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2005年9月の記事

2005/09/30

豊島区吹奏楽団 第30回定期演奏会

こんばんは。
相変わらずメールが・・・申し訳ありません。

ということで、今回は豊島区吹奏楽団の演奏会。
「惑星」好きの馬笑さまがスペシャルお忍びゲストです。

一部はまず、「としま未来へ」の合唱からスタートです。
今回は合唱団も特別参加ということで合唱も沢山聴けますね。

それから、鈴木英史指揮にて二曲演奏。
委嘱作品のタイトル「アトミッシュ」は「としま」のローマ字をもじったもの、
とのことです。
こちらは現代的な響きの華やかなファンファーレでした。
で、もう一曲。
こちらは繊細で優しい響きの曲ですね。
違った感じの曲を聴けて良かったです。

ちなみに委嘱を依頼された理由、というのが
「豊島区にゆかりのある」方、ということなのだそうです。
鈴木氏は豊島区在住なので依頼されたとのこと。
お住まいの場所やら家賃やらを披露される鈴木氏が素敵です(笑)

続いては今年の自由曲だった「シンフォニエッタ~水都のスケッチ」全楽章です。
コンクールでは抜粋ですね。
「水都」、はおそらく大阪なのですが
(大阪は水の都ですし、大阪市音楽団の委嘱作品ですしね)
阪神優勝的なああいうイメージではなくて(笑)、
どことなくほの暗い印象が常に漂う曲です。
私は二楽章の派手な感じが好きです。

二部は、「惑星」全楽章。
特殊楽器もがんがんに入りまくりの大編成での演奏です。
こういう機会はなかなかないと思います。
ちなみに馬笑さまも吹奏楽編成で全曲聴くのは初めてだったそうです。
ダイナミックな指揮にあった華やかな曲が印象深かったです。
「海王星」の合唱は、ステージ裏での合唱。
合唱が入るタイミングでドアが開かれていました。
えーと、パンフレットの「海王星」の解説で、ちょっとだけ。
「海王星」自体が「神秘的なもの」
(もやもやしたもの、第六感などなど・・・)
の意味があるんですよー。(これは今でもそうです)
ちょっとだけ気になったので。

アンコールは一曲目しか覚えていません・・・
鈴木氏もパーカッションで参加の「キャンディード序曲」ですね。
というかアンコールでこの曲って・・・
皆様、お疲れさまです。

全体としては歴史ある楽団の底力を見た感じでした。
これだけこなすのも本当に大変だと思います。
歴史、というとパンフレットが本当に豪華なつくりで、
今までのコンクールで演奏した曲、
それから演奏会で演奏した曲がすべて書かれていました。
コンクールの課題曲セレクト、私好みです(笑)
こうやって楽団の歴史をたどるのも楽しいですね。

9月の演奏会はこれでおしまい。
思ったより演奏会三昧って感じではなかったのですが、
これはこれでよいのかもしれませんね。
10月は・・・まずコンクールですね。
楽しみです。

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■曲目

第1部
アトミッシュ・フローリッシュ・ファンファーレ/鈴木英史
吹奏楽のためのプレリュード~「時計台の鐘」の旋律による/鈴木英史
シンフォニエッタ~水都のスケッチ/J.V.デル=ロースト

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第2部
組曲『惑星』 全曲(合唱付き)/G.ホルスト

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2005/09/29

全日本吹奏楽コンクール全国大会(中学・高校)

ということで、年に一度の吹奏楽のお祭り、全国大会がもうすぐですね。
今年はテレビ等で注目度が高まる中での全国大会。
お祭りムードもさらにアップ!ですね。

・・・私ですが、馬笑さまのご厚意により、
高校の部を聴かせていただけることになりました。
本当にありがとうございます。
中学の部は、まだ未定。

全国大会は、昨年行けなかったので今年が始めて。
これまで行ったので一番大きいのは2000年の関西大会です。
このときの会場が、今回の大学・職場・一般の会場、
大阪国際会議場だったんですね。
このときはまだ出来て一年目の年。
五年で変わったのでしょうか、ね?

