こんばんは。
昨日から夏休みをいただいています。
今週初めからあった体調不良も回復し、
いいこともあったのでかなり元気です!
ということで、のびのびになってましたたそがれコンサートの感想を書こうと思います。
今回はなんと!同行者がいらっしゃいます!!
せきどさんです!!
つまり、「月明かりと渦潮」の初演時に演奏をなさっていた方と聴く、
大阪市音楽団の「月明かりと渦潮」の演奏、
というのが今回のコンセプトでございます。
で、そのせきどさんが午前中から大阪に来られるということなのですが、
たそがれコンサートまで特に予定が入っていないということでしたので、
いろいろ考えた結果、
・大阪国際会議場で行われている大阪府大会の高校の部
・私の勤務先とその隣の施設(いずれも招待券をお渡しできます)
に行ってみてはいかがでしょうか、という提案をしてみました。
大阪城とかも考えたのですが、
興味がおありかわからなかったので、
ひとまず私の考えられる範囲で考えてみたところ、
どちらも採用ということになりました。
具体的に書きますと、
・大阪府大会は午前の部をお聴きになったようです
(明浄学院の特別演奏も含む)
・その後、大阪府大会から徒歩圏内で行ける、
私の勤務先とその隣の施設に行かれたようです
ちなみに私の勤務先、これまで「くにたち」とか「しりつ」とか「いちりつ」
とか言われたことがあるのですが、一応「こくりつ」なんです・・・
と、それはさておき、せきどさんもそのコースを楽しんでくださったようで、よかったです。
移動距離が多くなくてすむことと、比較的涼しく過ごせるところを重視して考えたのですが、
せきどさんはコンクールがノーマークだったそうで、
そちらの方が提案ポイントとしてはよかったようです。
さて、金曜日は夜間開館がありますので、
私の勤務先で私の仕事が終わるまで待っていただいて、
その後、たそがれコンサートの会場へと向かいました。
会場に行くと長蛇の列!
こんなに並んでいたのを見たことがありません!!
みなさん、「たそがれコンサート」待ちなんですよ。すごいですね。
しばらくすると開場が始まり中に入ることができました。
今回はいつもよりかなり多くの方が来られています。
席が埋まるのもいつもより早い感じがします。
さて、今回は「市音の日」ですので、
市音の方の何人かがステージで練習をなさってました。
で、せきどさんが早速「月明かりと渦潮」の練習をなさってるホルンの方発見!
確認すると、私が昨年市民音楽教室でお世話になった先生でした。
先生、お疲れ様です。
で、もう少しするとマリンバの方も練習をし始めました。
曲はもちろん「月明かりと渦潮」!
なんというか大変さが伺えます。
そんなこんなでせきどさんとおしゃべりしている頃、
ご来場なさったいたるさまを発見したのですが、
私が話しかけて今までろくなことがなかったので、
結局せきどさんにはこの時点では発見したことをお話しませんでした。
今回はせきどさんがいらっしゃっていたのでよかったのかもしれませんが・・・
結果的には、どうだったのでしょうね。
そうこうしているうちに18:30になりました。
「たそがれコンサート」の始まりです。
スタートは「コスタ・デル・ソル」から。
タイトルどおりのスパニッシュな曲で、
元気になれる、夏にふさわしい曲ではないかと思います。
コンクールで演奏された団体もあるみたいですね。
こういう元気系の曲、好きです。
「ラルゴ」は以前、体験講座を受講したときの課題で出た曲なので覚えていました。
講座で聴いたときはソプラノ(もしくはメゾソプラノ)とオケ(もしくはピアノ)
での演奏だったのですが、
歌詞なしの吹奏楽だけ、というのもよいなあ、と思いました。
で、超お待ちかねの「月明かりと渦潮」ですよ!
なんたってせきどさまはこれを聴くために遠方からお越しになったのですから!
