響宴XII【感想】
こんばんは。
だいぶ時間もたっていますし、
当日の記憶というといたるさまにご迷惑をおかけしたことしか覚えていないので、
書くのもどうかと思ったのですが書きます。
そもそも当ブログを運営していること自体がご迷惑になっているとは思うのですが、
せめて収入につながればよいかと思いちまちまとネットの片隅で書いています。
よくよく考えたら私も音源購入しているので、
収入にはつながっているんですよね。
そういえばこの日も先行発売していた「藍色の谷」を買ったのでした。
それはともかく、書いていきましょう。
昨年のテレビ放送の効果もあってか、
客席のお客様も昨年に比べてだいぶ増えたように思います。
メディアの効果ってすごいですね。
当ブログも放送後数日はかなりアクセス数がアップしたんですよ。
で、今回は初登場の方が多かったように思います。
前回、前々回のお祭りムードに比べると一段落、といった印象でした。
これぐらいが落ち着いていていいかもしれません。
では、印象に残った曲について書いていきましょう。
当日演奏された曲につきましては
http://kyo-en.music.coocan.jp/past/top.htmlをご参照ください。
ちなみに、これ以外の演奏された曲もありますが、
こちらはまた後ほどご紹介します。
・「アルルカンの謝肉祭」― ジョアン・ミロに寄せて(八木澤教司)
絵画シリーズですね。
ジョアン・ミロといえば稚気にあふれた作風で有名なのかな、
と思います。何せ生で見たのが一作品しかないもので。
その「稚気にあふれた感じ」というのが最後の方で現れていたように思います。
・銀河鉄道の夜 ~吹奏楽、合唱、ナレーションによる音楽童話~(菊池幸夫)
本日の白眉と名高い曲ですね。
緻密に構成された内容、そしてコラボレーション。
圧倒的な迫力で聴き応えのある内容だったかと思います。
ただ私は、宮沢賢治の作品そのものがあまり好きではないため
(好きな方ごめんなさい)、
好きな方のご意見を伺った方がより正当に評価できるかと思います。
川越奏和奏友会吹奏楽団演奏の曲はこれ一曲ではなく、
昨年急逝された、響宴事務局の富永啓之氏追悼のための曲、
「ロスト・ムーン」(清水大輔)の抜粋が演奏されました。
なお、富永啓之氏につきましては
道すがらさまがコメント欄に書いてくださっているので
こちらをご参照ください。
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2008/11/post-0fe5.html
・閾下の桜樹―吹奏楽のための(中橋愛生)
今年のコンクールでもちらほら演奏されて、
気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「科戸の鵲巣」と同じラインの、響宴で演奏→コンクールで人気大爆発!
という道をたどるのかなあ、と個人的に思っています。
桜、ですから「さくらさくら」の旋律をモチーフとした曲。
なので比較的親しみやすいかな、とも思います。
「さくらさくら」の旋律をモチーフとした曲というと「カント」を思い出しちゃう
お年頃の私です。
・サーカスタウン・パレード・マーチ(高橋宏樹)
個人的に中橋愛生→高橋宏樹ラインの流れが好きなだけなんです。
お誕生日でいくとお二方の間ぐらいに私が入ります。
道すがらさまの方が中間に近いのかな?
つまりはそういうお年頃です。
それはともかくとして、方向性はかなり違いますが
「何かおもしろいことをやってみよう」精神がお二方は近いのかな、と。
私は高橋氏のちょっとひねった感じが大好きなのですが、
今回も正統派から少し外れたマーチということで、
単純に「楽しい!」と思える曲調がいいなあ、と思いました。
・BRISA LATINA(宮川成治)
いわゆるウィンド・ポップス系の曲があまり多くない中で、
気軽に聴ける曲として貴重だったと思います。
ポップス系って軽く見られがちなためか、
あまり多くはないんですよね。
第10回響宴の夜の部でポップスが大きく扱われたことを考えると、
こういう分野が今後伸びていくのかな、と思いました。
・行進曲「剱の光」(酒井 格)
もう好きなので。「吹奏楽のひびき」のNAPPさまと同じですね。うふふ。
それはともかくとして、小編成でも比較的特殊打楽器の多いいたるさま曲の中で
珍しく特殊打楽器が少ない曲なので、比較的演奏しやすいのではないでしょうか。
そういえば曲目決定のときに委嘱元の勘違いをしておりました。
横須賀音楽隊なのですね。申し訳ありません・・・
とこんな感じで。
響宴については私より良い感想を書いてくださる方がいらっしゃいますので、
そちらを参考にしたほうがより曲についての評価ができると思います。
響宴の来年の開催日も決定しておりますが、
私は直近にはずせない予定が既に入っていますので、
来年行くかは曲目と演奏団体によると思います。
あと、「吹奏楽のチカラ」コンサートは来年の響宴と同日開催なんですね。
こちらも影響があるのかな。
ということで感想でした。
時間がたつとなかなか書けないものですね。
反省しております。
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