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2009/10/19

第57回全日本吹奏楽コンクール職場・一般の部前半【感想】

こんばんは。

感想書きます。
結果は下記アドレスをご参照ください。
http://music.koumei.jp/ajba/i/2009061.htm

・尼崎市吹奏楽団
 課題曲はテンポは他の団体に比べるとゆっくりめ。
 「早く演奏すること」が求められがちな
 最近のマーチ演奏においては貴重ではないでしょうか。
 スネアはドラムセットのものを使われていていたので、
 ほぼど真ん中の配置で演奏されていました。
 この配置いいですよね。
 自由曲はTHE WIND SYMPONY管理人さまも私も一押しの
 「ウイークエンド・イン・ニューヨーク」。
 来年以降たくさんの団体で演奏されるといいなあ、と思います。
 何せカットなしで演奏できるところがすばらしい。
 演奏ですが、テンポキープに意識をおいているところが
 「コンクール」の演奏だなあ、と思いました。
 
・相模原市民吹奏楽団
 課題曲は元気で躍動感あふれる演奏だったと思います。
 課題曲IVを演奏する団体は
 ユーフォのオブリガードを強調すところが多かったのですが、
 こちらは珍しくそれがなかったですね。
 こういう演奏もよいかと思われます。
 自由曲は旋律の親しみやすさが曲を前進させている、
 という印象を受けました。
 科戸もそうですが、このくらいの親しみやすさが
 コンクール向けの曲としてよいのでしょうね。
 個人的には四条畷学園の演奏もおすすめですよ。
 「関西の吹奏楽」に収録されています。

・BMSウィンドアンサンブル
 課題曲は、もう少し曲の方向性が見えるともっとよくなったかなあ、
 という印象を受けました。
 自由曲は、昨年ブレイクした「北海変奏曲」。
 ひとつ前の「閾下の桜樹」もそうなんですが、
 どちらも有名な旋律をモチーフとした変奏曲なんですよね。
 連続で聴くことによってより明確に作家性というものを感じることができました。
 
・泉シンフォニックウィンドオーケストラ
 課題曲は、テンポの要の裏打ちがもっと出てくるとよかったかなあ、
 と思いました。
 自由曲は、ソプラノサックスのソロがよかったです。
 もっと違った方向性の選曲で演奏を聴いてみたいですね。
 可能性をたくさん探ることができそうです。

・上磯吹奏楽団
 課題曲はリズム隊が安定していて良かったと思います。
 マーチですからね、テンポキープは大事だと思います。
 自由曲は、最近よく演奏される「シダス」。
 毎年のように全国大会に登場している感があります。
 オリジナルでかつ、主流とはちょっと異なる感じの曲をやりたいとなったとき、
 選ばれやすいのがこの曲なんではないかな、と思います。
 実績もありますしね。
 選曲はバンドにあっているような感じがしました。
 ホルンが男性一人だけであとは女性という構成だったのですが、
 おそらくこの男性がパートを引っ張っていってるのかな、
 という印象を受けました。

・NTT西日本中国吹奏楽クラブ
 ビバ!職場団体!!
 課題曲は安定していて良かったと思います。
 どちらかというと少しおとなしい漢字がしました。
 自由曲は今年人気の「展覧会の絵」。
 絵画を描写する、ということはこういうことだよなあ、
 と再認識しました。
 丁寧で明るい、よい演奏だったと思います。

・宮之城吹奏楽団
 個人的には前半の部で一番好印象の団体でした。
 課題曲は個人的に大好きなI。
 木管も良くそろっていますし、トランペットの2トップの存在感がすごいですし、
 とても良かったと思います。
 個人的には課題曲作曲者の諏訪氏のような方向性の作曲家の方が
 もっと出てきてほしいなあと思っています。
 自由曲は全体的にまとまりがあって安定していました。
 ホルンの人数がおそらく最多(8人)なんですね。
 他の団体は4人というところも多かったので、貴重かと思います。
 ホルンといえば個人的に同じ九州の佐賀市民吹奏楽団のホルンが大好きなので、
 全国大会でまた聴けるといいなあ、と思います。

・創価グロリア吹奏楽団
 元東京住みとしては東京の団体が金賞ゲットでとてもうれしいです。
 しかも一般の部。一般の部出場者から見るとグロリアは憧れの存在なのです。
 ちなみに高校時代の憧れは淀工でした。どちらも白ジャケですね。
 課題曲は今まで聴いた演奏とはかなり違った印象の演奏でした。
 どこが違うかといわれると説明しづらいのですが。
 自由曲は聴衆を巻き込んだ一番の演奏だったのではないでしょうか。
 選曲の勝利ともいえます。
 それにしても数年前と同じ団体とは思えないほど音が変わりましたね。
 往年の横ブラを思い出します。
 今後どのような方向性を打ち出していくのか楽しみです。

・百萬石ウィンドオーケストラ
 課題曲は少しおとなしめの印象。
 もっと方向性を打ち出していってもよかったと思います。
 自由曲はタイトルのかわいさとは裏腹に、
 かなり「若い」曲です。
 ときどき「トゥーランドット」の影も見え隠れします。
 そういえばこのところ有名な旋律をモチーフとした曲が多いかな、
 とも思いました。

・秋田吹奏楽団
 課題曲は元気ではつらつとした演奏だったと思います。
 自由曲はですね、個人的にはII楽章が好きです。
 まさしく「春」といった感じで。
 III楽章はお囃子にポップなテイストのメロディーや和音が乗るという、
 新鮮な雰囲気の曲でした。
 こういうひとひねりした感じが天野氏の持ち味なんでしょうね。

・東海市吹奏楽団
 課題曲は安定してよい演奏だったと思います。
 自由曲は熱いですね。熱演。
 かなり鳴らしていた印象を受けました。
 貫禄の金賞、おめでとうございます。

・川越奏和奏友会吹奏楽団
 課題曲は音の美しさが際立つ演奏でした。
 自由曲は今年演奏される機会の多いラフマニノフ。
 もっとわかりにくい曲を書く人かと思ったのですが、
 そうではなかったのですね。
 ちなみに指揮者の佐藤正人氏は衣装変えをしていました。
 DVDで確認可能なので、気になる方はぜひ見てみてくださいね。
 演奏は、クラシカルな曲をクラシカルに演奏できる、
 というところがすばらしかったです。

・宝塚市吹奏楽団
 課題曲は好みの演奏でした。
 いわゆる「ネストリアン」というとこういう演奏が多いのでは、
 と思えるような、スタンダードな演奏だったと思います。
 自由曲は今年人気の「マインドスケープ」。
 冒頭の打楽器ありバージョンで個人的にはうれしかったです。
 高氏の作品を関西の団体が演奏するところがいいですね。
 ブレイクのきっかけも市販の音源も、
 「マインドスケープ」は東日本の団体が多かったと思いますので、
 貴重な演奏だったかな、と思います。

ということで感想でした。

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