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2010/02/14

第20回大阪音楽大学クラリネットオーケストラ演奏会【感想】

こんにちは。
今日はバレンタインデーですね。
ですのでそれにふさわしい内容にしてみようと思います。

ということで、感想です。
いずみホールのホームページに書いてある演奏曲目が二つしかなくて、
すぐ終わるのかと思ったら結構たくさんあってびっくりしました。
で、当日券で入れるだろうと思ったらそうでもなく、
整理券を渡され「席があったら」入れることになりました。
結果的に入れたのでよかったのですが、
入れなかったらこの日に予定されていたイベントを
日程変更してもらった意味がなかったので。

今回の演奏会のコンセプトはいたるまつりだそうで、
実際、アンコールまで含めると半分ぐらいはいたるさま曲&編曲ものでした。
ので、ファンにはたまらない内容だったのではないでしょうか。

今回はプログラム順を追うのではなく、
全体的な総括を中心として書きましょう。

1部は吹奏楽でも有名な作曲家のクラリネットオーケストラ作品。
いわゆる吹奏楽カテゴリでなくても、
その人の作風がはっきりとあかって楽しかったです。
よく聴く「リクディム」のクラリネットオーケストラ版が聴けたのが収穫かな。
ネリベルもよかったです。

2部は編成を少し小さくしたアンサンブルで。
個人的に天野正道氏の曲がすごくよかったです。
あのおフランスなおしゃれな感じ。
すべてを見越して表現するところ。
大人、ですよね。
ああいうしゃれっ気の効いた大人になりたいなー、と思うのです。
ちなみに、クラリネットで天野氏といえば個人的にくらえさまですので、
たぶん翌日ぐらいに久しぶりにご連絡をとったのでした。

3部は・・・ある意味いたるさま真骨頂な2曲。
「こういう方ですよね」、というのがよくわかる2曲でした。
私も女子なので(笑)、対象となる方の立場、
というものをものすごく考えてしまうのですが、
どちらも「曲にしてもらうのもうれしいけど、
直接自分に伝わる形で言ってもらったほうがもっとうれしいだろうなあ」
という内容でした。
たぶん作曲家さんって言葉で伝えられないからこそ
曲にして伝えるということがあるとは思うのですが、
結局相手に伝わる形じゃないと意味がないこと、なんですよね・・・
どちらも。
どっかの遺跡に息子に対して「ごめん」と謝っている落書きがあった、
という話をきいた人が
「それを直接伝えればすむのに」という話をしていたのを思い出しました。
あと、ドラクエIXでいう石の町エピソードですね。
あれは本当にそのものですね。

アンコールはいずれもいたるさまアレンジ作品。
「クラリネット・キャンディ」と「スコットランドの釣鐘草」でした。

ちなみにこの演奏会の数日後、私は入院しました。

というお話でした。

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【プログラム】
第一部
 クラリネット吹きが壊れちゃった(酒井格)
 コラールと舞曲(ヴァーツラフ・ネリベル)
 リクディム(ヤン・ヴァン=デル=ロースト)

第二部
 ドゥ・ダンス(天野正道)
 ディベルティメント(アルフレート・ウール)

第三部
 小さな家で(酒井格)
 白い道(酒井格)

アンコール
 クラリネット・キャンディ
 スコットランドの釣鐘草
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