何はともあれ、とても楽しみです。
出演される皆様のご健闘をお祈りしています。

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寺田由美マリンバ&パーカッションリサイタル

鈴嬢にお誘いいただいて行って来ました。
鈴嬢ありがとう!(チケットも)
高橋宏樹さま、感想リクエストありがとうございました。

ホールは駅からほど近いホール。
到着した時点でチケットはすでに売り切れでした。
人気と注目度の高さを伺わせますね。
客層は、女性がかなり多め。
小学生から年配まで幅広い年齢のの方が来られていました。

一部は、マリンバ二台での演奏。

2台のマリンバのための喜遊曲は、
クラシカルな雰囲気のアンサンブルには新鮮な、
なじみやすいメロディーの曲でした。
劇伴音楽を数多く作られている作曲家さんとのことなので、
かなりそれっぽい雰囲気ですね。
新鮮です。

タンブラン・パラフレーズ~2台のマリンバのための~は、
以前から気になっていた女性作曲家の作品。
ちょっとした遊びを加えた、女性らしいかわいらしい作品です。
かわいらしいのですが、かなり技術を要求される作品でもありますね。

さてさて、この三作品、
後になるほどマリンバの使用音域が広がります。
低音が広がっていくのですね。
実際に見てみると音域の広がり方がおもしろかったです。

二部は、人気作曲家による新作の演奏。
由美先生(と呼んでしまいます)は司会も演奏もこなされていて大活躍です。
二部の新作のコンセプトというのは
要約すると「現場で使えるアンコン向きの曲」。
大型打楽器使うのって、本当に大変なんですよ・・・
と母体をもたない一般団体出身の私としては
非常に身につまされるお話でもあります。

そんなことはともかく、いろいろと作曲秘話なども披露され、
和やかに二部は進んでいきました。

感想ですが、
大人から子供まで楽しめる、という観点からは高橋氏の曲が、
現場に即した楽器編成という観点からは八木澤氏の曲がよかったと思います。
高橋氏の曲は、ご自身の音の質感がよく生かされた曲でしたね。
私としては非常に嬉しかったです。
あと、やっぱり福島氏のグロッケンがいいですね。好きです。

アンサンブルの演奏会は初めてだったのですが、
新鮮でなかなかおもしろかったです。
広いホールで響きを楽しむのもよいですが、
こんな風に舞台を身近に感じるのもよいですね。

ちなににアンコールはソロで「七つの子」。
(「夕焼けこやけ」が正しいです。すみません)
先生は最初から最後まで大活躍でした。

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■プログラム■
【第1部】
寺田由美と天明さおりによるマリンバデュオの愉しみ

<演奏:寺田由美&天明さおり>

◎2台のマリンバのためのコントラスツ(林 光)
◎2台のマリンバのための喜遊曲(横山 菁児)
◎タンブラン・パラフレーズ~2台のマリンバのための~(安倍 圭子)

【第2部】
吹奏楽界で活躍する若手作曲家による新レパートリー

<演奏:寺田由美パーカッション・アンサンブル「ドライヴ」>
(メンバー:寺田由美・天明さおり・三浦肇・東佳樹・土屋吉弘)

<委嘱作品の作曲家>
石毛 理佳・・Fireworks(花火)

神長 一康・・アリオーソⅤ

高橋 宏樹・・4人のパーカッショニストのための「ノームの森の物語」

福島 弘和・・雨の音楽会~5人の打楽器奏者のための~

八木澤 教司・・バッカナール(Bacchanale)
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2005/09/28

秋の平安京

すみません、メールのお返事ができていません・・・
申し訳ありませんがこちらを先に書かせていただきます。
本当に申し訳ない限りです。

今回は(も?)吹奏楽な旅・・・何回目でしたっけ?
「秋の平安京で石の庭に触れる旅」
ということで!今回は!ゲストの登場です!!
着メロ投稿サイト「J研」で活躍中の「しげを」氏です!
かゆいところに手が届いちゃう曲のセレクトで大人気ですね!
・・・って、どういうつながりかっていうと、大学時代のリアル友人なんです。
実に二年ぶりの再会です。
まあ、そんなこんなで京都駅で待ち合わせ、
例のごとくバスの一日乗車券を買い、
まずは嵐山を目指しました。
ちなみに嵐山は一日乗車券の範囲外なので、
いきなり追加料金を払います。

