。

という、おはなしでした。

↓「なるには」シリーズが気になります。

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2010/09/28

「月明かりと渦潮」を聴き比べ

こんばんは。

我が家にCD「いにしえの時から」(古代より)が届いたのと、
musicstore.jpでもCDが発売開始となりましたので、
https://www.musicstore.jp/database/search.php?view=review&order_no=059234
聴き比べをしてみようと思います。

聴き比べ対象は、ニュー・ウィンド・レパートリー2010「ジャスパー」
(大阪市音楽団演奏)と、
http://www.brain-shop.net/shop/g/gOMSB-2816/
「いにしえの時から」(オランダ王国海軍バンド演奏)です。
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2144/

ではいきましょう。
テンポは結構変わるかと思ったらそうでもなくて、
意外と変わらないです。
大阪市音楽団の演奏の方が演奏時間が長いですが、
わりと流れるような感じの演奏なので、
長さは感じにくいかな、と思います。
オランダ王国海軍バンドの演奏はさすが軍楽隊というべきか、
かっちりしっかりした演奏のように感じられます。
どちらも音が美しいですので、聴いていてほれぼれするような演奏です。
かなりレベルの高い聴き比べができるのでぜいたくな気分が味わえます。

さて、一番の大きな違いはといいますと、
大阪市音楽団の方の演奏は最後は本当に悲しくなってしまって、
聴くのが辛くて私はあまり数多く聴くことができなかったのですが、
オランダ王国海軍バンドの演奏の方はいくぶんか希望が感じられる演奏ですので、
私でも数多く聴くことができそう、ということです。
このあたりの違いは、作曲者がどのような表現を求めているか、
ということもありますので、
どちらかがよいということではなくて、
ここらへんは本当に好みだと思います。
悲しさで感情が埋め尽くされるというのは、
本当にそれだけ真に迫っているともいえますし。

どちらも本当に、それぞれに良さのある演奏ですので、
ぜひ、両方聴き比べてみてくださいね。

という、お話でした。

↓「剱の光」もプロによる演奏の聴き比べができますよ。

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2010/09/27

平城遷都1300年祭~秋の吹奏楽フェスタ~のご案内

こんばんは。

今日は演奏会のご案内です。

平城遷都1300年祭の関連行事、
秋の吹奏楽フェスタのご案内です。
詳細はこちら。
http://www.geocities.jp/nara_suiren/heijo1300_10.htm

「若草山のファンファーレ」 と 「行進曲 南を守る鳥」が演奏されますよ!
きゃあきゃあ☆わーわー☆
ですが、私、この日は予定があるのです!!
超ショック。最近こんなのばっかりです。
いたるさまの曲を生で聴きたい!はい!!聴きたい!!!
一応次の週のBRASS AIDでも「たなばた」が演奏されるので聴こうと思えば聴けるのですが、
http://www.geocities.jp/nara_suiren/BrassAid_2010.htm
ここ最近「風の精」とか「お花たちのパーティー!」とか
「若草山のファンファーレ」 とか 「行進曲 南を守る鳥」とか、
レアな曲が演奏される機会が多いのに聴けないところが非常にショックです。
いや、「風の精」とか「お花たちのパーティー!」とかは行けば聴けたので自己責任なのですが、
今回だけは元から予定が決まっていたので・・・
もうちょっとさかのぼったら龍谷大の「たなばた」とか、
大住シンフォニックバンドの委嘱作品とか、
早めに調べれば聴けたものがたくさん・・・
あああ・・・聴きたかったな・・・
それにしてもかっぱさん、今日も身体張ってましたね。
見ましたよ空中ブランコ。

それはさておき、行ける方はぜひぜひ、行ってみてください!!
ということで、ご紹介でした。

↓もうひとつの奈良県吹奏楽連盟委嘱作品、「大仏と鹿」はこのCDで聴けます。

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2010/09/26

基礎となるもの

こんばんは。

今、「青空の下で」を聴いています。
ちなみに、演奏は阪急百貨店吹奏楽団のもの。
王道ですね。聴いていて非常に楽しいです。

ということで、昨日や今朝の話の続きにとなりますが、
「青空の下で」に関連することを考えたいと思います。

「吹奏楽のひびき」の実況の中でも書きましたが、
「青空の下で」は作曲者の坂本智氏が20歳前後に書いた曲です。
この曲が課題曲になったのは約30年前になりますが、
現在でも、20歳前後で課題曲に採用されるというのは、
課題曲の初採用作曲者年齢でも若い方に入るのではないでしょうか。

で、その頃に若い方が書かれた曲と、
今の若い方が書かれた曲って、
当たり前ですが違うのですね。
現在は情報も増えていますし、
世に出る曲も増えています。
ですから、どういう曲を聴いてきて、
その上でどういう曲を作るかというのが多種多様になってきていると思うのです。
それを考えると、「青空の下で」は割とルーツがわかりやすい曲だなあ、と思います。
それが悪いというのではなくて、
私にとってはむしろ好ましいと感じています。
表現が難しいのですが、基礎となるものがしっかりしているからです。
30年たっても、揺らぎがなくて安定しているのですね。
それが非常にいいなあ、と思うのです。

現在は、というとどうなんでしょう。
基礎がしっかりしているものっていうのは、むしろ好まれにくいのかなあ、
と思うときもよくあります。
繊細さや軽さを重視するというか、
そんな雰囲気も感じるのですね。
時代の流れといえばそれまでともいえるのですが、
基礎がしっかりしてるものって、いいよ。
と、ちょっと古い人の私は思うのでした。


↓こちらの音源を聴いてました。

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ひとくぎり

こんばんは。

「月明かりと渦潮」のデハスケ版CDも発売されたということで、
ひとまず、今私にできることは一区切りついたように思えます。
とはいえ、私がやったことといえば響宴への情報提供と各種宣伝のみですので、
大きく何かをやったということはいえないのですが、
多少なりともお力になれたのではないかなあ、と思います。
お力添えいただいた皆様、関わってくださった皆様、
本当にありがとうございました。

今後の展開もとっても楽しみです。

ひとまずは、お礼まで。

というお話でした。

↓「月明かりと渦潮」の委嘱元であるソニー吹奏楽団さんが、
 「響け!みんなの吹奏楽」で取り上げられた演奏会で演奏された曲のうちのひとつ、
 「風の精」が収録されています。

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【吹奏楽のひびき】2010.09.26 放送分 実況

おはようございます。

今日はばたばたしてて書き始めから遅れてしまいました。
オープニングは聴けなかったのですが、
放送はきちんと聴いてますよ。

今日の放送内容はこちら。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-09-26&ch=07&eid=87059

懐かしい系の曲が多いのは、
音源がなくて聴けなかった曲特集が最初にあったからなんですね。

「ランパーツ」、おもしろい曲ですね。
古い曲でも、音源のないものってたくさんあるんですね。

「ロートレックの3枚の絵」は、
ロートレックのおしゃれで面白い雰囲気が出ていて好きです。
絵画をテーマとした曲はたくさんありますが、
これはいいなあ、と思います。

「“吹奏楽のための交響曲”から 第4楽章」は、
リクエストされた方が聴いていたのはこちらかもしれませんね。
センチュリーもいろいろ大変ですね・・・
陰ながら応援しております。
ジェイガーの交響曲、面白いですね。

女性の年齢はちょっと遠慮したほうがいいのでは・・・
とちょっと思いました。

「青空の下で」を放送した経緯にはこんなお話があるのですね。
ちなみに作曲者の坂本智氏は
「青空の下で」を作曲した年齢二十歳前後なのですが、
かなり完成度が高いですね。
ここ最近、若い作曲家の方々も増えていますが、
このころとはだいぶ違うなあ、と思います。

それにしても、人がつながる、というのはよいですね。

豊島区立第十中!伝説のあの中学校という認識でよいでしょうか・・・

今日はかなり大人向けの内容でした。
個人的には大好きです。この傾向。

来週の放送内容はこちら。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-10-03&ch=07&eid=87924

来週はお休みをいただこうと思います。

ということで、実況でした。

↓「ロートレックの三枚の絵」の音源です。放送されたものと同じです。

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「月明かりと渦潮」のデハスケ版CDがバンドパワーで発売開始!

