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2006/02/10

シエナウインドオーケストラ 第20回定期演奏会(追加公演)

こんばんは。
大変遅くなりましたが演奏会感想です。

本公演は瞬く間に売り切れ、
急遽追加公演が組まれたこのプログラム。
その追加公演も公演日前に完売と、
シエナの勢いとリード氏の曲が愛されていることを強く感じました。

ということで今回のプログラムは、故A・リード氏の曲のみのプログラムです。
指揮は金 聖響氏です。
金氏といえば「この胸いっぱいの愛を」に出演されてましたね☆
台詞もあったんですよ~。むふふ。

それはともかくとして今回の公演は、
5月頃にライブ盤として発売されるそうです。
こちらも楽しみですね☆
・・・ということは、昨年6月の定期の音源発売はないということでしょうか。
「パクス・ロマーナ」も「たなばた」も「マツケンサンバII」ももう一度聴きたかったな。

さてさて、演奏の方ですね。
とにかく端正で心地よい空気感。
曲の静かな箇所では柔らかい空気が広がるような感じ。
激しい箇所では感情に走りすぎず、
かつ押さえすぎない表現が素敵でした。
荒々しさというより統制された激しさ、という印象を受けました。
上記の違いを一曲の中で楽しめた「エル・カミーノ・レアル」が
私の中では一番良かったです。

さてさて、追加公演ですので
メンバーも本公演とはちょっと違ったりしています。
追加公演では同じ蠍座なのが個人的に気になる(笑)、
ユーフォの中村睦郎氏がお休みでした。
なのでユーフォはどちらもエキストラの方です。
中村氏は割と自己主張する感じの吹き方をされるので、
今回は控えめなユーフォでちょっと印象が違いました。
ユーフォはソロ楽器なので、結構目立つんですねー。

アンコールは第一組曲より「ギャロップ」とあともう一曲あったような。
そして「星条旗wよ永遠なれ」!
今回はリード氏の編曲の楽譜での演奏だったそうです。
楽器を持ってお客様が舞台に上がっている間、
金氏がお話をされていたのですが
その中で「佐渡兄さん」と関西訛りでしゃべる金氏は
まるで関西の芸人さんが先輩について語るような感じでした。
「いとこい先生」「きよし師匠」・・・みたいな感じですね☆

このプログラムで三月上旬に南東北でも演奏会があるそうです。
興味がある方は是非是非行ってみて下さいね☆

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■プログラム
・1部
 音楽祭のプレリュード
 エル・カミーノ・レアル
 シンフォニック・プレリュード
 オセロ

・2部
 春の猟犬
 ジュビラント序曲
 パンチネルロ
 アルメニアンダンスPart.1
 アレルヤ!ラウダムス・テ

・アンコール
 第1組曲より「ギャロップ」
 星条旗よ永遠なれ
 ※あと一曲あったような・・・すみません。
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