ことばのリズム
こんばんは。
自分の傲慢さとうまくつきあうのって難しいなあと思う今日このごろ、
ごいんきょでございます。
謙虚になるって大変ですね。
常に修行の毎日です。
えーと、本来なら「いなほの旅」二日目の記事になるのですが、
思いついてしまったのでこっちを先に書きます。
例によって話半分で読んでいただくのがベストです。
与太話ですからね☆
以前、「音読して読みやすい文章を心がけている」
ということをどこかで書いたような気がします。
で、音読して読みやすい文、というのは
日本語であれば奇数で音が区切られている文なんですね。
例えば、日本語の有名な詩の形式である短歌や俳句は
奇数の言葉で区切られています。
「五・七・五・七・七」とか「五・七・五」とか。
もちろん、文章の流れや抑揚など考えるともっと複雑ではあるのですが、
(なのでここでは詳しく触れません)
基本としてはそんな感じです。
詩というものは音読するのが基本なので、
その読みやすさが重要となります。
もちろん、本の朗読なんかもありますが、
日本でもっと身近なのは「落語」や「講談」などの話芸ですね☆
こちらも「人に聞かせる言葉」が基本になっています。
話を聞いて貰うためにはまず話が聞きやすいこと、
そして「何が重要であるか」というのがわかる話し方でないといけません。
私は話をするのが苦手なので(どうも単語だけでしゃべる傾向があります)
うまく説明できないのですが、
話し方が上手な方は沢山お話をされていても何を言いたいのかがわかります。
私は邦人作品大好きっ子なのですが、
何で好きかというと「日本語の言葉のリズムが元となって曲が作られているから」
なんだと思います。
話す言葉が違うとやはり元となるものが違うので、
何かしらのずれを感じてしまうのかもしれません。
だからといって全く外国の作品を聴かないというわけではないのですが、
ポップスも基本的に日本人の曲しか聴かないことを考えると、
私は日本語の言葉そのものが好きなんだと思います。
ここの記事の最後の方に「風之舞」と「パクス・ロマーナ」のお話が出てきます。
「風之舞」は要素としての日本的なものが満載な曲ですが、
「パクス・ロマーナ」はタイトルも要素も基本的には日本的なものと縁がありません。
ただ、「パクス・ロマーナ」はメロディーの抑揚というか節が非常に日本的なので、
似通った演奏の仕方になったのかな、と思いました。
(あくまでも私感です)
話を戻して、
奇数のリズムのみの曲というと真っ先に「七五三」を思い出すのが
いつものごいんきょクオリティなわけですが、
西洋音楽の拍の取り方ではなくて
日本語のリズムで曲をとらえるとまた違った面が見えるのかな、
と思いました。
拍が奇数のみの曲って、偶数のみの曲に比べると比較的少ないですものね。
なのでこういう見方があってもいいのかなー、と思いました(笑)
明日からは「いなほの旅」の続きです。
当初の予定の三倍以上になってます。大変です(笑)
明日からもお楽しみに~(^-^)
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