こんばんは。

ついにこの日が来ました!
「月明かりと渦潮」のデハスケ版CDが、
バンドパワーで発売開始となりました。
詳細はこちら。

いにしえの時から~オランダ王国海軍バンド
From Ancient Times:De marinierkapel der Koninklijke marine
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2144/

先日お伝えしたCD「古代より」と同じCDなのですが、
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2010/09/cd-a8a8.html
「いにしえの時から」が正式な邦訳タイトルで、
今回のみ「古代より」というタイトルとなっているようですね。
ちなみに細かく見ると日本語が表記されているのが見えますので、
どうやら、日本語版の解説も載りそうな感じですね。
「月明かりと渦潮」の曲解説が、どのように外国語訳されているのか楽しみです。

ということで、ご紹介でした。

↓「ラメセス」といえば、このCDに収録されている、
 「ラメセスII世」でしょう!!

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作曲家立会いか、そうでないかの違い。

こんばんは。

思いついたときは一気に書きます。

ということでデハスケの酒井格作品集「湖の畔で」を聴きながら、
この記事を書いています。
実はこのCDを通しで聴いたことはなくて、
いつも「剱の光」をヘビーローテで聴くぐらいなんです。

そんなこのCDですが、
全体的にテンポ早めな中で、
のんびりまったりしている曲があります。
「七五三」です。
この曲と、表題作の「湖の畔で」は、
日本の団体が演奏されていますので、
おそらく、収録時にも作曲家自身も立ち会ったのでは、
と推測されます。
BPラジオの「七五三」放送回のときに、
「作曲者自身も立ち会って~」とおっしゃっていたと思いますので、
「七五三」については、間違いないかな、と思います。

コンピ版だからこそできるシチュエーションの違いの聴き比べだと思いますので、
興味のある方は、一度そのあたりにも注目して聴いてみると面白いかと思います。
ちなみに私は、この「七五三」の演奏が好きで、よく聴いています。
まったりバージョンの龍谷大の演奏が出ないかな、
と思うぐらいに、好きです。

という、お話でした。

↓まったりバージョンでない「七五三」は、こちらで聴けます。

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2010/09/25

曲の解説を読むのって、楽しい。

こんばんは。

今日は、久しぶりに今まで買ったCDの曲解説を読み返していました。
ここ最近、音楽もダウンロード販売しつつあるのかな、
とは思うのですが、
私はやはりCDを買うのが好きです。
なぜなら、曲の解説が読めるからです。

私がメインで買うCDは吹奏楽の邦人作品関連のものが多いですから、
作曲家が自ら曲解説を書いていることも多いのですが、
私は、第三者が曲の解説を書いているのを読むのが好きです。
理由は、執筆者がどれだけの思いをこめて書いているかがわかるからです。
今回読んだのは「コンサート・マーチ・ベスト」と課題曲参考音源集なのですが、
どちらのCDも、ものすごく文章の長短に特徴があるのですね。
「コンサート・マーチ・ベスト」は複数の執筆者によって書かれていますが、
課題曲参考音源集は一人の執筆者によって書かれています。
どちらも、曲解説が話題となったCDですので、
興味のある方は一度お読みいただければ、と思います。
話を戻して、どちらの解説も、
執筆者にとって思い入れのある曲や作曲家の解説は自然と長くなっていますし、
そうでない場合はわりとあっさりしています。
ここまで如実にわかるのも珍しいとは思いますが、
やはり読んでいて面白いのは、
執筆者にとって思い入れのあるものです。

そんな風に、客観的にみた主観的なもの、
を見るのが私はとても好きなのです。
演奏でもそうですね。
作曲家自作自演も面白いのですが、
そうでないものの方が意外なアプローチを感じられて面白い。
視点が違うと考えることも違うのですね。
それを見るのが、楽しいのです。

という、お話でした。

↓今回の記事はこれを聴きながら書いてました。
 こちらについてもネタを思い出したので、また書きます。

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大学の部のチケット、発売日。

こんばんは。

明日、栗東芸術文化会館さきらで行われる、
ブラスフェスティバル2010でOSBが「お花たちのパーティー!」を演奏なさるそうです。
きゃあきゃあ☆超聴きたい!
ですが私は他の予定がもう入っているのです・・・
しょんぼり。

ということで、今日のおはなし。
今日は、全国大会の大学の部のチケット発売日でした。

今年はすごく行くのを迷っています。
の割には、さっき高速バスと宿の予約をしてきました。

少しブログをお休みしていろいろ考えていたのですが、
実際、チケット発売されるとそわそわしたり、
無意識にお宿や交通手段を探してしまうところがきっと、
本当にしたいことや好きなことをあらわしているのでしょうね。

なんだかまとまりのない内容で申し訳ありません。
もう少し、考える時間をください。

↓「お花たちのパーティー!」が収録されています。

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2010/09/22

「トッカータとファンタジア」を買いました

こんばんは。

ついに買いました、「トッカータとファンタジア」。
ブラスバンド版の「たなばた」が収録されているCDです。
https://www.musicstore.jp/database/search.php?view=review&order_no=059201
原調でのアレンジなのがうれしいところ。
私はブラスバンドの音が結構好きなので、
楽しく聴いてます。
聴き比べも楽しい。
編成が変わっても胸キュン☆和音は健在です。

ということで、ここのページにも追加しました。
・たなばたのCD音源(2010.09.22 現在)
 http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2009/07/cd-e545.html

再録含めると今年だけで3枚、「たなばた」が収録されているCDが出ているのですよね。
すごいなあ「たなばた」。

あと、CDDBにも登録しましたので、
CDご購入なさった方はご活用くださいませ。

という、お話でした。

↓今年発売された、「たなばた」収録CDのうちのひとつです。

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「月明かりと渦潮」のデハスケ版CD、詳細発表!&予約受付中!!

こんばんは。

今日は超☆胸キュン☆なお知らせです。

ついに、「月明かりと渦潮」のデハスケ版CDの詳細が発表されました。
詳細はこちらです!

古代より:FROM ANCIENT TIMES(2枚組)
https://www.musicstore.jp/database/search.php?view=review&order_no=059234

「月明かりと渦潮」は2枚組みのラストです!
超萌えー☆

どんな感じの演奏なのか、今からとっても楽しみです!

ということで、ご紹介でした。

↓市音版もよろしくね!

