こんばんは。
「響宴」の感想はどうなったんだ、というお声もありそうですが、
そこらへんは気が向いたら・・・
ということでこちらを先に書こうと思います。
ということで2年ぶりに行ってきました「なにわ」!
昨年行かなかった理由はですね、
ゲスト指揮者さんが少し苦手な方だったので、というのが大きいのです。
好きな方ごめんなさい。
2007年の丸谷先生の立石先生ラブっぷりがもう萌え萌えだったので、
その翌年だったというのも大きかったのだと思います。
↓なお、2008年につきましては雅哉さんにお願いして書いていただきました。
http://opera-ghost.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/2008_34e7.html
改めて感謝です。
ということで今回もたくさんの方にご協力いただきました。
チケットの手配してくださったさっくすおやぢさま、陣内さま、
当日一緒に聴いていただいたせきどさま、
本当にありがとうございました。
当日はとてもよい席で、
楽しみながら聴くことができました。
そしてよいお席のおかげで後ほどよいことが・・・!
これは後ほどのお楽しみということで。
全体総括からまずいきましょう。
個人的に一番よかったのはアンコールの「カンタベリー・コラール」でした。
先ほど2007年の「アルセナール」を聴いていたのですが、
ヴァンデルローストとなにわって相性がよいように思えます。
個人的には「マーキュリー」(まだやってませんよね?)が聴きたいです。
課題曲では「16世紀のシャンソンによる変奏曲」が一番よかったです。
敬意を持って演奏されている、という感が強く、
他の曲と雰囲気ががらっと変わった2005年の「パクス・ロマーナ」を思い出しました。
「16世紀のシャンソンによる変奏曲」は1996年の「管楽器のためのソナタ」
を彷彿とさせる室内楽的雰囲気の強い曲ですね。
こういうタイプの曲が増えると、
吹奏楽の可能性ももっと広がるのではないか、と思いました。
で、なにわといえば課題曲実験!
今年の課題曲実験は下記のとおり。
・マーチ「青空と太陽」でパート練習。
パートごとにばらばらになってパート練習の後、
その場で合奏をするという試みですね。
パート練習でトランプを始めるユーフォ・テューバパートや
ちょっとひねくれたところで目立とうとするホルンパート(私もホルンです)とか
合奏中のお休みのところで先生と写メを撮るトランペットパートが
非常にらしくていい感じでした。
各パートを見回っている丸谷先生も、
「いつもこんな感じで見回っているんだろうなあ」
という雰囲気でとても楽しそうでした。
・コミカル★パレードで金管と木管入れ替え。
マーチということで打楽器中心での配置となりました。
個人的に打楽器大好きなので、
中心で聴くことができてよかったです。
・躍動する魂 ~吹奏楽のためので指揮者なし演奏。
丸谷先生の「たましい」の発音が妙にツボでした。
これは恒例の指揮者なし演奏。
コンサートマスターの金井氏が指揮の代わりをしていたように思います。
以前、「本当の意味での指揮者なし演奏」
をやったことがあって、こちらもよかったので、再度やってもらえたらなあ、
と思います。
今回のメインはリードの「オセロ」ということで
4楽章の終わりで拍手が起こるのでは・・・
とひそかに心配していたのですが、
そういうこともなくとても安心しました。
アンコール、2曲目でついに
「プロ指揮者によるなにわの演奏」
が実現しましたね!
「トンズラーの格好をした下野竜也氏がヤッターマンを指揮する」
というところもお祭り感覚あふれてよかったです。
ちなみに演奏のときにトンズラーの名前が出てこず、
後で調べたのは内緒です(笑)
セクシーな原田美英子氏扮するドロンジョ様もたまりませんでした。
個人的には今年のアンコールは「羞恥心」だと思っていたので、
いい感じに予想がはずれてよかったです。
おバカブームは収束気味でしょうか。
で、アンコールの後のお楽しみ!
恒例のボール投げ大会ですね。
演奏者から投げられたボールをゲットすると、
その方からのプレゼントがいただけるという超ビッグな企画!
なんと!今年初めて私もいただけました。
これもひとえによい席をいただけたからです。
ありがとうございます。
ちなみにどうやってゲットしたかというと、
気がついたら背中といすの背もたれの間に
ボールがはさまっていたという超うっかりなゲットの仕方でした。
このうっかりぶりが私らしいですね。
なお、私がいただいたのはコントラバスの松村さんのプレゼントです。
熱いメッセージがこめられた色紙と、
メトロノーム、なにわオリジナルのリストバンド(ピンク色でかわいいです)
をいただきました。感謝感謝。
写真掲載しても大丈夫なのかなあ?
ちなみにせきどさまもプレゼントゲットされましたよ!
ということでもりだくさんのなにわ、
3時間超とても楽しかったです。
個人的にはパーカッションの安藤芳宏氏のスネア&ドラムが超好みで、
また聴きたいな、と思いました。
大栗裕や兼田敏のような、大御所の邦人作曲家の曲も聴きたいですね。
今思いつくのは「風紋」でしょうか。
アンコールの懐かしの課題曲もまた復活してほしいですね。
「五月の風」とか「そよ風のマーチ」とか。
あと、もう7回目ということで、
アンサンブルのまとまりがいっそう強化されたように思います。
毎年聴いていたら気づかなかった点だと思いますので、
1年開けてよかったな、と思いました。
ということで感想でした。
【追記】
演奏会の後、せきどさまとお茶しながらいろいろお話しました。
東京の職場・一般の話が久しぶりにできてよかったです。
やっぱり直接会って自分の興味あるお話をするというのは楽しいですね。
あと、お宝映像&音源ありがとうございました。
ひねくれたことばっかり申し上げていましたが、
本当はとってもうれしかったんです。
ひねくれものなのがつらいところですね、私。
こちらも楽しませていただきます。
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■ プログラム ■
ライニキー*セドナ
グレンジャー*コロニアル・ソング
アーノルド*水上の音楽
藤代敏裕*マーチ「青空と太陽」
島田尚美*コミカル★パレード
平田智暁*ネストリアン・モニュメント
C.ウィリアムズ*交響組曲
マクベス*聖歌と祭り
諏訪雅彦*16世紀のシャンソンによる変奏曲
江原大介*躍動する魂 ~吹奏楽のための
サン=サーンス*東洋と西洋
リード*オセロ
■ アンコール ■
ヴァンデルロースト*カンタベリー・コラール
ヤッターマンのうた
いずみたくメドレー
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