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2010/08/08

第47回京都府吹奏楽コンクール 高等学校の部Bと大学の部に行ってきました

こんばんは。

今日は都合があえば北陸大会に行ってみようと思ったのですが、
都合があわず。
で、家でゆっくりしようと思っていたらコンクール熱に火がついたので、
京都府大会に行くことにしました。
ここ数年は奈良県大会に行っていたのですが、
気分を変えたかったので。

で、私はお昼から行きましたので、
高等学校の部Bから聴くことになりました。
結果はこちらをご参照ください。
http://www.kyoto-suiren.jp/brasscon/2010/kb.htm
印象に残ったところをいくつか書いていきます。

・京都橘中・高等学校吹奏楽部
 個人的にすごく好きな演奏で、レベルも高いと思ったのですが、
 銀賞でした。ちょっと残念。
 鈴木英史氏の音の世界観がよく表現されていてよかったと思うのですが、
 足りない部分があったのでしょうね。

・京都府立桃山高等学校吹奏楽部
 この部門では一番の大人数、
 で、A部門の同団体の自由曲も同じ曲ですね。
 一番の大人数ですし、演奏もよかったので、納得の金賞でした。
 ・・・それにしても、私もきちんと演奏を見て評価できるようになったとは、
 成長したものだなあ、と思います。

・京都成章高等学校吹奏楽部
 ここはとても印象に残っていたのですが、
 金賞まではいかないかな、と思っていたので、
 金賞でとてもうれしいです。
 なぜ印象に残っていたかというと、
 ものすごく身の丈にあった曲を選んで、
 その曲の中で実力を十分に発揮していたからなんですね。
 B部門での理想形のような選曲、そして演奏だったと思います。

・大谷高等学校吹奏楽部
・立命館宇治高等学校吹奏楽部
 この2校はマーチを演奏していました。
 長い曲をカットして演奏する、という傾向が強い中、
 短めの曲を演奏する、という取り組みはすばらしいと思います。
 でもって、藤田玄播先生素敵☆とか、
 星出尚志氏の音の組み方ってやっぱりいいなあ、とか、
 そんなことを思っていたのでした。

・京都府立網野高等学校吹奏楽部
 やりたいことはとてもわかりますし、
 やろうとしている心意気もわかります。
 が、何よりもって悪い言い方をすると自己満足になっているのです。
 今思えば私も自己満足の選曲や演奏をしていたのでわかるのですが、
 もう少し客観的にバンド全体を見直してみてはいかがでしょうか。
 よいところもたくさんありますので、ぜひ!

全体的に見渡すと、
吹ける(もしくは叩ける)パートをメインにすえた選曲をされている団体が多かったように思います。
どこの団体にもそういう方は1人(もしくは1パート)がいらっしゃるので、
聴かせるにはやっぱりそういう風にもっていくのがよいのでしょうね。

で、次は大学の部です。
結果はこちらをご参照ください。
http://www.kyoto-suiren.jp/brasscon/2010/d.htm

こちらは全体を通してみてみます。
個人的な印象では立命館が一歩ぬきんでいていて、
その他はどの団体が代表になってもおかしくない内容でした。
最終的には、審査員の好みによるところかもしれませんね。
個人的には、京都橘大学吹奏楽部がいい演奏だったな、と思っていたので、
銀賞だったのはちょっと残念。
あと、金賞の同志社大學應援團吹奏楽部。
指揮者が海上自衛隊東京音楽隊を指揮されている熊崎博幸氏なんですね。
来年以降も指揮されるのであれば、
同志社大も代表にからんでくるのでは・・・と思います。

で、最後に特別演奏。
演奏曲目は、
Meltin' Blue /長野雄行  
  序奏
  第1楽章 めんそーれ
  第2楽章 海と空の交わるところ
  第3楽章 うちなーのてぃだ(課題曲III)
と、
オーディナリー・マーチ(原典版) /高橋宏樹
でした。

「うちなーのてぃだ」は「Meltin' Blue」という曲の一部ということで、
今回は全曲演奏されたわけですね。
個人的には、
相愛大学ウィンドオーケストラ第32回定期演奏会の感想に書いた内容が反映された
(と勝手に思っている)演奏内容で、楽しく聴くことができました。
↓こちらが「相愛大学ウィンドオーケストラ第32回定期演奏会」の感想です。
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2010/07/32-71b9.html

オーディナリー・マーチ(原典版)は、繰り返しが2回増えていた・・・
と思うのですが、いかがでしょうか。
しかし「高橋先生」ときくとなんだかちょっぴり気恥ずかしい気持ちになるのです。
キュートで胸キュン☆な高橋さんも先生なんですよね、そうですね。

ということで、感想でした。
実は、先週分の「たそがれコンサート」の感想をまだかいてないので、
そのうち書こうと思います。

↓京都成章高等学校吹奏楽部の演奏曲、「ノルウェーのロンド」が収録されています。

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