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【CD】De Meij: The Lord Of The Rings(Sym.1), Barnes: Sym, 3, : 秋山和慶 / 大阪市音楽団

こんばんは。

最近情報提供が少なめですので、情報提供をしたいと思います。

ということで、先日「クラシック倶楽部」でも放送されました、
大阪市音楽団の第100回定期演奏会のCDが発売されます。
詳細はこちら。(情報提供ありがとうございます)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3911906
「クラシック倶楽部」では放送されなかった、
指輪物語全楽章が入るものと思われます。
ご覧になった方もご覧になっていない方もぜひぜひ。

ということで、ご紹介でした。

↓Amazonから購入の場合はこちら。しかし「バーン」って。

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2010/09/21

同じ団体、同じ指揮者でも演奏が違うよ、というおはなし。

こんばんは。

今日は「藍色の谷」を聴いているので、
その話をしようと思います。

今聴いているのはコンクールの金賞スペシャルDVDの演奏でして、
私が普段よく聴いているのは、
CAFUAから発売されている龍谷大40周年記念CDに収録されている、
セッション録音の「藍色の谷」です。
時期は比較的近いものの(コンクールが10月、録音が12月)、
この二つの演奏はだいぶ違います。
どこら辺が大きく違うかというと、
コンクールでの演奏か、そうでないかというところだと思います。

もうひとつ、同じ団体、同じ指揮者で
演奏がだいぶ違うのがわかるのが「てぃーだ」ですね。
こちらは響宴の演奏が先(響宴が3月、コンクールが8月)なのですが、
コンクールでの演奏もだいぶ違いました。
こちらは、コンクールの方がよりゆったりな感じですね。

上記二作品とも、
音源が発売されている(もしくは発売されるであろう)以外にも、
現場監督さまのありがたいお心遣いで、
定期演奏会とサマーコンサートの演奏も聴かせていただいているのですが、
やはり、演奏はコンクール以外での演奏に近い演奏でした。

これらから予想されることは、
いわゆる「コンクール用の演奏」があるのでは、ということです。
どういう風な演奏ができるかまで考えることができてかつ、
表現できてこそ、結果につながるのかなあ、
と思った次第です。
ですが、そこまで考えることができるって、ほんのひとにぎりなんでしょうね。

↓今日聴いていたのはこちらでした。

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2010/09/20

来週の「吹奏楽のひびき」の放送曲目に思うこと

こんばんは。

来週の「吹奏楽のひびき」は、リクエスト特集です。
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20100926/001/07-0815.html
前回の、コンクール色たっぷりな選曲とはまた違った、
渋いラインナップの放送で、とても楽しみにしています。

で、放送予定の中に「青空の下で」が入っています。
個人的にはそれがとてもうれしくて、
というのは前回も書いたのですが、
それはなぜかというと、風の会の方の曲だからです。
風の会といえばアマチュア作曲家集団ですので、
作曲を専門とした職業についていない方の集団となります。
風の会のメンバーの中には音楽の先生や、
自衛隊の音楽隊に所属しておられる方もいらっしゃいますので、
音楽の専門教育を受けておられない方ばかりではないのですが、
今回放送される「青空の下で」を作曲された坂本智氏は、
私が持ってる資料内を見る限りでは、
音楽の専門的な教育を受けておられない方です。
ですので、なおさらうれしいのです。
NAPPさまが「吹奏楽のひびき」をご担当なさっている限りは、
こういう日はやってこないと思っていましたから。

当ブログにお越しくださっていて、
ある程度の期間継続してご覧になって下さっている方は、
私はいたるさま大好きっ子だと思われていることかと思います。
実際そのとおりなのですが(もう否定はしません)、
元々はといえば私は風の会っ子ですので、
こういう日が来てよかったな、と思ったのでした。
いや、もちろん毎週「三角の山」が聴けるのはとてもうれしいですよ。ええ。

めまぐるしく環境が変わる中で、
取り残されてるのは私だけかなあ、と思った今日この頃でした。

という、お話でした。

↓「青空の下で」が収録されています。

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2010/09/19

【吹奏楽のひびき】2010.09.19 放送分 実況

おはようございます。

今日も放送があるらしいです。(関東以外)
私は関西在住ですので、今日も実況です。
久しぶりにプ○キュア見ようとやる気満々だったのですが・・・

ということで、今日の放送内容です。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=200&date=2010-09-19&ch=07&eid=88359

今日はお待ちかねのギィデ回ですね。
祝典序曲を聴く機会が多い今日この頃。
品のよい演奏ですね。
音が美しい。

「マルテニッツァ~春の序曲~」は、予想と違ってえらいテンションの高い曲ですね。
めまぐるしく変化する曲調がたまらないです。
この流れるような感じが。
民族音楽っぽい曲は結構好きです。

カンタベリーコラール!!
静かな曲といえばこれが定番ですよね。
はい!私も演奏したことがあります!!
ホルンパート、1stと2nd&3rdで違いすぎなんですよ。

話を戻して、あまりにも定番なので、
静かな曲を探すときでもあえてこれをはずして探してました。

いいですよね、このパイプオルガンのような響きが。
ラジオから妙にぽこぽこ音がするのですが、
電波の関係でしょうか?

ロジェ・ブートリーといえば、
ギャルドですね。
はーい!おぼえてますー。

っていうか、西洋から見た東洋、といった感じの曲ですね。
ものの見方って見る側によってずいぶん違うものですね。

ブートリーさんは、やっぱり本職は指揮者だなあ、
と・・・思いますです。

ベルギーの団体なのでベルギーの曲で締め、ですね。

車に乗ってて浮かんだメロディーを一晩で書き上げる、
というエピソード、他にもきいたような。
「ライド!」でしたっけ。この曲も好きです。

「行進曲“ベルギー落下傘部隊”」、タイトルが何気に好きです。

来週の放送内容はこちら。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=200&date=2010-09-26&ch=07&eid=87059
「青空の下で」!きゃあきゃあ☆
私の風の会フォルダ(という名の語り)が火を噴きそうですね。
いわゆる風の会系マーチは放送しないかと思っていましたが、
放送されるのですね。ありがたいです。うれしい。
来月放送されるであろう矢部さまの曲も楽しみですよ。

今回のリクエスト回は割と大人向けな感じがします。
個人的には「ロートレックの3枚の絵」も気になりますよ。
https://www.musicstore.jp/database/search.php?order_no=044573
「ノーマン・ロックウェル組曲」を思い出した。なぜか。

ということで実況でした。

↓オープニング&エンディング曲はこのCDに収録されてます。

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2010/09/17

ブレーンとデハスケ

こんばんは。

今日の、本来書こうと思っていた記事です。

ちょっと前にちょっとした議論(というほどでもないですが)
になったお話。

「いたるさまの曲のうち、デハスケで出版されている曲の方が、
(ブレーンで出版されている曲より)いい曲がそろっている」
というお話です。
上記二社以外で出版されている楽譜もありますが
(例:「スライダーズ・ミックス」はバンドジャーナルの付録です)
主だった曲は上記二社で出版されていますので、
実際そうなのか、ということを検証してみたいと思います。

アンサンブルまで含めるとちょっとややこしくなりますので、
今回は吹奏楽編成の曲で考えたいと思います。

ではまず、各社にて出版されている楽譜の一覧を見てみることにしましょう。
順不同で並べています。
漏れがありましたらお知らせください。

【ブレーン レンタル楽譜】(9作品)
 ・てぃーだ
 ・雲に架かる橋
 ・バルトークの主題による奇想曲(「また一緒」と同じ曲です)
 ・風の精
 ・Mi-na-to
 ・三角の山
 ・ポロヌプ(大原野)
 ・波の通り道
 ・藍色の谷
 