ということで、とってもわくわくしながら聴きました。
せきどさまいわく、テンポはちょっと早めな感じだそうです。
実は私、「月明かりと渦潮」を聴くととても切ない気分になるので
あんまり聴くことはないのですが、
今回生で聴いてやっぱりこの曲は生で聴くのがいいなあ、と思いました。
さらっと聴き流すよりはか、じっくり聴き入りたい曲なんです。
もっと生で聴きたいので、ぜひとも皆様演奏していただけるととてもありがたいです。
生でやるのはいろいろ大変だとは思うのですが
(実際、市音の方々も後半だいぶ苦労なさっていたようです)
やりがいのある曲だと思いますので。
1部最後はA. リードの第6組曲。
あまり聴く機会が少ない曲だと思いますので、
今回聴けてよかったです。
全体的に、かなり面白みのある感じです。
夏、とはちょっとはずれた「ハロウィーンのお化け」がコミカルで面白かったな。
最近はこういうコミカルな曲が好きなようです。
(基本私は2楽章が好き派)
休憩をはさんで後半は市音ご自慢のサクソフォンパートをフィーチャーした、
「サクソフォン日和」からスタートです。
いろんな有名曲をメドレーと伴奏ではさんだような、
目にも耳にも楽しい曲ですね。
「ラピュタ」は昨年だったかな?出た
シンフォニック系アレンジだったと思います。
ジブリ人気は本当に根強い!
何年か前の「たそがれコンサート」で
ジブリ系曲→たなばた(たなばたがコンサートラストの曲)という流れの回があったときに、
ジブリ系の曲が終わったら結構な人数の方がお帰りになったらぐらい・・・
・・・思い出したら泣きたくなってしまいました。しょんぼり。
気を取り直して、よく聴く有名な曲以外にもいろいろ聴くことができて、
楽しかったです。
個人的に「ハウルの動く城」が好きなので、いつかやってほしいです。
三拍子の曲が好きなんです。
ラストは「トゥーランドット」!
コンクール好きのあなたもフィギュア好きのあなたも、
興味深い曲だったのではないでしょうか。
「砥石よ回れ」でわくわくしちゃったのですが、
本来はわくわくしちゃだめなんですよね、たぶん。
(何で砥石をまわすかというと首を切るため、のはずですし)
変化にとんだダイナミックな演奏でとても楽しかったです。
アンコールはしっとりと「ヴィリアの歌」で。
マーチで元気よく終わることがおおいたそがれコンサートでは、
ちょっと珍しい締めでした。
コンサートを楽しんだ後はもちろん打ち上げ!
ということで、帰りの電車の時間まで軽くお酒をいただきました。
電車の時間が迫っていたのですが注文した品が来ず、
結局そちらは私がいただくことにして、
せきどさんには先に帰っていただきました。
お茶漬けおいしかったです。うふふ。
同行していただいたせきどさま、ありがとうございました。
楽しかったです。
ということで、感想でした。
-----------------------------------------------
大阪市音楽団 【指揮】中井 章徳
●プログラム
1. コスタ・デル・ソル D. シェイファー
2. ラルゴ G. F. ヘンデル / H. ヴァンヴェール
3. 月明かりと渦潮 酒井 格
4. 吹奏楽のための第6組曲 A. リード
I. マーチ・ミニチュア
II. 夏の散歩
III. ハロウィーンのお化け
IV. 阿波踊り
~ 休 憩 ~
5. サクソフォン日和 (サクソフォンセクション・フィーチャー) 小長谷 宗一
6. 「ラピュタ」 - キャッスル・イン・ザ・スカイ -
空から降ってきた少女 ~ スラッグ渓谷の朝 ~
ハトと少年 ~ ロボット兵 ~ 竜の穴 ~ 君をのせて 久石 譲 / 森田 一浩
7. 歌劇「トゥーランドット」より
1.序曲-「北京の民よ」[第1幕]
2.「砥石よ回れ」[第1幕]
3.「だれも寝てはならぬ」[第3幕]
4.「私の勝利が」(第3の問い)[第2幕]
5.「世界のすみずみから」[第2幕]
6.「われらが皇帝陛下万歳」[第3幕]
7.「おお神聖なる父君陛下よ」-フィナーレ[第3幕]
アンコール:ヴィリアの歌
-----------------------------------------------
↓「月明かりと渦潮」が収録されています!
最近のコメント