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2009/05/13

雲の上

「バンド維新2009」のCDがもうすぐ発売されますので、
それに関連したお話を。

北爪道夫氏の「雲の上の散歩道」の曲解説が、
前から気になっていました。
こちらこちらで読めるのですが、
冒頭の問いかけがとても気になるのです。
それにしても、この曲解説を読むと
北爪氏は女性にモテモテ(by「作曲家がゆく」)というのに納得いきます。
この語り口、この話の展開。
とっても胸キュン☆な感じなのです。

と、それはさておき。
「雲の上にひとはいるのか」というのが冒頭の問いかけの内容ですね。
雲の上は夢、つまり現実の対極にあるわけですが、
現実の対極だけあって雲の上はいつもお天気。
つまりは「苦難」や「障害」に例えられることのある
「雨」は降らないわけです。

「雨」が降らなければいいのか、
というとそうではなくて、
雨が降らなければ作物も育ちませんし、
何より水がなくなってしまいます。
つまりはずっとお天気というのがいいかというと、
そうではないというのが結局のところ。
「嫌だな」と思うことが結局は恵みをもたらす、
ということなんだなあ、と思います。

ところで、「雲の上の散歩道」と同時期に、
吹奏楽曲がもう1曲初演されていますね。
タイトルは「雲の変容」。
どちらもタイトルに雲がついているのは、
やはりなんらかの関連があるのかな、と思っています。

ところで「雲」がつくタイトルの曲といえば
「雲のコラージュ」とか、その他にもありますね。
あれですね。

そんなこんななお話でした。

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