【デハスケ 出版楽譜】(12作品)
 ・おおみそか
 ・お花たちのパーティー!
 ・たなばた
 ・湖の畔で
 ・行進曲「海辺の道」
 ・行進曲「山辺の道」
 ・行進曲「剱の光」
 ・七五三
 ・若草山のファンファーレ
 ・森の贈り物
 ・大仏と鹿
 ・月明かりと渦潮

です。
出版点数はデハスケの方が3つ、多いですね。

さて、当ブログには皆様にご協力いただいた資料がありますので、
そちらも見つつ検討したいと思います。
ということで、今年5月まで当ブログで行っていたアンケートを見てみましょう。
どういうアンケートかといいますと、
2002年~2008年(2005年除く)の龍谷大コンクール自由曲6曲のうち、
好きな曲を投票してください、というものです。
結果は、こちらをご参照ください。
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2010/05/300-8b4b.html

デハスケ出版楽譜2曲(森の贈り物、七五三)がワンツーフィニッシュです。
ちなみに、他の4曲はブレーンのレンタル楽譜です。
今年の自由曲「てぃーだ」も、ブレーンのレンタル楽譜ですから、
龍谷大の自由曲という観点で見ると、
ブレーンのレンタル楽譜の方がより多くなるともいえます。

次に、編成について。
最近注目を浴びている小編成作品について、
上記の作品のうち、
明確に小編成向けとして書かれている曲が2曲あります。
「ポロヌプ」と「風の精」です。
この2作品はどちらも、ブレーンのレンタル楽譜です。

さてさて、私はデータ集めたがりなので、
もりもり思いつくかぎりデータを集めていきたいと思います。
次は、「響宴」での演奏作品について考えてみましょう。
これは、出版社ごとに分けて書いてみたいと思います。
【ブレーン】
 ・てぃーだ(第13回)
 ・雲に架かる橋(第11回)
 ・Mi-na-to(第4回)

【デハスケ】
 ・行進曲「剱の光」(第12回)
 ・大仏と鹿(第3回)

参考:第10回午後の部に「ちびクラ協奏曲(略称)」が演奏されています。
これはまだ未出版でしょうか。

こちらは、ブレーンのレンタル楽譜の方が多いですね。

音源についても考えたいのですが、
どこで線引きをするのかが難しいのですね。
明確にCDになっているものであれば問題ないのですが、
たとえば、ダウンロード販売されているものはどうなのか、
コンクールのカスタム音源はどうなのか、
とか探しようによってはいろいろあるわけで、
これについてはちょっと、おいておきます。
ちなみに、意外と「おおみそか」の音源が非常に少なかったりします。
知名度が比較的高い上に、出版譜なので
何かしら音源がありそうなのですが、
あんまり聴いたことがないです。
「Mi-na-to」もそうですね。
「バルトークの主題による奇想曲」は、龍谷大の関西大会&全国大会の音源ぐらいでしょうか。
まったく違う団体の音源はないかも・・・
意外と、「湖の畔で」は今でも購入可能な音源が複数あるのですよ。
ひとつは、皆様もご存知であろうデハスケから発売されているCDの音源、
もうひとつは、第1回「風雅」のライブ音源です。
http://www.wako-records.com/shop/11_33.html
音源の話をしだすときりがないので、
ここらへんでやめておきます。

なんか話がまとまらなくなってきました・・・
結局、その議論の中でも、
最後は「ブレーンのレンタル楽譜にもいい曲いっぱいあるよ!」
という話になりましたので、
そういう結論で今回も締めたいと思います。

この比較、考えていくと面白いので、
何かしら思いついたら追記していきます。

というお話でした。

↓「ニュー・オリジナル・コレクション」が大好きです。

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大津シンフォニックバンド創立30周年記念演奏会の音源がダウンロードできるようになりました

こんばんは。

今日は他にも更新する予定があるのですが、
ひとまずは先に、こちらをご紹介します。

ということで、タイトルのおはなし。
大津シンフォニックバンド創立30周年記念演奏会の
音源がダウンロードできるようになりました。
詳細はこちら。
http://www-musicdownloadstore.com/fs/add/default.asp?page_num=1828

途中からになりますが、当ブログに演奏会感想もありますのでどうぞ。
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2009/06/56-64f7.html

ということで、ご紹介でした。

↓CDはこちらからどうぞ。

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2010/09/16

「トッカータとファンタジア」がほしい

こんばんは。

昨日あれだけ静かな曲を探したのに、
今日のバンドパワーのメルマガの特集が耳に心地よいキレイな作品だった今日この頃、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
メルマガの特集、参考になりました。ありがとうございました。

今日は「トッカータとファンタジア」を買いに行ったらなかったので、
しょんぼりしていました。
ので、この熱をどこかにぶつけたくなったので、
この記事を更新しました。
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2009/07/cd-e545.html

既存音源ですが、私が大好き☆超萌え☆な音源をご紹介しています。
今、改めて収録曲を見たら、ちょうど今がご紹介するべきタイミングだったのかな、
と思うところがあったので、
今までこの音源を追加していなかったのも意味があることなのかな、と思います。

というお話でした。

↓追加したのはこちらの団体の音源ですよ。

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2010/09/15

曲探しの旅

こんばんは。

知人より曲探しの依頼がありました。
内容は、
「木管主体の静かめの曲(日本語のサブタイトル的なタイトルがある曲があると嬉しいです。)」
というものでした。
twitterでお伺いしましたところ、
下記の曲を教えていただきましたので、
皆様のご参考になれば幸いです。
教えてくださった皆様、ありがとうございます。

あ、最近ブログお休みの日がたびたびありますが、
そういう日はtwitterでつぶやいていることも多いですので、
もし「今日はブログお休みなのかな?」と思ったら、
こちらもご覧になってみてください。
http://twitter.com/bengalese

話を戻して、教えていただいたものと、
自分で探してみたものを一覧にしてみようと思います。

【教えていただいたもの】(※基本的には楽譜のページを紹介しています)
・後藤洋「水脈~エヴァーグレーズを讃えて」
 http://www.brain-shop.net/shop/g/gYDOG-A06/
・ハービンソン「夕べの祈り」
 http://www.brain-shop.net/shop/g/gMJ-052738/ 
・ウィテカー「Sleep~永眠」
 https://www.musicstore.jp/database/search.php?order_no=032515
・岡田宏「追想~ある遠い日の」(※2002年の課題曲ですので、音源をご紹介しています)
 http://www.brain-shop.net/shop/g/gBOD-3020/

【探してみたもの】
・スパーク「冬物語」(※楽譜は取り寄せ対応のようですので、音源をご紹介しています)
 http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2139/
・鈴木英史「Awakening アウェイクニング-目覚め」
 http://www.brain-shop.net/shop/g/gYDOS-A01/
・ホルジンガー「SUMMER TO FALL: A LOVE SONG: 夏から秋へ~愛の歌」
 https://www.musicstore.jp/database/search.php?order_no=047831 
・レナールトス「エレジア」
 https://www.musicstore.jp/database/search.php?order_no=037796

「条件に合致しないのでは?」という曲もあるかと思いますが、
いろいろ選択肢があると好みにも合致しやすくなると思いますので
よいかなあ、と個人的には思っています。

静かな曲ってなかなか探すのが難しそうですが、
意外とあるものなんですね。勉強になりました。

というおはなしでした。

↓昨年ご紹介した曲はこの曲でした。

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2010/09/14

コンクール映像集にもブルーレイの波が

こんばんは。

このごろお仕事が非常に詰まってまして、
落ち着くまではちょっとお仕事モードになると思います。
ので、明日のブラスパラダイス大阪の演奏会に行くのも取りやめにしようと思います。
「風の精」を聴きたかったのですが、ちょっと落ち着かないもので。
ごめんなさい。