嵐山につきまずは渡月橋をわたり、そこらへんを散策。
おなかがすいたので食事が出来るところを探したのですが、
なかなかありません。
同じところをぐるぐる回っていたら
駐車場管理をしているおばさまに何度も話かけられました。
さすがにいたたまれなくなって近くのお店に入りお昼ご飯。
湯葉入り豆腐、おいしかったです。

おなかがいっぱいになったところで
野宮神社に向かいます(私の希望)。
こちらに向かう方がお店、いっぱいあったんですよね。
仕方ないやと思いつつ竹林を通り、神社へと向かいました。
この竹林、なんか見覚えのある竹林だなーと思ったら
土曜の午後のけだるい時間によく見かける
着物やさんのCMで使われてるんですね。
♪京都嵯峨野に吹く風は~、のあれ。
それはともかく野宮神社は思ったよりもこじんまりとしたお宮でした。
ここは縁結びがメインだそうです。
今年は本当によいご縁がありすぎて大事にしないといけないなー、
という自戒を込めてお守りを買いました。
ちなみに近くにあるよーじやにも縁結びお守り、あるんですね。
こっちもかわいいので買いました。

さてさて、バスに乗り(途中歩きましたが)
たどり着いた先は仁和寺。(こっちも私の希望)
広い境内にうっとりしてしまいました。
とんぼも飛んでいてすっかり秋の気配ですね。

それから徒歩で、「石庭」がある竜安寺
(こっちはしげを氏の希望)に向かいました。
石庭をのんびり座りながら見学。
いろいろと哲学的な気分になりますね。
でも話していたのは靴下の話。なぜ・・・(苦笑)

さてさて仁和寺や竜安寺があるあたりというのは
バスの本数が割と少な目です。
なので、バスを待つより歩いた方が早いんですね。
目的のところに行くのに乗り換えがあったりしますし。
ということで、やたら歩きまくる私たち。
途中、作りかけの「山辺の道」「海辺の道」「七五三」等の着メロ(当然自作)を鳴らしまくるしげを氏。
彼は私以上の吹奏楽っ子です。

そんな感じで歩いていて、
そろそろおやつかしら?という時間になりました。
とりあえず金閣寺道を目指して歩いていたのですが、
その途中でなんだか素敵なお店が!
・・・入りました。食しましたよ抹茶わらびもち。
お座敷でいただくわらびもちは格別でした。

さてさてそんなこんなで金閣寺道にたどりつき、
バスで無事京都駅につきました。
それからとある場所へ。
・・・そもそも、こうやって会ったのも
とある場所で行われた大学のクラブの同期会のためなんですね。
同期会が夜なので、お昼時間が空くから、ということで誘って貰ったのでした。
同期会のメンバーのうちの一人が楽団の練習の後に遅れて集合。
時期的にこのイベントの練習だったのかなーと思います。
このイベント、見るよりむしろ吹きたいですね(笑)

沢山いっしょに歩いてくださったしげを氏、ありがとう!
いろいろ貴重なお話が聞けて嬉しかったです。

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2005/09/20

9月も演奏会三昧・その4

「まだまだ続く」と書いていたこの不定期連載、
実は今回で最終回です(泣)すみません。

ということで、最終回は豊島区吹奏楽団の定期演奏会です。

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としま区民芸術祭 豊島区吹奏楽団 第30回定期演奏会

■日時
2005年9月25日(日)
開場13:00/開演14:00

■会場
東京芸術劇場 大ホール
(JR池袋駅西口より)

■入場料-全席自由-
一般 800円
高校生以下/友の会 500円

■指揮
西村 友 (常任指揮者)
鈴木 英史 (客演指揮者)

■曲目

第1部
豊島区吹奏楽団創立30周年記念委嘱作品/鈴木英史
吹奏楽のためのプレリュード~「時計台の鐘」の旋律による/鈴木英史
シンフォニエッタ~水都のスケッチ/J.V.デル=ロースト

