日本の吹奏楽のガラパゴス化
こんばんは。
「元々ガラパゴス化してるんじゃ」という突っ込みもたくさん来るかと思いますが、
書いてみたいテーマなので書きます。
まず、「ガラパゴス化」については下記アドレスをご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%91%E3%82%B4%E3%82%B9%E5%8C%96
要は日本独自で進化して世界標準からかけ離れてしまう現象のことですね。
代表的なものに携帯電話がよく取り上げられます。
さて、今回のテーマは吹奏楽のガラパゴス化、ですので、
どこらへんがガラパゴス化しているかを考えてみましょう。
今はちょうどコンクールの時期ですし、
コンクールの自由曲について考えてみましょう。
最近は、コンクールでの邦人作品の演奏率が高まっています。
ここ最近人気の曲というと、
「ウインドオーケストラのためのマインドスケープ」、
「カプレーティとモンテッキ ~『ロメオとジュリエット』その愛と死~」、
「ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶~」、
「マードックからの最後の手紙」
などが挙げられるでしょうか。
もちろん他にもありますが(科戸の鵲巣とか)
ぱっと思いついたのがこれらの曲だったので、
こちらを前提として書きますね。
で、これらの楽曲の共通点はといいますと、
それぞれリンクも張っていますが、
レンタル楽譜で出版されているということなんです。
海外の作曲家の作品でもレンタル楽譜の作品はありますが、
やはり、出版譜の方がより多く広まる。
それと同じことが邦人作品にも言えまして、
たとえば、海外で演奏されている曲というと、
出版譜の曲の方が多いと思われます。
つまりは、レンタル楽譜で出版されている曲に
コンクール自由曲としての人気は集まっていますが、
その作品自体の人気は、日本国内でとどまっている、
つまりは、ガラパゴス化が進んでいるのではないのかなあ、
とも思うのです。
かなり突っ込みどころ満載の内容ではありますし、
詳しい方から見れば「そうじゃないよ」といえることもたくさんかあるかと思います。
それでも書きたかったのは下記の記事を読んだからです。
http://mainichi.jp/enta/art/archive/news/2010/08/20100802dde018040037000c.html
「蛙の世界は本当に狭いのか」という問い、ですね。
それが気になって、書いたのでした。
あとそれとまあ・・・この記事って本職とかかわりがありますので。
という、お話でした。
↓「ウインドオーケストラのためのマインドスケープ」が収録されています。
「雲に架かる橋」も収録されてるよ!
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