ということで今日のお話です。
以前、吹奏楽にもブルーレイの波が!
ということで、龍谷大の定演ライブブルーレイのご紹介をしたのですが、
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2010/04/dvdd-5-abfc.html
ついに、コンクール映像集にもブルーレイの波がやってきました。
こちらです!
http://palsmusic.jp/SHOP/g46308/list.html

関西・北陸・九州支部大会と、
いずれも注目の支部大会の金賞受賞団体DVD集となっております。

個人的な注目は
【ブルーレイ】関西吹奏楽コンクール金賞団体集 2010年 中学校・高等学校小編成の部
http://palsmusic.jp/SHOP/PABD-1042.html
【ブルーレイ】九州吹奏楽コンクール金賞団体集 2010年 高等学校部門
http://palsmusic.jp/SHOP/PABD-1044.html
のふたつ。

関西の小編成は、
注目の一宮中学校演奏の「玉虫ノスタルジア」が収録されています。
この曲にはかなりの種類の打楽器が使われていますので、
ぜひ映像で見ていただきたいところです。

九州の高校A部門は、
私が大好きな立石先生指揮の「森の贈り物」が聴けるので、
というのが一番の理由でもあるのですが、
今話題の「笑ってコラえて!吹奏楽の旅2010」に出演されている、
鹿児島情報高等学校の演奏も収録されているところもポイント。
そして何より収録団体が多い!
これはお買い得ではないでしょうか。

興味のある方はぜひどうぞ。

ということで、ご紹介でした。

↓個人的に好きな「森の贈り物」収録CDです。
 鹿児島情報高校の自由曲、「アルプスの詩」も収録されてるよ!

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2010/09/12

来週の「吹奏楽のひびき」はお休みです。(関東のみ)&今週放送分の録音を聴きました。

こんばんは。

なんと!来週の「吹奏楽のひびき」はお休みです!
特別番組があるようです。
「吹奏楽のひびき」の公式サイトからの予定がなくなっていますので、
どうやら確定の模様。
http://www.nhk.or.jp/classic/hibiki/
ギィテ聴きたかったな、と思う今日この頃です。
【2010.09.18 追記】
日曜分がないのは関東のみの模様。
私は関西在住ですので、放送が聴けるようです。
他の予定を組んでたので、どうしようかな。


今週放送分、録音して聴きました。
下野氏の話を伺うことができてよかったです。
面白い意見もありましたので、
気になる方は再放送を聴いてみてくださいね。
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20100917/001/07-1630.html
録音もいいですよー。
パソコンへの録音、おすすめです。

というお話でした。

↓なにわ超おすすめ!

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2010/09/11

オリジナル曲は一般受けしないか、という問い。

こんにちは。

今日のお話です。

ちょっと前に「キャッツ・テイルズ」のことをつらつら考えている、
と書いたのですが、
これはなんでかというと、
私が今まで見たり聴いたりした中で一番、
一般の人に受けていたオリジナル曲だったからなんですね。
・・・と書こうと思ったら元はテンピース・ブラス向けの曲だったそうなので、
前提として崩れてしまうのですが、
クラシックやポップスの有名曲の吹奏楽アレンジでない曲、
という前提であれば通りそうな感じはするので、
この前提で書いていきます。
とはいえ、「キャッツ・テイルズ」もジャズ要素たっぷりの曲なんですけどね。
って、そうやって書いていくとだんだん範囲が狭まってくるので、
ここらへんで勘弁してください。すみません。

さて、「キャッツ・テイルズ」がメチャ受け(今、テンションあがってます私)なのを見たのは、
2年前のたそがれコンサート。
バンドパワーに記事がありましたので、ご紹介です。
http://www.bandpower.net/news/2008/08/09_sion/01.htm
ついでに当ブログの記事も。
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2008/08/2008_219c.html
どちらも決して誇張ではなくて、
「大阪のおばちゃん」に分類されるうちの母も
(記事中にもあるとおり、うちの母はごく一般的な人です)
ものすごく楽しそうに「キャッツ・テイルズ」を聴いていたのですね。
うちの家が家系的にジャズが好きというのもあるのですが、
明らかにいつもと違う反応でものすごく楽しそうにしていたことを覚えています。

こういう経験があるので、
オリジナル曲が決して一般受けしないとはいいきれないのでは、
と思ってしまうのです。

ですが、同じたそがれコンサートでも、
自分にとっては結構悲しい光景を見たこともあります。
こちらは同じ年のたそがれコンサートの別の日の感想なのですが、
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2008/07/post_1da5.html
なんと、ジブリ作品のメドレーが終わったら少なくない人数の方が帰ってしまわれたのです。
あと1曲を残してです。
私は非常に悲しかったです。

どこらへんの要因があってそうなったのかは分析しきれていないのですが、
何はともあれ、オリジナル曲の一般受け、
という意味ではこの二つが非常に印象に残っています。

たそがれコンサートの話が二つ出ましたので、
もうひとつたそがれコンサートの話をすると、
今年初めて、たそがれコンサートのプログラミングを意識的に見ました。
なぜかというと「ニュー・ウインド・レパートリー2010」の収録曲が
数多くプログラムに入っていたからなんですね。

今年の「ニュー・ウインド・レパートリー」は手に取りやすいね、
としげを氏ともお話していたのですが、
その手に取りやすさを証明するように、
比較的一般のお客様が多い「たそがれコンサート」で、
少なくない数の収録曲が演奏されました。
収録曲のうち、邦人作品は4曲とも演奏されましたしね。
これは、とても喜ばしいことだと思います。
個人的には「コレオグラフィー」とか「コスタ・デ・ソル」とかも好きなのですが、いかがでしょう。

それはともかくとして、
「たそがれコンサート」で隣に座ったおばあちゃんが
「私、これ好きやねん」と身体を動かしながら聴いていたのが
海上自衛隊舞鶴音楽隊が演奏の「行進曲『軍艦』」というのが
やはり世間一般的な吹奏楽のポジションだとは思うのです。
が、以前、一般向けのセミナーで高昌帥氏が
吹奏楽の演奏会についておっしゃっていた
「演奏される曲のすべてがクオリティーが高いとはいえないが、
 (要は玉石混交ということですね)
 何かしら生まれ出る胎動を感じることができると思います」
という言葉が、今の吹奏楽の現状を表しているのではないかなあ、
とも思ったのでした。

という、お話でした。

↓「キャッツ・テイルズ」が収録されています。

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【CD】トッカータとファンタジア/たなばた:フォーデンズ・バンド

こんにちは。

以前にもお知らせしていましたが、
ついに正式発売!となりましたので!ご紹介!!
ブラスバンド版のCD、「トッカータとファンタジア/たなばた」です。
CD紹介ページはこちら。
http://www.bandpower.net/news/2010/09/05_cd2135/01.htm
CD購入ページはこちら。
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2135/

何がすごいかというと、
ブラスバンド版にアレンジされた「たなばた」が聴けること。
そしてCDの元のタイトルには入っていない「たなばた」が
日本ではタイトルに入っていること!
すごいよ、すごいよいたるさま。

そして演奏団体も、
いわゆる「鼻血ドラゴン」で有名な団体のようですね。

ということで大注目のこのCD、
私も購入しようと思います。

ということで、ご紹介でした。

余談:やっぱりこういう記事を書くのが一番楽しいです。
あれですね、「きゃあきゃあ☆胸キュン☆」な記事が、書いてて一番楽しい。

↓吹奏楽版の「たなばた」もよろしくね!