第2部
組曲『惑星』 全曲(合唱付き)/G.ホルスト

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何より注目は記念の委嘱作品。
最近鈴木氏の曲がお気に入りな私にはたまりません。
(曲としては「カントゥス・ソナーレ」が好きです。
 よく聴くのは「鳳凰」~仁愛鳥譜。
 大津シンフォニックバンドが好きなので)
客演指揮もされるということでこちらも注目ですね。

2部の惑星全曲も注目ですね。
惑星全曲といえば2003年のたそがれコンサート
「市音の日」を思い出しますね。
この日は開演前から雨がぱらついて中止の可能性もあったのですが、
お客さんがどなたも帰る気配がなかった(笑)ので、
演奏決行したというお話があった演奏会です。
暮れゆく空と曲の雰囲気がマッチしたよい演奏会でした。
ちなみにこのときの女声合唱はシンセサイザーでした。
今回は、合唱ありの演奏ですね。
こちらも楽しみです。
全曲だと金星が聴けるのでうれしいですね。
金星大好き。

チケットのご予約は明日までなのでまだの方はお早めに。
私も、申し込みます。
詳細はこちら

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2005/09/19

A.リード氏 ご逝去

大学の後輩からの連絡で知りました。
しゃちょうさん、ありがとう。

改めて、氏のご冥福をお祈りいたします。

氏が吹奏楽というジャンルに与えた影響は言うまでもないですね。
演奏会のプログラムには欠かせない作曲家であったと思います。
私も思い返してみたらいろんな曲を演奏した経験があったのでした。
「小組曲」「パンチネロ」「エル・カミーノ・レアル」
「第二組曲」「ヴィヴァ・ムジカ!」などなど。

このところ「一つの時代の終わり」というものを強く感じます。
ただ、「一つの時代の終わり」は「新しい時代の幕開け」でもあるわけですから、
ただ悲しむだけではなく、開かれた幕に対して何をするべきなのか、
遺されたものをどのように受け止めていくべきのか、
ということを考えなくてはいけないのかもしれませんね。

私は「第二組曲」がとても好きなので、
今日は「第二組曲」を聴いて故人を偲びたいと思います。

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2005/09/16

陸上自衛隊中央音楽隊第62回定例演奏会

すみだトリフォニーホールで行われた演奏会、
個人的にはなぜか縁があるホールです。
(今年に入ってから3回目になります)
東京芸術劇場の方がおそらく沢山足を運んでいるのですが、
なぜかこちらの方が印象が強いですね。

それはともかくとして、
今回の演奏会は前回のオール編曲ものとは打って変わって、
邦人オリジナル作品が多く演奏されました。
しかし客層は前回とあまり変わっていませんでしたね。
ご年輩の方が比較的多いので私としてはとても落ち着きます。

演奏の方は仕事の都合で一部しか聴けませんでしたので、
全体としての感想を書くことができません。すみません。
いろいろな感想を見る限りでは二部がかなり良かったようなので、
ちょっと残念な気持ちです。
で、何を書くかというと「三角の山」。
これを聴きに行ったようなものなので、書いていきたいと思います。

私が持っている「三角の山」音源は「関西の吹奏楽'02」で、
この中では「大唐西域記」にハートを奪われっぱなしでした。
(阿部氏は風の会のみなさまにも大人気ですね。キムチが。)
なので「三角の山」は実はあんまり聴いてはいなくて、
(テーマが少し重めの曲というのもあるのかもしれません)
今回別団体での演奏で、どのような演奏になるかとても楽しみでした。
個人的には非常に良かったです。
曲に対する愛情が伝わってきてとても。
(特にソプラノサックスの方)
聴いたあと暫くは脳内再生をずっとしていました。
演奏によって曲の印象が変わるということも、あるんですね。
今回はとてもそれを強く感じました。
えらく三角の山が好きになってしまいました(笑)

演奏はいつもながらの落ち着いた、大人な感じでした。
しかし途中までというのも久しぶりですね。
去年一人で行った演奏会はだいたい一部で帰っていたのですが、
(どうも体調があまりよくなくなるので)
今年に入ってからはそういうこともなくなりましたね。
聴き方が変わったのでしょうかね。
いろいろと謎です(笑)

