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2005/06/29

東京正人吹奏楽団第18回定期演奏会

こんばんは。
新潟県中越地震復興支援CD
Winds for Niigata ~少人数吹奏楽曲集 が発売されましたね。
通販のみの取り扱いのようなので、
「海辺の道」or「お花たちのパーティー!」のスコアと一緒に購入したいと思います☆
ちなみに宝くじの当選金は多分使い切りました(笑)

というわけで演奏会感想6月分最終回、
東京正人吹奏楽団第18回定期演奏会 の感想です。
まずは恒例のお礼コーナーです。
同行して下さった皆様、ありがとうございました。
それから感想を寄せて下さったMWO団長さま、ありがとうございました。

今回の会場の「ティアラこうとう」、初めて行きました。
きらきらとした女性っぽい感じのホールでしたね。
まさしく「ティアラ」の名にふさわしいホールですね。

ということで感想に入っていきましょう。
今回は東京正人吹奏楽団の演奏会に何度か足を運んだことのある友人
(ちなみにこの友人は題名のない音楽会の収録に同行して下さった友人です)
の解説もちょっとずつ入りながらの感想です。

一部:
 2005年度全日本吹奏楽コンクール課題曲よりⅠ・Ⅴ
  ・パクス・ロマーナ(松尾善雄)
   強力な金管陣による勇壮な幕開け。
   テンポは参考演奏と同じぐらいでした。

  ・リベラメンテ 吹奏楽による(出塚健博)
   タイトルのとおりの自由闊達さがよく表現されていました。
   難しい曲ですが難しさを感じさせませんでしたね。
   すばらしいです。

 組曲「惑星」より火星・木星(G.ホルスト)
  ・火星
   戦争の神の名のごとく不安をかき立てる演奏。
   ですが次の「金星」につながる艶やかな印象も受けました。

  ・木星
   祝典の華々しさ、というのをとてもよく感じられました。
   荘厳さよりも華々しさに重きを置いたような感じでしたね。

二部:
 朝鮮民謡の主題による変奏曲(J.B.チャンス)
  学生のバンドでよく演奏される曲ですが、
  一般団体で演奏されるとまた違った印象を受けますね。
  移りゆく主題の変化がよく感じられたと思います。

 幻想交響曲より第4・5楽章(H.ベルリオーズ)
  ・4楽章
   断頭台への行進の重々しさ、それを見守る観衆のざわめき、
   というのがよく感じられました。

  ・5楽章
   死後の暗さ、不安をあおる空気が感じられました。
   しかし自分の死後を見つめるというのが何とも凄いお話ですね。

アンコール:
 友人曰く「アンコールはこの二曲が恒例」とのことです。

 ディスコ・キッド
  近頃大人気のこの曲。
  さすがに手慣れた演奏ですね。「ディスコ!」もばっちり。
  クラリネットのソロは毎回違うそうです(友人談)。

 サンダーバード
  ちょっと短めのショートバージョン。
  ディスコキッドとはまた違ったちょっと重めの演奏でした。

全体としては、まず何よりも主張する音楽であったこと。
一ヶ月間いろんな団体の演奏を聴きましたが、
この団体が一番音量が大きかったです。
(ホールとのかねあいもあると思いますが)
それから、休憩・アンコールも含めて1時間半という
かなり短めのプログラムであったこと。
このように少ない曲を集中して演奏する方が、
曲の一つ一つに集中できてよいのかもしれませんね。

今年は創価グロリアが三出お休みということで
コンクールの東京代表が混戦となっているわけですが、
その筆頭候補の名にふさわしい演奏会であったと思います。

今回もあまり沢山かけずすみませんでした(泣)

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