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2010/09/10

USBラジオを導入しました

こんばんは。

ついに、買いました。
USBラジオ。
次回の「吹奏楽のひびき」の内容がとても気になって聴きたかったのと、
来月も今のところ「吹奏楽のひびき」が聴けない日が2日あるので、
思い切って購入しました。

昨日の朝届いたので、
テストを兼ねて今日の「吹奏楽のひびき」の再放送分を録音しました。
今、その録音状況を聴いています。
録音状況は申し分なし。
音もきれいに入っていますので、
今度からは、実況できるときもこっちで聴こうかな、と思っています。

それにしても技術の進歩ってすごいですね。
と思った、今日この頃でした。

↓これを買いました。おすすめ。

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2010/09/08

2010年10月の「吹奏楽のひびき」放送予定&第21回 大阪音楽大学クラリネットオーケストラ 演奏会のごあんない

こんばんは。

今日は情報提供です。

ひとつめ。
10月分の「吹奏楽のひびき」放送予定が発表されていますので、
ご紹介いたします。
番組公式サイトはこちら。
http://www.nhk.or.jp/classic/hibiki/

10月3日(日) テンピース・ブラスの魅力
10月10日(日) 吹奏楽で聴くバーンスタイン
10月17日(日) 航空自衛隊航空中央音楽隊定期演奏会(1)
10月24日(日) 航空自衛隊航空中央音楽隊定期演奏会(2)
10月31日(日) リクエスト特集

では、細かく見ていきましょう。
「テンピース・ブラス」というと、「トレイルブレイザーズ・テンピース・ブラス」
を思い出す私ですが、
ちょっと調べたら「キャッツ・テイルズ」はテンピース・ブラス版が元々の編成だそうで、
こちらを聴いてみたいなあ、と思う今日この頃です。
最近、「キャッツ・テイルズ」のことをつらつらと考えていたので。

バーンスタインといえば、やっぱりシエナですかね。
音源もいろいろ出ているので、ぜひ放送して欲しいところです。

「航空自衛隊航空中央音楽隊定期演奏会」のプログラムはこちら。
http://music.geocities.jp/koukugieitaiongakutai/t49.html
当ブログ的に気になるのはもちろん!
「フェスティヴァル・ファンファーレ&コンブリオ」ですよ!!
矢部さん!矢部さん!きゃあきゃあ☆
この曲が放送されるといいな。
矢部さんのご紹介もあるといいな。

さてさて、吹奏楽コンクール好き(特に高校の部)な方が気になるのは
「トリトン」ではないでしょうか。
今年、全国大会でも聴けますので、
興味のある方はぜひ、全楽章聴いてみてください。

ということで、吹奏楽のひびきの放送予定でした。

ふたつめ。
第21回 大阪音楽大学クラリネットオーケストラ 演奏会のごあんないです。
↓こちらのページの12/16の予定をご参照ください。
http://www.izumihall.co.jp/sche2010/12.html

今をときめく作曲家、高昌帥氏の委嘱作品が聴けますよ!
興味のある方はぜひぜひどうぞ。

ということでご案内でした。

↓吹奏楽で聴くバーンスタインならこれでしょう!

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2010/09/07

はじめのいっぽ

こんばんは。

今日のお話。
先日見た大阪市音楽団の定期演奏会のテレビ放送の中で、
「はじめにどのような教育を受けるかで方向性が決まる」
というようなお話がありましたので、
そのことについて考えてみたいと思います。

当ブログは情報だったり演奏会の感想だったりを、
たくさん書いているように思われる方が多いと思うのですが、
はじめはそうでもなくて、
ひたすら考えていることを垂れ流しているブログでした。
それが何で変わったかといいますと、
演奏会感想に関しては、
ブログをはじめて半年ほどたったときに出会った馬笑さまの影響です。
演奏会に誘ってくださったり、演奏会のチケットをいただいたりしていて、
よくしていただいたお返しのために書いていたり、
演奏会後に「今日聴いた演奏会の感想を書くんだろ?」とおっしゃったりしていたので、
結果的に演奏会の感想を書くようになった次第です。
情報はですね、ちょっとした出来事があって、
ひたすら文章を書くようになったときに、
ひとまず人の役に立ってかつ自分も書いて楽しいものは何かというと、
情報提供かな、と思ったので書いていた次第です。

演奏会感想をほとんど書いていなかった私に、
なぜ馬笑さまは書かせようと思ったかはわかりませんが、
ひとまず、演奏会に行ったら書く習慣ができたので、
今でも書いている次第です。
ただ書くのはものすごく苦手なので、
書けないときはわりと遅れがちです。
今も関西大会の感想が・・・ごめんなさい。

そうやって外に出そうとする方々がいなければ、
今でもおそらく私は妄想垂れ流しの文章を書いていたと思います。
関西に戻ったら演奏会に行くことも少なくなるかな、
と思ったら、関西でも演奏会に誘ってくださる方がいらっしゃいますので、
今でも、ちょくちょく演奏会に行っています。
誘ってくださる方々に感謝です。

ただ最近、一人で演奏会に行くのが寂しくなってしまったので、
演奏会に行くのをどうしよう、と考えてしまいます。
既婚者の友達に聞いても、一人で演奏会に行くことはあるそうなので、
決して珍しいことでもないようなのですが、うーん・・・

という、おはなしでした。

↓作曲者大絶賛の「パクス・ロマーナ」が聴けます!

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2010/09/06

マーチの年の課題曲Vの意義

こんばんは。

今日は「コンサート・マーチ・ベスト」を聴いていました。
で、気づいたこと。
課題曲がマーチの年とオリジナルの年が交互になる前は、
大御所作曲家へのマーチの委嘱作もたくさんありました。
たとえば「クロス・バイ・マーチ」とか。
「コンサート・マーチ・ベスト」には、
その課題曲委嘱作マーチが数曲、収録されています。
で、課題曲がマーチの年ととオリジナルの年が交互になった後は、
基本的に委嘱作といえばオリジナル作品となっています。
委嘱作がない年もありますが、
大体、2~3年に一度は委嘱がなされているようです。
2011年もマーチの公募作が2作品採用されていることから、
おそらく2011年も委嘱作品はオリジナル曲となっているのでは、
という推測がたちます。

マーチの委嘱がされなくなったことで、
「コンサート・マーチ・ベスト」に収録されているような、
大御所作曲家のマーチ作品の新曲を聴く機会は少なくなってしまったのですが、
その代わり、マーチの年の課題曲Vが今までとは少し違う役割を果たすようになったように思います。

マーチの年の課題曲Vは2003年、2005年、2007年の3回あったわけですが、
1次選考を突破した曲はいずれも、音源があります。
2003年の「列車で行こう」はこの曲を課題曲に採用するか否か、
という選出方法だったそうで、
結果的に「列車で行こう」は選ばれましたのでこの年はこの曲1曲となります。
2005年の課題曲Vに選ばれたのは「リベラメンテ」で、
選ばれなかったのは「コンサート・マーチ・ベスト」に収録されている、
「シンタックスエラー」です。
2007年の課題曲Vは「ナジム・アラビー」で、
選ばれなかったのは第11回響宴で演奏された「ヴォルケーノ」ですね。

ということで、各曲とも、いずれかの形で世に出ているわけです。
曲もそれぞれ見ていくと、
後々人気大爆発☆超人気となる作曲家さまがご応募なさっていたりとか、
マーチの王様がいわゆる現代曲でない、難しいマーチを作曲なさっていたりとか、
課題曲Vの応募2年後に2回目の朝日作曲賞を受賞なさっていたりとか、
いろいろ話題性のある方々がご応募なさっているのですね。

課題曲の公募がマーチとオリジナル混合になったことで、
課題曲Vの形式にマーチであること、という規定はなくなったのですが、
マーチの年にこの規定があったことで、
バラエティ豊かなチャレンジが生まれたのではないか、
とも、思えます。

そう思うと、今では変わってしまった
課題曲がマーチの年とオリジナルの年が交互にやってくる、
という形式もなんらかの意義があったのではないかなあ、とも思ったのでした。

という、与太話でした。

↓「コンサート・マーチ・ベスト」萌え!

