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2005/07/09

本当の主役

こんばんは。

先日買った「なにわオーケストラルウインズ2005」の初回特典、
課題曲演奏CD(今年は「星条旗よ永遠なれ」も)の中で
「ストリート・パフォーマーズ・マーチ」(以下ストパー)がいい感じだったので
今回は「ストパー」について考えてみたいと思います。
・・・このパターンの記事はかなり久しぶりですね。
どうなることやら私もどきどきです。

さてさて、「ストパー」は遊園地っぽいとっても楽しいマーチではありますが、
こちらの作曲者のお言葉(ガレリアウインドオーケストラさまにリンクしています)
にもあるとおり、「ショーとしての楽しさ」よりも、
「ショーにいたるまでの過程」を重視している印象を受けます。
ですから、底抜けの明るさを感じさせるのではなく、
明るいけれどもどこかほの暗さを感じさせる曲となっていますね。

実際に吹いてみるとわかるのですが、
(ちなみに私はホルン1st、あと練習で2ndを吹いたことがあります)
メロディーやフレーズの流れがなんか、どこか違う。
あらあら?と首をひねってしまう箇所がちょこちょこ見受けられます。
でも楽譜にはこう書いてあるし、
パーカッション以外は特に楽譜訂正の告知もない。
となるとやっぱりこれが正しいんだろうねえ、
というような感じの話を以前友人としたことがあります。

でも、全体的に見るとはっきり「流れがなんか違う!」
ということはなくて、割とすんなり聴けちゃいます。
じゃあ、「なんか違うな」っていうこの流れって何?
と考えると、ショー(本番ですね)では見せない、
練習で失敗したり間違えたりした箇所を表しているのかな?
とか考えたりします。
いわゆる「ミス」や「エラー」を明示的にしているのが「シンタックスエラー」であれば、
「ストパー」はなるべく見せないように、
わからないようにしているのかもしれませんね。

さてさて、そんな苦労を偲ばせる曲である「ストパー」。
大道芸人がパフォーマンスをしているところというと、
遊園地や歩行者天国、はたまた商業施設の広場なんかが思いつきます。
大道芸人の周りに輪を作っているのはたいてい、家族連れ。
子供たちは芸を楽しんでいますが、
後ろにいるお父さんは・・・ちょっとお疲れ気味かもしれませんね。
毎日夜遅くまで働いて、お休みは子供を外に連れていって。
子供たちを楽しませるために苦労しているのは、
実は大道芸人だけじゃないのかも。

・・・世のお父さま方、本当にお疲れさまです。
この年になって漸く父親の苦労がわかりました(泣)
私の職場は男性が多い職場なので、なおさら。

久しぶりに書いてみましたが、
思っていた文の流れとちょっと流れが変わりましたね。
でもこれはこれでいいかなーと思います(笑)
言いたいことは「お父さんいつも遅くまでお疲れさま☆」
ということなので(*^-^*)

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コメント

ごぶさたでっす
妹の楽団、課題曲がストパーで
自由曲がアルメ1らしいっす。
うちの楽団はアレになりました(謎

投稿: くらえ | 2005/07/12 12:53

くらえさま、コメントありがとうございます!
お元気そうで何よりです(*^-^*)

ご兄弟で楽器をされているのですね~
うちの兄弟で楽器をやっているのは私だけなので、
とってもうらやましいです☆
次兄は今短歌づくりにはまっているそうですが・・・

アレって何でしょう?どきどき。
○クス・ロマーナですと馬笑さまが大喜びですね。むふふ(*^-^*)

投稿: ごいんきょ | 2005/07/13 00:16

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