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ガレリアウインドオーケストラ 第3回定期演奏会

こんばんは。
各方面より暖かいお言葉をいただきました。
皆様のお心遣い、本当にありがたい限りです。
感謝してもし足りないほどです。

さて、タイトルのお話。
9月に行く演奏会第一弾、行って来ました。
(コンポーサーインレジデンスさま、ご招待状ありがとうございました)
感想を書いていきたいと思います。
一緒に行って下さった皆様もありがとうございます。

今回の会場は自宅より比較的近い場所だったのですが、
灯台もと暗しとはよくいったもので、今回が初めてのホール体験となりました。
品のあるホールで私は結構好みです。駅からも近いですしね。
客層は、中高生とご年輩の方が多く、
私ぐらいの年齢層の方が少な目、といった感じでした。
この日はコンクールの本選とちょうどかぶっていたので、
そちらの方に行かれた方が多かったのかもしれませんね。
会場はほぼ満席といった感じで、
期待の高さを伺わせていました。

演奏会開始前に、プレトークとして音楽監督の方から、
今回の演奏曲目についての解説がありました。
充実した内容でしたね。
このように先に解説があると、
初めから聴く側としては演奏を聴く方に集中できてよいと思います。

演奏の方ですが、
上品で穏やかな音色、演奏で、非常に私好みでした。
英国音楽の演奏会ですから、
自己主張しすぎないぐらいがちょうどよいのかもしれませんね。
ホルストの第二組曲のユーフォソロ、非常に良かったです。

で、充実した内容のプログラムノートですが、
きちんと読んでこそ言いたいことが見えてくるタイプの文章だと思いますので、
読まれていない方は精読することをおすすめします。
作曲家についての解説に重点を置いているところは非常に私好みです(笑)
東京佼成ウインドオーケストラ定期演奏会のプログラムノートも楽しみですね。
個人的には来年3月の「ぐるりよざ」と「カルミナ・ブラーナ」の回が楽しみです。
どちらも好きな曲なので。

次回のガレリアウインドオーケストラの定期演奏会は邦人作品特集。
プログラムに、演奏予定の曲目がいくつか書かれてありました。
現在公募中の作品もこちらで演奏されるとのこと。
こちらも、とても楽しみですね。

9月の演奏会、第一弾はこのような感じでした。

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2005/09/12

みちのくひとりたび2005夏・3日目

前回までのあらすじ:
アップルマーチな街・弘前の洋館に興奮しつつ、
フランス料理を満喫した私。
盛岡に移動し、向かったのは湖の畔にある温泉
「盛岡つなぎ温泉」。
体調が未だ回復しないまま迎える3日目に何かが起こる!(多分)

相変わらず朝の早さだけは自慢な今日この頃。
起床後湖までお散歩です。
どうも湖のそばに来ると自動的に「湖の畔で」を思い浮かべてしまう私。
やっぱり女の子(という年でもないですが)なのでお姫様に憧れるのですが、
万年湖の精な私には険しい道のようです。
・・・やっぱ「自分磨き」ですかねえ。
とちょっと深刻に考えつつ、歩いていたら
文字通りの「藪から蛇」が!
怖かったです。刺激強すぎ。

朝靄がかかる湖を眺めつつお散歩をした後、
ホテルに戻って温泉へ。朝風呂ですね。
お風呂の後は朝ご飯。おいしかったです。
やっぱり朝はしっかり食べないといけませんね。
ちなみにこのお宿、部屋食だったので心おきなく食事が出来ました。
一人旅ビギナーの私には宴会場や食堂での食事はまだまだ危険な香りです。

食事の後は荷物をまとめてチェックアウト。
バスに乗り盛岡駅に向かいます。
さて、バスに乗ったのですが昨日のルートとは違うルートを通りました。
昨日は湖のそばの道を通ったのですが、
今日のルートは温泉街入り口にある橋を渡るルートです。
(湖を縦断する橋。この橋の雰囲気もよいです。)
どうやらこっちのルートがよく利用されているルートのようで、
昨日のルートは一日4本しかないルートとのことでした。
なんだか運がよくて良かったです。