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2010/09/05

私のぜいたくな夢

こんばんは。

今日、ふとiPodをいじっていたら
洛南高校演奏の音源が入っていることに気づきました。
「ハロー!マーチフレンズ」です。
16年前発売のこのCD、
思えば私より少しお兄さんの世代の方が演奏なさっているCDです。
このCDには3曲洛南高校の演奏が収録されているのですが、
(その他の演奏団体は淀工、天理、阪急少年音楽隊とゴージャスな顔ぶれ。
 twitterでは阪急少年音楽隊の記述がもれてました。ごめんなさい)
その中でも、なんだか気になって繰り返し聴いたのが
長谷川浩一氏の「マイ・ラグジュアリー・ドリーム」でした。
長谷川浩一は第1回 日本管打・吹奏学会作曲賞の佳作を受賞されていますので、
ご存知の方もいらっしゃるのでは、と思います。
※参考URL:第1回 日本管打・吹奏学会作曲賞 ノミネート作品及び結果
http://www.jas-wind.net/business-committee/compos/archive/2009.html

どこらへんが気になったかというと、
おしゃれでポップな曲調もそうなのですが、
なによりタイトルに惹かれたのです。
「私のぜいたくな夢」。そう、ぜいたくな夢です。

私個人のことはひとまず置いておいて、
ぜいたくな夢というとなんでしょうか。
私が思いつくのはそうですね、
自分が好きな曲の話を世間一般の人にしても引かれないことでしょうか。
うーん、とってもぜいたくですね。
淀工の丸谷先生が「アルメニアンダンス」を、
もっと世間一般の人が普通に話題にするような、
そんな曲にしたいとおっしゃっていて実際に活動をなさっているのですが、
それと方向性は同じかもしれません。

私の好みの方向性は「風の会とOSBと龍谷大」とプロフィールに書いていまして、
実際今でもそのとおりなのですが、
こちらの団体はいずれも関西にかかわりのある団体なのですね。
「風の会」所属の方の大半は東日本在住の方ですが、
冒頭に書いたとおり、作品集は関西の団体が演奏していますし、
そもそもこのCDの企画者である故鈴木竹男氏はばりばりの関西の方ですので、
関西にかかわりがあるといって差し支えないと思います。
実際今でも、関西にかかわりのある風の会の方もいらっしゃいますし。

私は7年ほど東京にいまして、
2年ほど前に大阪に戻ってきたのですが、
いろいろ大阪に戻る理由はあったものの、
わりと力強く引っ張ってくださったのは、
毎回東京までOSBのチケットを送ってくださった、
さっくすおやぢさまのお力によるところが大きいと思います。
東京の方が情報も多く、演奏会の幅も広いのですが、
個人的にはやっぱり関西の動きが面白いので、
もう、関西に骨をうずめようかと思っています。
実際、携帯も7年間ローミング状態でしたしね。

話がとっちらかっていってますが、
結論を言うと、自分がうきうきわくわくするようなものが、
もっと大切にできるような、愛されるような世の中になるといいな、
ということでした。

ということで、おしまい。

↓長谷川浩一氏の作品が収録されています。

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【吹奏楽のひびき】2010.09.05 放送分 実況

おはようございます。

今、「おはなしの旅」を聴いているのですが、
「変わり者のごいんきょさん」が出てくるので
ごいんきょさんと連呼されててちょっと恥ずかしいです。
私も変わり者ですよ。うふふ。

今日の放送内容はこちら。
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20100905/001/07-0815.html

こんにちは。
先週、仕事でマイクテストをしていて、
なぜか私がマイクテスト用の発声をすることになり、
適当にしゃべっていました。
で、ふと思い立って「吹奏楽のひびき」の前口上を言おうと思ったのですが、
はずかしくて「みなさんこんにちは」で終了してしまいました。
私にラジオのMCは難しそうです。

今回は「響宴」特集です。
「響宴作品占いbot」もよろしくね☆
http://twitter.com/kyo_en

きゃあきゃあ!OSB!OSB!森島先生!森島先生!
「沓掛の情景」については、OSBの定期演奏会で毎回発行される
「かわら版」にて紹介があったのですが、
そこに書いてあるとおりの難しいリズムでございます。
ところで改めて聴くととても難しいマーチでございますね。
そしてOSB胸キュン☆
この曲は「真島俊夫氏リスペクトの曲じゃないか」、
という話をしていたのですが、
ここで解答はなかったですね。

「スペース・グラデーション」!きゃあきゃあ!
龍谷大!龍谷大!現場監督さま!現場監督さま!
今回放送されてうれしいです。
OSBも龍谷も、第13回の響宴では
今まで委嘱経験のある作曲家さんの曲も演奏されているのですが、
あえてそこをはずして放送しているところが素敵です。

吹奏楽のいわゆる現代音楽とも違う傾向の、
新鮮さのある音楽だなあ、と思います。
下谷奨励賞もこういう曲が選ばれるといいのにな、
と思うところがあります。
この心地よい緊張感がよいですよね。
現代音楽は硬かったり暗かったりするほうが好きかも。
根がそうですし、私。

「ビジテリアン大祭」面白いよ!
元ネタの小説「ビジテリアン大祭」も青空文庫で読めますので、どうぞ。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2589_25727.html

大編成のいわゆるトップクラスの団体でも、
小編成の団体でも、
幅広く演奏されているのは福島氏の作品だと思います。
今現在、編成を問わず一番演奏されているのはこの方の曲ではないでしょうか。
だいぶ前の話ですが、結婚なさってから作風が変わった
(「祈りは時の流れに輝く」の頃でしょうか)というお話を耳にしましたが、
私もその意見に同意です。
結婚って、何かがかわるきっかけになるんでしょうね。

それにしても酒井根中学校、上手ですね、
大人の団体の中でも引けをとらない出来栄えだと思います。

みんなー!「カプレーティとモンテッキ」だよ!
ついに下谷奨励賞話が!
で、自分の曲も受賞してるやん、NAPPさま!
http://kyo-en.music.coocan.jp/topics/sitaya_22.html
っていうかものすごくかたくなに自分の曲を紹介しない人ですよね、NAPPさま。
今まで「吹奏楽のひびき」の中で放送されたのが
リクエスト大会のアレンジ作品のみのはず。
でもそんな奥ゆかしいところが好き。

今、となりでうちの母が「趣味の園芸」を見ています。
うちの母は園芸好き。

それはともかくとして、「カプレーティとモンテッキ」ですよね。
コンクールでも数多く演奏されていますが、
おそらくカット版だと思いますので、
今回、全曲放送されるというのはありがたいことだなあ、
と思います。
しかし、この曲の作り方というのが、
映像作品の音楽を数多く手がけておられる天野氏らしい作り方で、
すごいなあ、と思います。
そして私はこういう作品が好きでございます。
吹奏楽向けに書かれた聴きやすい曲が好きなんです。

