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2006/05/28

川越奏和奏友会吹奏楽団 第30回記念定期演奏会

こんばんは。
いろいろ順番を変えての更新となります。
今回は川越奏和奏友会吹奏楽団 第30回記念定期演奏会 の感想です。
ご協力はいつもお世話になっていますくらえさまです。
本当にありがとうございます。

今回のホールは初めて行くホールでして、
前評判の良さからどんなホールなのかなと楽しみにしていました。
とても素敵なホールで良かったです。
きらびやかで美しい。
音は、隠し事ができないという雰囲気ですね。
それだけ演奏もやりがいができますね。

今回は初演作てんこもりということで
1部も2部も初演作があるという贅沢な演奏会です。
学生さんも多数来られていたようですね。
ということで感想行きましょう。

1部で印象的だったのは初演作の「奏楽V」。
春らしい明るい雰囲気の美しい曲です。
飯島氏の曲は音がとても綺麗でとっても好きです。
川越奏和の音もとても明るくてきらきらしているので、
まさしくぴったりの曲ですね。

課題曲を2曲演奏されたのですが、
こちらでも今回IとIIIの組み合わせでした。
この二曲が人気なんでしょうか。
印象強かったのはI。勇壮かつ雄大な演奏が良かったです。
なんといっても「伝説」ですからね☆

休憩をはさんで2部。
こちらも初演作です。
「故郷・・・鼓響II」は3楽章がとても面白かったです。
ピッコロと太鼓群のお囃子にあわせて
ジャズ風のメロディーが乗ったり、
現代音楽風の音が乗ったり。
どれもとても自然にきこえてくるのですね。
お囃子そのものは単調にきこえるようで決してそうではない、
そんな面白みを感じました。
ちなみに「故郷・・・鼓響」は都道府県分全部作る計画があるとかないとか。
地域によってどんな曲になるのか楽しみですね。

こちらも初演の「GR」。
パイプオルガンのインパクトあるソロから、
一つの流れを感じさせるが如く各曲が演奏されました。
GRにはまだまだ曲があるそうなので、
新しい新版(って変な言葉ですね)では
どの曲が使用されるのか楽しみでもあります。

アンコールでは一曲目が天野氏の曲で、
ピアノとソプラノサックスによる曲でした。
ステージ端で演奏されたのですが、
中心でリサイタルを行っているように
私のハートも(おそらく観客の皆様も)奪いまくりな素敵な演奏でした。

もう一曲は昨日初演されました「テイクオフII」。
こちらは躍動感あふれる溌剌とした演奏でした。
なにわオーケストラルウインズの大人な演奏も大好きなのですが
わくわくしちゃう演奏も楽しいですね。
まさか一月で二回も聴けるとは思っていなかったので、
なんだかとっても嬉しくなりました。

これだけの大曲を吹ききるだけでもとても凄いことだと思いますし、
なにより「聴かせる」ことができるというのは本当に素晴らしいことだと思います。
今年もきっと各所で話題をさらっちゃう、
そんな予感がしました。

ということで感想でした。

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