盛岡駅につき、荷物をロッカーに預けました。
本来は「祭りのあとの一人旅」だったので
仙台で「たなばた」だろうと思っていたのですが、
先頃の地震で宮城方面については自粛しました。
(東北新幹線もダイヤが完全に戻ってはいませんでしたしね)
なので、帰りの切符を先にとり、
盛岡市街を見て回ることにしました。
仙台は、いつか行きたいですね。
そのときは「マーチ・グリーン・フォレスト」な旅ですかね?
ってそのままですね(笑)

さてさて、洋館好きの私が向かった先は
「盛岡銀行中ノ橋支店」
・・・ノがエラーですよ。多分。
ということでセマンティックな気分で洋館巡りです。
で、この建物ですが、
東京駅と同じ設計者が設計しているんですね。
なのでとても雰囲気が似通ってます。
ちなみに、現在もちゃんと銀行の支店として使われています。
中は、勇気がなくて入れませんでした。
ただ、外から見える調度品はかなり手の込んだもので、
見るだけで幸せな気分になりました。

あと、近くにある盛岡信用金庫と紺屋町番屋も外から眺めました。
それから、旧盛岡銀行データセンターとして使われていた
石川啄木と宮沢賢治をテーマとした記念館にも行きました。
こちらでも、ひたすら建物を見るだけ。(中にも入りました)
啄木と賢治は同時期に岩手にいたらしい
元所属団体のホルンパートリーダーにおまかせです。

さてさて、ひととおり見た後、お昼が近づいてきました。
とりあえず盛岡といえば麺!
盛岡冷麺かじゃじゃ麺にしようかと思っていたのですが、
近くにあったわんこそば屋さんに妙に惹かれてしまいました。
ということで、わんこそばに決定。
ただ、時間が早かったので先に入った若いカップルと一緒にそばを配られることに。
なんだかいたたまれなくて(だって一人旅ビギナーですから)
そそくさと適当に切り上げてきてしまいました。
まだまだ修行が足りませんね。

さてさて、多少気落ちしつつ盛岡駅に戻った私。
お土産を買おうと先日オープンしたての駅ビルお土産屋さん街に行きました。
ここでの目的は、「ご当地キティ」を買うこと。
友人(ブログに何度か登場済み)がご当地キティを集めていて、
私も旅行のたびにお土産にしています。
で、今回も何か買おうとしたのですが・・・なかなか好みのものに巡り会えません。
自分の分はピンク鎧でハート型のラブリー眼帯
(正確には刀の鍔なんですが)な伊達政宗キティにしたのですが、
友人の分が見つかりません。
で、気落ちしつつ店の中を巡っていたら・・・
ありましたよ!めんこい「りんご娘キティ」が!
ぬいぐるみタイプのものだけだったので、これに決定。
岩手なのに明らかに青森のご当地キティ、
でも気にしません。だってめんこいんですから!
レジに並んでいたご婦人も「かわいい」とおっしゃっていましたし!
と半ば自分に言い聞かせつつ買ったのでした。

その後、駅で休憩をし、新幹線に乗りました。
盛岡駅の雰囲気は、「北の玄関口」という感じでとても好きです。
東京に着いた後は、一度自宅に戻り新宿へ。
・・・続きは、「てつやん会にお邪魔しました」をお楽しみくださいませ。

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みちのくひとりたび2005夏・2日目

前回までのあらすじ:
サービスエリアに行きたいという一心で品川~弘前間の高速バス昼行便
「スカイターン号」で弘前へと旅立った私。
無事弘前にたどり着くもなにやら暗雲が・・・
どうなる2日目。

さて、早起きだけは自信のある私。
早めに起きましたが・・・微妙に体調が悪い。
どうやらバスに乗っていた隣の人に感化されてしまったようです。
要するに風邪をひいたのですね。まさしく感冒。
今年初めての風邪にとまどいつつ、ゆるゆるとお出かけ準備。
チェックアウトをしてバスターミナルに寄り、
荷物をロッカーに預けてから観光案内所に向かいました。

