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2009/12/24

龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部 第36回定期演奏会【感想】

こんばんは。
もうひとついきます。

今回いけるかも微妙だったのですが、
思いのほか早く退院できたので行くことにしました。
かなりぎりぎりにチケットをお願いしたのですが、
本当に手配を早くしていただいました。
ということで、今回も現場監督さまにお世話になっています。
ありがとうございます。

チケットとりおきいただいたときのメールで
「今回は名曲プログラムだよ」(つまりは私が好みそうな曲は演奏しないよ)
というお話をいただいたのですが、
今私が好みそうな曲を聴くともれなく再入院すると思うので、
名曲コンサートで本当によかったと思います。
ありがとうございます。
ちなみにこの演奏会、後ほどライブ盤が出るそうです。
聴きにいけなかった方はそちらをご覧になるのがよいかと思います。
ちなみに、会場ではCDがえらいお得な価格で販売されていました。
もう一枚買おうかと思ったぐらいです。
あ、OSBの演奏会でもCD発売されていました。
こちらもかなりお安くなっていたので速攻で買いました。

では感想にいきましょう。
オープニングはショスタコービッチの「祝典序曲」ですね。
OSBの金管(しかもトップの方々ですよ!超ゴージャス)
の方々もバンダで参加しての演奏。
ちなみに私、バンダの方々の割と近くにいました。
龍谷大OBの方々に囲まれて恐縮でした。
と、それはさておき。
演奏はしょっぱなからとばしまくりで、
オープニングは立ち上がり不安を完全に消し去るような演奏でした。
聴いていて本当に気持ちよかったです。
でもって、次は「イギリス民謡組曲」。
おそらくバンドもしくは指揮者の得意分野は華やかな曲、
もしくはおしゃれハイセンスな曲であろうと察することができて、
今までたくさん演奏を聴いてきて「たぶんきっとどんな曲でもOKなんだろう」
と思っていた私にとっては新鮮な印象を受けた演奏でした。
やっぱり人間ですもんね。そりゃそうだ。
とりあえず何でもやる職種の私もお金のことは苦手だもんな。
ともあれ、よい経験になった曲でした。
次は、風紋。20年以上前の曲ですが、今でもとても人気のある曲ですよね。
1987年の課題曲はどれもいいですよね。
後に与えたインパクトの強い曲が多かったように思います。
いわゆる「課題曲マーチ」も、この年で方向が決定しましたものね。
馬笑さまは偉大です。
あ、風紋の演奏ですね。さすが得意分野というべきか、
とてもすばらしい演奏だったと思います。
1部ラストはみんな大好きアルメニアンダンスPart1。
演奏されつくされているこの曲をどう演奏するか、
というところに焦点が当たるのかと思うのですが、
スタンダードで奇をてらわない、聴きやすい演奏だったと思います。
普通を普通にやるのって、結構難しいんですよ。
なかなかできることではないと思います。

2部はじめは、ウィリアムテル序曲。
あの有名なフレーズは意外と中間で出てくるんですね。
そこにびっくりしました。そこしか知らない素人さんです。私。
オーケストラの編曲ですから、やはり吹奏楽とは違う繊細さが求められるのかと。
編曲ものをどう演奏するかって、なかなか難しいことですよね。
次はゲストを迎えてのアルチュニアンのトランペット協奏曲。
曲は前から気になっていたので、今回聴けてよかったです。
割と現代的で、かつ聴きやすい曲でした。
もっと古典な感じか現代曲風だと思っていたので、ちょっと以外。
演奏は、ソリストはさすがプロ!と思いました。
音がやっぱり違います。プロの音ですよね。
バンドもよくついていっていたなあ、という印象でした。
最後は、ショスタコービッチの革命4楽章。
以前、現場監督さまの上埜先生ラブなメールをいただいていたので、
演奏もとても気になっていたのですが、
まさしくそのラブが伝わる演奏だったと思います。
駒沢大リスペクトですね。
上埜先生といえば毎年コンクールで
指揮台にあがるときと降りるときにとても手に汗握ってしまいます。
指揮をなさっているときはとても安心なのですが。どきどき。

アンコールは、アメージング・グレイスと
トランペット吹きの休日とサンバ調の星条旗よ永遠なれでした。
最後はバンダのOSBの方も含めた全員での大合奏で、
学生指揮の方が指揮をなさっていました。
本当に皆さん楽しそうだったので、聴いていてとても楽しかったです。
この「楽しさ」を表現するためにものすごい努力を重ねられていると思いますので、
毎度そのことに対してとても尊敬の意を覚えるのです。
曲については、「開いている」曲やアレンジはやっぱり楽しい。
お客様を念頭においている、
つまりは客観的なものの見方を常に意識しているというのは
意外と顕著に出るものですね。
改めてそう思った次第でした。

ということで感想でした!

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