相愛ウインドオーケストラ第31回定期演奏会【感想】
こんばんは。
いつもの私にしてはとても早い感想ですね。
なぜかというとチケットいただいたのに
ご挨拶せず帰宅してしまったからです。
お詫びの意味もこめての早めの感想です。
神戸方面はこれまであまり行く機会がなかったため、
会場から家までの時間が読めなかったのですね。
なのでどうしても早く帰宅せざるを得なかったのでした。
申し訳ありません。
ということで今回のチケット提供も現場監督さまです。
いつもありがとうございます。
今回もチケット提供から聴く位置から
いろいろご助力いただきました。ありがとうございます。
1部は今年のコンクール課題曲のうち、
マーチ2曲からスタート。
「コミカル★パレード」、「青空と太陽」の順ですね。
前日に佼成の演奏も聴いていたので、
違いが楽しめてよかったです。
個人的にはこちらの方が好みの演奏でした。
ポール・メイエ氏はマーチがあまり得意ではないのかな?
・・・と、これはまた別のお話ですね。
で、「コミカル★パレード」を聴いていて思ったのですが、
割とがっしりとした、太い音がする曲なんですね。
繊細さの極致ともいえる「16世紀のシャンソンによる変奏曲」は
男性(諏訪雅彦氏)の曲ですので、
女性=繊細というとそれだけではない、といった印象を受けます。
ここらへんはまた後ほど考察してみましょう。
今回の演奏会も男性と女性の指揮者のプログラムですしね。
会場に学生さんも来られていたので、
参考になったのではないでしょうか。
個人的に「青空と太陽」が好きなので、
現場監督さまの指揮で聴けたのがうれしかったです。
今年の課題曲の中では一番華やかな曲ですから、
現場監督さまにぴったりだと思うのですよ。
次は、外囿祥一郎氏をソリストに迎えての「ウィルソン組曲」です。
今、外囿氏の名前をコピペしようと思って
航空自衛隊中央音楽隊のホームページを見ていたら
宮崎で超胸キュン☆プログラムで演奏会を行っていたようで、
http://jasdfband.blog.ocn.ne.jp/schedule/2009/07/post_3ab4.html
宮崎の方がうらやましくなりました。いいなあ。
で、後で見たらこちらも胸キュン☆プログラム・・・
http://jasdfband.blog.ocn.ne.jp/schedule/2009/07/post_95d8.html
いいなあ、いいなあ。
そんなことはさておき「ウィルソン組曲」ですね。
ものすごくシンフォニックな曲かと思っていたらそうでもなくて、
むしろハイテンションで聴いていて楽しい曲でした。
外囿氏の超絶技巧も甘い音色も楽しめる素敵な曲です。
2楽章の雨の音も不思議な感じでよかったですね。
これまで何度か外囿氏を聴いたことがあるのですが、
今回が一番よく聴こえました。
ホールの音響もあるのかしら?
あと、インタビューにもあった「絆」の力かもしれませんね。
それにしてもこんなすごい奏者に曲を提供している方々ってすごいですね。
改めて尊敬いたします。
1部ラストはスパークの代表作のひとつ「ダンス・ムーヴメント」。
全体的にテンションの高いプログラムの中で、
息をつかせぬ雰囲気の、心地よい疾走感を感じられる演奏だったと思います。
思いっきりダンスしているかと思いきやそうでもないんですね。
むしろ場にとどまらない勢い、というものを強く感じました。
休憩をはさんで2部。
2部の指揮者は新田ユリさんです。
新田ユリさん指揮の吹奏楽というと、
関西では大阪市音楽団が馴染み深いのかな?
私は国立音大の演奏会によく行っていたので、
邦人作品のイメージがとても強いです。
今回も邦人作品がプログラムに入っていますね。
2部はじめの曲はメンデルスゾーンの「吹奏楽のための序曲」。
メモリアルイヤーにふさわしいオープニングですね。
現代楽器を使うとまた響きが異なりますね。
もともとの楽器を使う演奏を聴く機会が多かったからでしょうか?
新鮮でした。
そして個人的にお待ちかねの邦人作品。
「夢の花....幻の花」です。
アンサンブルリベルテ吹奏楽団が全国大会で演奏した、
という知識だけはあったのですが、
曲は今回初めて聴きました。
楽譜も出版されていますよ。
http://www.ajba.or.jp/yumeno.htm
飯島俊成氏の春っぽい美しい響きももちろん、
和音の変化も楽しめる素敵な曲です。
個人的には好きですね。
ちなみに飯島氏の娘さんの絵からヒントを得た曲だそうです。
最後は「ディオニソスの祭り」。
新田ユリ氏にとってとても思いいれのある曲だそうです。
ディオニソスは酒神で、その宴というとディテュランボス、になりますね。
酒というと占いの上では海王星が関係ありまして、
・・・という話をするとさらに横に行ってしまうのでこのあたりで自重を。
酒神の祭りですからね。曲もそんな感じで。
「血が出てる」とおっしゃった高橋宏樹さんのお言葉が的を射ているかと思います。
演奏も熱く、若さと熱気あふれる雰囲気がとても出ていました。
アンコールはすべて現場監督さま(1部も)で、
・ツァラトゥストラの大作戦!
・Through the Eyes of Love~「アイス・キャッスル」テーマ~(外囿祥一郎氏ソロ)
ラストは服部良一コレクションでした。
これからの活躍が楽しみな、
相愛ウインドオーケストラの演奏会でした。
そういえば大阪市営地下鉄の中吊り広告の
一番真ん中で案内されてましたね。
今、相愛大学で一押し!なんだと思います。
ということで感想でした。
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