今回も選曲が私好みでよかったです。うふふ。

さて、来週の放送内容はこちら。
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20100912/001/07-0815.html
だいぶ気になる内容です。
やっぱり録音しようかな。

ということで、実況でした。

↓今回の放送内容の音源CDです。

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2010/09/03

お休みしていた間の情報まとめ

こんばんは。

今日は↓こちらの曲の解説に登場されるホルン奏者のキャプテンさまに、
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/set-8932/
「ごいんきょさんはかなりのマニア」といわれましたので、
マニアらしいことをしてみたいと思います。

ということで、ブログをお休みしていた間の
個人的に気になる情報まとめです。

・オンラインスコア閲覧の対象曲が増えましたよ
 詳細はこちら。
 http://www.brain-shop.net/shop/contents3/0768-online-top.aspx
 今年のコンクールでも人気の曲もスコア閲覧できるようになりましたので、
 気になる方はぜひどうぞ。

・「Disney at the Movie」の曲が着うたで配信されるようになりました
 詳細はこちら。
 http://www.tomomusic.co.jp/brass/index.html
 ちなみに来週はOSBの演奏が配信されるそうです。

・「小編成バンド・セレクション」の音源がダウンロードできるようになりました
 http://www-musicdownloadstore.com/fs/add/default.asp?page_num=1811
 小編成の団体必見!ですね!

・こんな演奏会もあるよ
 天平楽府&龍谷大学吹奏楽部「古都の響き~ともいきコンサート~」
 http://www.ryukoku.ac.jp/news/detail.php?id=1437
 事前応募制ですので、気になる方はお早めに。
 
ということで、ご紹介でした。

↓ホルンかっこいいよ!

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「科戸の鵲巣」の、この5年

こんばんは。

今日のお話です。

なぜ今この時期にお話しするかといいますと、
昨日、今年の全国大会でこの曲が演奏されることが決まったからです。
2006年から連続してもう5年目、
毎年全国大会で聴けるようになったこの曲について、
ちょっと考えてみましょう。

そもそもなぜコンクールで演奏されるようになったかといいますと、
あれですね、「響宴」ですね。
第9回「響宴」で演奏された後、
コンクール自由曲として全国大会で2団体に演奏され、
いずれも金賞を受賞し、それを受けてその後、多くの団体が演奏するようになりました。
2009年までの支部大会以上の結果は、
「吹奏楽コンクールデータベース」で見ることができます。
http://www.musicabella.jp/concours/viewfree/s/%E4%B8%AD%E6%A9%8B%E6%84%9B%E7%94%9F/%E7%A7%91%E6%88%B8%E3%81%AE%E9%B5%B2%E5%B7%A3%EF%BD%9E%E5%90%B9%E5%A5%8F%E6%A5%BD%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E7%A5%9D%E5%85%B8%E5%BA%8F%E6%9B%B2%EF%BD%9E

コンクールレパートリーのひとつとしても数えられるようになったこの曲も、
大人向けの難しい曲として作られたものの
2007年には中学生がコンクール自由曲として演奏するまでになります。
難しい大人向けの曲として作られても、
数年後には中学生のレパートリーとして取り上げられる、
そのような傾向が他の曲でも起こっています。
ここ最近の中学生の技術力の向上は目を見張るものがありますし、
また、一部の団体においてはそのような年齢の垣根さえも超えてしまっている、
そういう傾向が昨今、起こっています。
そうなると、「中学生らしさ」や「大人らしさ」とは何か、
ということさえ、定義が難しくなってくるように思います。

前々から注目を集めていたものの、
「吹奏楽の作曲家」としてNAPPさま(とあえて書くよ)が
吹奏楽業界で一気に有名になるのは、
この曲がきっかけということは否定できないでしょう。
その後の活躍は皆様もご存知のとおりで、
今では、定期的にメディアに登場する吹奏楽メインの作曲家としては、
最たる方ではないかなあ、とも思うのです。

コンクールレパートリーとして「科戸の鵲巣」が定着していく中で、
「閾下の桜樹」や「星を釣る海」などもコンクールで演奏されるようになります。
発掘していけば他にも曲はたくさんあるわけで、
これから、どんどんたくさんの曲が演奏されていくといいな、とも
個人的には思っています。
「玻璃ぷりずむ」や「オルテンシア」などもありますしね。
あとは忘れてならない「揺れる影の歌」も。

今思えば、「シンタックスエラー」も「セマンティックエラー」も、
はじめに望んだ形で世に出なかったり、
コンクールでの結果が思わしい結果とならなかったりしたのも、
何かしら、理由があってのことなのかな、とも思います。

今思わしい状況でなくても、
祝福が約束された未来がある、
それを体現した曲なのかもしれないな、
と思った、今日この頃なのでした。

↓科戸といえばこれ!ですよ!!

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2010/09/02

今日は情報はありません

こんばんは。

今回は情報等の掲載はありませんので、
情報がほしい方は読み飛ばしていただけると幸いです。

私事ですが、久しぶりに古いパソコンのハードディスクを出してきて、
昔のデータを今のパソコンに入れました。
どんなデータかというと昔のメールデータです。
いつかはやろうと思っていたことだったのですが、
なかなかきっかけがなく、そのままになっていました。

一般バンドに入っていた頃の記録がフォルダの振り分けにも残っていて、
メーリングリストを作ってやっていたことを思い出しました。
今だともっと違う方法で連絡を取り合うんでしょうね。
SNSも充実してますし、ツイッターもありますし。

昔のメールデータを見ていて、
そういえばこんなことがあったとか、
こんな方にお世話になったとか、いろいろ思い出すきっかけになりました。

別のところで、昔のことをお話したりとか、
思い出を共有したりとか、
そんなことをしたりして気づいたのは、
自分が恥ずかしいと思ってることは案外恥ずかしくないのかもしれない、
ということでした。

あと、苦しみは長く続かないこと。

たとえば小説などを読んでいて「作者はなんでこんな苦しい目にあわせるのか」
ということをよく思っていたのですが、
その苦しいことの先を知っているからこそ、
その苦しみを味あわせるのかもしれないな、
と思ったのでした。

私事ですが、春先から夏ごろまでは非常に苦しくて、
苦しいときの私の常套手段といえばその苦しい場所から逃げることでして、
逃げ出そうと思えば逃げることができたのですが、
結果的には逃げることを選択せずに、その苦しい場所にとどまることを選択しました。
逃げていればおそらく同じことのくりかえしだったのだと思うのですが、
逃げずに嵐が過ぎ去るのを待つということをしたおかげで、
少し違う視点をもてたように思ったのでした。

しばらくブログをお休みする場合はだいたい自分の殻に閉じこもることが多いのですが、
今回は少し変えてみました。
殻に閉じこもるのとは逆で、コミュニケーションをとるようにしたのですね。
結果、今まで見えてこなかったものが見えてきましたし、
その当時ではわからなかったことも、今になって見えてきたのでした。
いろいろコミュニケーションをとってくださった皆様に感謝です。

時間はたっていますが、
関西大会の感想は書きます。
書きたいことがありますので。
既にネット上でも感想がいくつも出ていますが、
私なりに書けることがたぶんきっとおそらくあると思いますので、
その際は拝見いただけると幸いです。

という、お話でした。

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