こんばんは。
現在演奏会感想保留分は下記の通りなのですが
(題名のない音楽会21(大阪市音楽団)、
なにわオーケストラルウィンズ(大阪公演)、
ミュゼ・ダール吹奏楽団)
順番をちょっと入れ替えて今回はシエナの感想です。
なぜかというと理由がありまして、
曲解説に誤りがあるので早めに書きたかったというのがあります。
今回のツアーはプログラムが共通でして、
他の会場で演奏される曲目の解説も読むことができます。
で、他の会場では今年のコンクール課題曲も演奏されるので
その曲目の解説もありました。
そのうち「ピッコロマーチ」についての解説に誤りがありましたので
参考にしていただけるとありがたいです。
「ピッコロマーチ」作曲者の田嶋勉氏の課題曲採用は
2度目ではなく3度目です。
「Wish」が1989年に課題曲採用されています。
執筆者の富樫氏の映画音楽に関する知識はすばらしいと思うのですが、
邦人アマチュア作曲家好きの私としては
もう少し充実した解説をお願いしたいなあと思った次第です(^-^)
ということで感想いってみましょう!
今回元所属団体の団員の方が偶然近くの席で
うれしかった今日この頃でございます。
1部はA.リードの作品から。
シエナと一番相性がよいと思った曲は
「エル・カミーノ・レアル」ですね。
派手目でノリノリな感じが印象深かったです。
「春の猟犬」は先日なにわオーケストラルウィンズの演奏を聴いたところでしたので
聴き比べのような感じで聴いていました。
シエナは「ブラス」のイメージの音ですね。
元気で明るい感じです。
どちらがいい悪いというのではなく、
単純にどういう音を求めるかで好みが変わってくるのかな、
と思いました。
あと、うっかり「オセロ」の4楽章の後で拍手をしてしまいそうになりました。
ちゃんと覚えていたのですがいざとなると気がつかないものですね。
注意します。
休憩をはさんで2部はJ.ウイリアムズ作品の演奏。
楽曲と指揮者の金氏との相性がよく
改めて曲のすごさを感じた演奏でした。
J.ウイリアムズ楽しいですね(^-^)
演奏曲目はいずれも映画音楽から。
映画音楽は作品の本質を取り入れかつ自らのテイストをさりげなく主張する、
簡単なようでいてとても難しいものです。
映像なしで単独の演奏でも鑑賞に耐えうる作品というのはそれだけ、
技術を感じさせない技術が必要なんだと思います。
演奏ですが、個人的にはスター・ウォーズのホルンがすばらしいと感じました。
熱いのにクールに仕事をこなす職人魂ですね。
大人の仕事というのはこういうことかもしれません。
あと、「ヘドヴィクのテーマ」で会場が真っ暗になり
チェレスタにスポットが当たって演奏されたのは
これから何かが始まりそうでわくわくしました。
楽章ごとにライトの当たる範囲が大きくなるわけですが、
それが「世界の広がり」を表しているようで楽しかったです。
アンコール曲目は一曲目はわからないまま。
二曲目はおなじみの「星条旗よ永遠なれ」です。
スライドホイッスルの方のセンス大爆発!で
いい感じにアンコールに華やかさを添えていました。
ということで感想でした。
いつもより短めで申し訳ありませんでした。
■ プログラム ■
■1部
<A.リード作品>
春の猟犬
シンフォニック・プレリュード
エル・カミーノ・レアル
オセロ
■2部
<J.ウイリアムズ作品>
カウボーイ序曲(J.カーナウ編曲)
「ハリー・ポッター」組曲より
I. ヘドヴィクのテーマ
II. ニンバス2000
III. ハリーの不思議な世界
プライベート・ライアン~戦没者への讃歌(P.スパーク編曲)
「スターウォーズ」組曲より
I. ダースベーダーのテーマ(D.ハンスバーガー編曲)
II. レイア姫(D.ハンスバーガー編曲)
III. フラッグ・パレード(小林健太郎編曲)
IV. ヨーダのテーマ(D.ハンスバーガー編曲)
V. メインタイトル(真島俊夫編曲)
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