いなほの旅(二日目・中編)
前回までのあらすじ:
慰安一人旅で山形県鶴岡市にやってきたごいんきょ。
宿泊地の湯野浜温泉から鶴岡駅に戻り、
酒田市へバスで向かうことに。
山形縦断ウルトラクイズ(縦断短すぎ)の次の関門、
酒田市で待ち受けるものとは・・・!
昨年末の特急「いなほ」の脱線事故により、
鶴岡~酒田間はバスでの代行運転となっています。
その代行バスに乗り、一路酒田へ。
バスは高速に乗り、酒田へと向かいます。
途中事故のあった橋がかかる最上川が見えました。
お亡くなりになった方々の冥福を祈るとともに、
一日も早い再開を願いました。
(なお、鉄道の運転再開はこの旅行のすぐ後にされました)
高速を降りたバスは酒田駅へと向かいます。
駅の入り口の真ん前に止まり、バスでの移動は終了。
ちなみに、帰りも代行バスに乗ります。
指定席を押さえてある鶴岡発の特急「いなほ」に接続するバスがあるので、
そのバスの時間まで観光。
昨日宿の方にいただいたパンフレットの地図を頼りに移動します。
いろいろと観光スポットがあるのですが、
位置がばらけていて全部を回りきることができません。
なのでポイントを押さえて移動することにしました。
とりあえず目的地を日和山公園へと定めます。
・・・なぜなら、この近くにある海向寺には即身仏があるからです。
そんなことはさてより移動です。
学習能力のない私は相変わらず徒歩で移動です。
ふらfらと歩いていると民家の屋根の後ろに仏様が!
この仏様、「酒田大仏」というそうです。
大仏といえば「大仏とし(略)」
・・・それはともかくとして、大仏を間近で見たいと思い、
大仏のあるお寺へと行くことにしました。
お寺には幼稚園があります。
幼稚園のベンチに使われている鳥(ひよこ)はとっても私好みです。
そんなことより今は大仏。大仏が大事なんです!
そう思い敷地内の案内板に従い大仏のある公園に向かいます。
公園は当然のごとく雪が積もってます。
「どろんこクイズ」ならぬ「雪んこクイズ」状態です。
思った以上に雪は深く、
うっかり不正解の方に飛び込んだ回答者のごとく
ずぼずぼとはまっています。
息を切らせつつ大仏のいわれが書いてある板の前に来ました。
この大仏は以前この地域で地震があった際につくられたそうで、
その後何度か解体されたそうです(戦争などの理由により)。
現在の大仏は平成に入ってからつくられたもの。
確かに、そう古い感じではありません。
大仏を見て満足し、次の目的地は海向寺。
坂を上ったところにあります。
即身仏はインターホンでお寺の方を呼ばないといけないそうです。
相変わらずもじもじしてそんな勇気のない私は、
おみくじを引いて帰ることにしました。
おみくじは大吉☆
「短気は禁物」だそうです。なんか今年は焦っちゃだめってことですね。
ということでのんきに暮らすことにします。
ちなみにこのおみくじにはちょっとしたお守りが入っていて、
だるま、かえる等のうちどれか一つが入っています。
私のおみくじにはだるまが入っていました。
「忍」の一文字でがんばりたいと思います。
そろそろおなかもすいてきたのでお食事をすることにします。
なんとなく歩いていたら市の中心部にやってきました。
酒田は港町なのでどうせならお魚が食べたいなと思い、
目についたお寿司やさんに入ることにしました。
外の看板に出ていたランチセットを頼んだら
「こっちの方がいいから」と地魚セットをすすめられました。
すすめられたものをとりあえず頼むのが私のポリシーなので、
「じゃあそれで」と地魚セットを頼むことに。
お店の方が説明しつつ握りを出して下さるのですが、
なじみの深い甘エビしか覚えられませんでした。
ごめんなさい。
ほどほどの食事をすませ外に出ます。
・・・ちなみに、このお店後で調べたら有名なお店だったそうです。
やっぱ勘に頼るのが一番ですよね☆
さて、もう行き先がありません。
他に行くにも距離があって時間が足りない。
どうしようかと地図を見ていたら見つけました。温泉。
寒いので温泉であったまろう☆
そう思い温泉へと向かったのでした。
温泉といっても見た目はスーパー銭湯。
よくある感じの施設です。
お金を払って一路温泉へ。
地元の方だよく利用されているのか、
思った以上に混雑しています。
ちなみにここは天然温泉。無色透明でとっても気持ちがいいです。
人が少な目の(何せ寒いですから)露天風呂に行き
しばらくのんびりとしていると他の方が来られました。
その方があがる際に「ここあったかいよ」と
お湯が出る箇所をすすめられたのでその場所に移動。
で、またしばらくのんびりしていたら別の方が来られたので
「ここあったかいですよ」とその方に場所を譲りました。
助け合いの精神は大事ですね☆
温泉から上がった後しばらく休憩し、酒田駅へと戻りました。
バスの時間まで駅前のお土産屋さんでお買い物。
銘菓「だだっ子」を自分用に買いました。
バスの準備ができたのでバスに乗り込み、
一路特急「いなほ」の待つ鶴岡駅へと向かいました。
次回漸く最終回です。
ここまで長いのも初めてです。
怒濤の最終回、お楽しみに☆
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コメント
あれ、鶴岡さ行ってたなだが?
鶴岡つったら某「サンゴ青」な作曲家の
ご実家方面だずね。
大学時代には良く行ったっけす。
よかったら米沢さも行ってけらっしぇー。
投稿: くらえ | 2006/02/09 10:53
くらえ兄やん、コメントあんがとおます!
もしかしてめっちゃダンディでおしゃれなあのお方でっしゃろか?
情報提供あんがとおます!
某「トロワ日本主義」の一楽章のタイトルの「鶴」は「鶴岡」の「鶴」かもしれまへんなあー。
鶴岡には鶴はおりまへんでしたけんど、
マンホールには鶴の絵柄がありましたわ。
米沢はお肉がおいしゅうおました。
また食べたいなあと思っておます(^-^)
投稿: ごいんきょ | 2006/02/09 21:50
うん。たしか鶴岡南高OB。
投稿: くらえ | 2006/02/10 13:18
くらえさま、コメントありがとうございます。
ちょっとおふざけがすぎました。失礼しました。
鶴岡南高校といえば今日思いっきりニュースになってましたね。
(ヤフーのトップにも掲載されました)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060210-00000086-jij-soci
偶然とはいえ恐ろしいですね☆
もしかして天狗の仕業?
投稿: ごいんきょ | 2006/02/10 21:57