観光案内所にたどりついたのですが、早く来すぎてまだ開いていません。
仕方がないので、すぐそばにある弘前公園(弘前城があります)
でお散歩をすることにしました。

弘前公園は桜の名所。
沢山の桜が植えられています。
今は夏ですので、当然桜は咲いていないのですが、
沢山の桜の木を見ていると満開の桜を想像してしまいます。
桜好きなので(笑)
とりあえず、公園を一周。
途中にある神社にお参りをしました。
歩いている途中に見つけたアイスクリン屋さん(屋台)。
まだ朝ご飯を食べてなかったので、
一ついただきました。おいしかったです。懐かしい味ですね。

公園を一周し終わる頃には観光案内所も開き、
観光マップなどを入手しました。
弘前は洋館(性格には擬洋館ですが)が沢山あります。
弘前にきた目的はこれもあります。
洋館、好きなんです。
とうことでまず観光案内所近くの旧図書館へ。

赤い屋根と緑の窓枠、そして白い壁。
なんというか「りんご」。「りんご」としか言いようがないですね。
ポストにもりんごが乗っかっていますし。(ポストと同化してました)
旧図書館内のポスターにも「りんごと桜とフランス料理の街」
と書いてあるぐらいですし。
なんかもう、ねぷたは二の次。
・・・ってことは「三つのジャポニスム」じゃなくて
「アップルマーチ」ではないですか。
ということで、路線変更してアップルマーチな旅になりました。

・・・というかフランス料理?
弘前でフランス料理を食べるのは正しいってことですね。
ということは!!
昨日なんとなく気になっていたお店で食事をしても間違いない!
ということでお昼はそこで食べることにしました。

とりあえず他の洋館も周り、
カフェ併設の洋館でお茶をしたり(雰囲気がとてもよいです)
青森銀行記念館の品の良さに心を奪われたり
(堀江佐吉の建物、ものすごく好みです。)
教会でうっかり旅行中の夫婦と一緒になってしまって
気を遣って先に出てしまったり、
他の教会でうっかりそこの方と会ってしまったり、
そんな風にして洋館めぐりをしていました。

で、お昼。
シェフのおすすめコースをいただきました。
メインは何種類かから選べるのですが、
私は牛頬肉のものに。
とってもおいしかったです。おいしいもの大好き。

その後バスターミナルに戻り、
盛岡行きのバスに乗ります。
平日昼間なのですがバスは満員。
早めに行っておいてよかったです。

バスに揺られ約2時間。
盛岡駅に到着です。
駅構内で少し買い物をしてから、
バスターミナルに行くとちょうど目的地へのバスが!
あわてて飛び乗りました。

今日の目的地は盛岡郊外にある温泉、
「盛岡つなぎ温泉」です。
御所湖というダム湖のほとりにあるこの温泉、
規模はそんなに大きくはないのですが、
とても雰囲気がしっとりとして心が落ち着く場所です。
バスに揺られて30分、
湖の周りを通り、バスは終着地のつなぎ温泉に到着しました。

ここから歩いて今日のお泊まりするホテルへ。
ここは一人でも宿泊可能です。
通された部屋は和洋室!広すぎ!
ここを独り占めしていいのかしらとガクガクブルブルしつつ、
ちょっと休憩、で食事。でもって温泉。
そして寝る。
食事、おいしかったです。
温泉は・・・正しい入り方を守らなかったので、
効果があったのかなーとちょっと心配。

充実した二日目の振り返りつつ、
今日もお休みとなりました。

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ブログ再開します。

おはようございます。

突然お休みして申し訳ありませんでした。
心よりお詫びいたします。

コメント・トラックバック機能について。
記事の反応があるのはとても嬉しいことなのですが、
自分のスタンスというものを取り戻すため、
暫くはコメント、トラックバック機能を停止させていただきます。
本当に申し訳ない限りです。
沢山のコメントやトラックバックを寄せて下さっているのに申し訳ない限りです。

今回の件については本当に沢山の方々にご迷惑をおかけしてしまいました。
本当に申し訳ありません。
お詫びしてもお詫びし足りないぐらいだと思っています。
すべては自分自身の自己管理能力の甘さが原因です。
もう少し、強くならないといけませんね。
少しずつ、努力したいと思います。

では、よろしくお願いいたします。

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