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2007/03/12

創価グロリア吹奏楽団 第21回定期演奏会

こんばんは。
遅くなり申し訳ありません。
演奏会の感想を書きます。

ということでひとつめ。
創価グロリア吹奏楽団の演奏会感想です。
今回は友人と一緒に聴きに行きました。
では感想にいってみましょう。

第1部で印象的だったのはクラリネット協奏曲です。
作曲者のウェーバーが若いときに若い演奏者のために書いた
若さがぶつかりあう曲ということで、
若い演奏者による独奏という位置づけでの演奏でした。
音の張りがすごく、現代的で華やかな音色が魅力的だったと思います。
バンドのほうも控えめすぎず自己主張しすぎず
よいバランスの演奏だったと思います。

ちなみに来週の響宴で同じ独奏者による協奏曲が演奏されます。
この演奏会ではB♭クラリネットでしたが
こちらはE♭クラリネットの協奏曲になりますね。
興味のある方は是非どうぞ。

第2部は初演作品からのスタート。
 曲の構成ですが、
 前半の女性的な部分と後半の男性的な部分に分かれるかと思います。
 個人的な印象ですが「硝子の紫陽花を途中でがっしゃんこして
 「もうええわ!」と投げやりになりつつ本性を表す」風に聴こえました。
 紫陽花の移ろいゆく色や変わり行く硝子の煌めきを、
 ひとところにとどめるのは難しい。
 ひたすらに追いかけるしかないってわけですね。
 ちなみにこの曲、「宇宙」のもかかわりがあるということなので
 「雨中」は「宇宙」にかかっているかと個人的に思っています。
 あとNAPPさまは紫陽花の季節まっさかりの6月生まれですね。

 メインの「ローマの祭」は、華やかでにぎにぎしく、
 ひたすらに楽しさを追求した演奏だったと思います。
 バランスをとりつつちょっと砕けた感じが印象深かったです。

 最後に全体感想です。
 指揮者が変わってコンクールの頃はまだ
 うまくなじめていない印象がありましたが、
 この演奏会ではうまくなじんで息のあった演奏が聴けたと思います。
 以前とは音の雰囲気も変わって、
 華やかで若々しく現代的な感じの音になったと思います。
 また違ったタイプの演奏がこれからも聴けそうで楽しみです。
 ちなみにこの演奏会、CDになるとのことですので、
 気になる方は是非聴いてみてくださいね。

さて、諸事情というか友人の強いすすめで
グロリアのOBの方にもご協力いただいて
帰りは楽屋に押しかけてしまいました。
結果ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
個人的にはとてもプラスになりました。
友人&ご協力いただいた皆様本当にありがとうございました。

ということで感想でした。
今回あまり多くかけませんでしたので、
その分プログラムをいつもより詳細に書きます。
ご参考になれば幸いです。

■ プログラム ■
・第1部
 ニューイングランド賛歌/ジョン・ウィリアムス
                (ポール・ラヴェンダー編)
 幻想曲ト長調/ヨハン・セバスティアン・バッハ
          (リチャード・ゴールドマン・
           ロバート・リースト編)
 喜びの島/クロード・アシル・ドビュッシー
        (真島俊夫編)
 クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調
  /カール・マリア・フォンウェーバー
   ・第1楽章 アレグロ
   ・第2楽章 アンダンテ・コン・モート:ロマンツァ
   ・第3楽章 アラ・ポラッカ
 クラリネット独奏:小谷口直子

2部
 オルテンシア―雨中に煌めく硝子の紫陽花
  /中橋愛生(委嘱初演)

 交響詩「ローマの祭」/オットーリノ・レスピーギ
               (仲田 守編・磯崎敦博編)
 第1曲:チルチェンセス
 第2曲:五十年祭
 第3曲:十月祭
 第4曲:主顕祭

 アンコールは3曲でした。
 (曲名は不明です。申し訳ありません)

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コメント

「雨中」はお察しの通りです。
英題では「rainy space」になってます。

他人様のブログですが、硝子の紫陽花「オルテンシア」は実在します。
バカラのアクセサリーではありません(笑)

http://plaza.rakuten.co.jp/norihime/diary/200602090000/

私が実際に見たのは6月で、周囲の本物の紫陽花に混ざって異化されたオルテンシアは実に幻想的だったのです。


アンコールは
 ・「五つの沖縄民謡による組曲」より「芭蕉布」(真島俊夫編)
 ・21世紀のマーチ(創価学会の歌)
 ・母(創価学会の歌)

 ですね。

CDの情報も発表されました。
http://www.cafua.com/expected.htm

投稿: NAPP | 2007/03/14 00:08

NAPPさま、コメントありがとうございます。
オルテンシア情報満載でとってもうれしいです!
というか6月の箱根って!きゃー!!!
・・・すいません、一人で興奮してしまいました。
なんだかどきどきしてきましたよ。

CDもこの春たくさん発売されますね。
ある程度情報が出揃ったら「ドキッ!春のNAPP祭り!(敬称略)」と題して特集を組もうと思います。
お楽しみにo(^-^)o

投稿: ごいんきょ | 2007/03/17 10:36

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