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2008/12/25

龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部 第35回定期演奏会 【感想】

こんばんは。

私からのクリスマスプレゼント3発目です。
今回は現場監督さまにチケットをいただきました。
ありがとうございます。
・・・今回感想を書いている演奏会、
すべてチケットをいただいているのです。
ありがとうございます。感謝です。

ということで感想いきます。

オープニングは「大仏と鹿」!
これだけでもうきゃあきゃあ!ですよね
私好みのまったりテンポ設定で、
楽しく聴くことができました。
このテンポ設定いいですね。

次は樽屋雅徳氏の曲。
初めは「月」で「小舟」なしっとりとしたイメージですが、
後になると樽屋氏お得意の「オリオン」なイメージな曲でした。
「感動的」という言葉がぴったり、だと思います。

石毛里佳氏の「スイ」は「粋」の漢字を当てるそうです。
曲は和音にこだわった曲なのかな、と感じました。
「イキ」ではなく「スイ」なところに作曲者の主張がうかがえます。

1部最後は「藍色の谷」ですよ!
コンクールの時とは違う(バリトンサックスソロがゆっくり、とか)
演奏会ならではのテンポ設定を楽しむことができました。
演奏ももちろん素晴らしかったです。

休憩をはさんで2部。
1部は通常の楽器配置でしたが、
2部は話題のアメリカンスタイルです。

「ローエングリン」は昨年のコンクールで演奏された曲でしょうか。
何かと話題だった演奏なのですが、
私は表に出ていて聴けなかったのでした。
今回聴けてよかったです。

「ラプソディア・ボレアリス」は、
ソロの岡本氏の甘い音色と、
親しみやすい曲調があいまって非常に素晴らしい演奏だったと思います。
吹奏楽のトロンボーン独奏曲というと「カラーズ」が思い浮かびますが、
こちらもこれから各地で演奏されるといいなあ、と個人的には思っています。
アンコールの「瞳」メインテーマもよかったですよ。
超人気アレンジャーすぎさまのアレンジが聴けてよかったです。

大人数での「吹奏楽のためのラプソディー」の演奏は圧巻の一言。
広いびわ湖が狭く感じるぐらいの響きがすばらしかったです。

アンコールはこちらも「篤姫」ですね。
OSBとアンコールは以前もかぶっていたような気がしますが、
業務提携なさっているのでしょうか?

ラストは楽しくSwingで。
個人的にSwingが好きなのでうれしかったです。

さてさて、最後に話題の情報をば。
2009年4月に龍谷大吹奏楽部創部40周年記念CDが
発売されるそうです。
曲目は下記のとおり。
・愉快な行進曲(杉浦邦弘)
・夜空を輝らすオリオンの月の小舟(樽屋雅徳)
・藍色の谷(酒井 格)
・ラプソディア・ボレアリス(ヒュルガーア )
・大仏と鹿(酒井 格)
・行進曲「威風堂々第一番」(E.エルガー/中橋愛生)
・・・他だそうです。
もう売れてくださいと言わんばかりの内容ですね。

ということで私からのクリスマスプレゼントは以上です。
お読みいただきありがとうございました!
めりくりですよー!!

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■ プログラム ■
第1部
大仏と鹿/酒井 格 作曲
夜空を輝らすオリオンの月の小舟/樽屋雅徳
スイ/石毛里佳(本邦初演)
藍色の谷/酒井 格 作曲
(委嘱作品・2008年度全日本吹奏楽コンクール自由曲)

第2部
歌劇「ローエングリン」より/R.ワーグナー
ラプソディア・ボレアリス/S.ヒュルガーア 作曲
トロンボーン独奏:岡本 哲
(客演・京都市交響楽団主席トロンボーン奏者)
 アンコール
  「瞳」メインテーマ/山下康介作曲・杉本幸一編曲
吹奏楽のためのラプソディー/外山雄三作曲・藤田玄播編曲

アンコール
「篤姫」メインテーマ/吉俣良作曲・高木登古編曲
ジングル・ベル in Swing /福田洋介編曲

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