こんばんは。
紀宮さまの結婚式が11月15日に決定してとても嬉しい今日この頃です。
自分の誕生日に滅多にない慶事があるのはとても幸運なことですね。
ちなみにこのブログを作るきっかけとなった「松尾善雄さんの音楽辞典」、
beeさまが購入されたのも11月15日なんですねー。
(私が生まれる前の話ですが。詳しくはこちら参照)
どうも私が七五三生まれなのは宿命づけられていたみたいですね(笑)
・・・浮き沈みの激しい性格で申し訳ありません。
ご迷惑をおかけしました。
気を取り直して、延び延びになっていた、
なにわオーケストラルウインズの感想を書きます。
プログラムは家に忘れるは時間がたってるわで
ポイントぐらいしか書けないのですが、
よろしければお読みくださいませ。
オープニングはヴォーン・ウィリアムズ「イギリス民謡組曲」
よく演奏されている三楽章編成ではなく、
二楽章の「海の歌」が入った四楽章編成での演奏。
楽章が一つ増えるだけでずいぶんと印象が違うものなのですね。
二楽章が入ってずいぶん曲の印象が柔らかく感じられました。
順番が飛んでいてちょっとわからないのですが
(ゲールフォースが先か後かわからなくなってしまいました・・・)、
次は課題曲の実験演奏でした。
前半はII、IV、Iの順。
II、IVは実験がなくそのまま普通に演奏。
(IVは大編成の演奏でした)
実験はIですよ!「パクス・ロマーナ」ですよ!!
ということで、「パクス・ロマーナ」はまず普通に演奏。
とても気合いの入った演奏で空気の変化が肌に感じられました。
これは是非CDでも聴いていただきたいですね。
ちなみにテンポは参考演奏より若干速めです。
で、実験その1。
舞台に演奏者全員が一列に並んでの立奏。
舞台の端から端まで演奏者が並んでいるのは壮観です。
私は低音寄りの席だったのですが、
低音の音が直接聞こえてきてとても格好良かったです。
低音大好き。
それから実験その2。
次は指揮者のところに密集しての演奏です。
見ているだけでおもしろいのですが、
果たして前列の方は指揮者が見えたのでしょうか・・・?
で、次は(順番が逆かもしれませんが)
ピーター・グラハム(グレイアム?)の「ゲールフォース」です。
演奏会の事を書いた際に「聴いたことがない」と書いたのですが、
調べたら聴いたことがないどころか演奏経験がありました。
「ウインドウズ・オブ・ザ・ワールド」。
・・・もう「ウインドウズ」とか見たくないですね。
いや別の「ウインドウズ」なんですけど。
それはともかくとして、曲はポップス色の豊かな前半と後半、
打楽器を排したゆったりとした旋律の中間部、
となかなか魅力的な曲でした。
ここで休憩。
次は後半です。
ミヨー「フランス組曲」
有名なんですけど聴いたことがなくて、
どんなものなんだろうと思っていたのですが、
なんか私が妄想していた「おフランス」な感じではなかったですね。
勉強になりました。
で、次は課題曲実験後半。
IIIとVですね。
IIIは超小編成(14人)での演奏。
打楽器は二人です。(シンバルはバスドラムにくっついてました)
14人だと多少和音が抜けてしまうところがあるのですが、
曲全体としては遜色なく聞こえました。
ちゃんとパーカッションsoliもありましたしね!
小編成バージョンは最後まで演奏されたので、
おそらくCDに収録されるかと思います。
こちらも是非聴いていただきたいです。
Vはおなじみの指揮者なしバージョン。
コンマスの方の頑張りっぷりに注目でした。
あわせるだけでも大変なのに指揮者なしってところがさらに凄いですね。
「シンタックスエラー」だとどんな感じになったんでしょうねー。
演奏前のコメントとか・・・(笑)
で、大栗裕「吹奏楽のための神話~天の岩屋戸の物語による」
こちらはコンクール用のカットバージョンでした。
淀工用のカットバージョンということで、
コンクールで演奏される方の参考になったのではないでしょうか。
最後はスティーブン・メリロの「オーロラ」
今ちょうど来日されてレコーディングされてますね。
(こちら参照)
こちらは本当に聴いたことがなかったのですが、
元が映画音楽ということで割と聴きやすい感じでした。
で、アンコール。
一曲目が「オーメンズ・オブ・ラブ」。
この音の質感で真島俊夫氏の編曲ものを聴くととても新鮮ですね。
今回はジャパグラ路線ではない、と確定したわけですが、
後にお楽しみが・・・(すでにご存じの方もいらっしゃるでしょうが)
むふふ。
二曲目は、先日お亡くなりになった鈴木竹男氏を追悼して
「星条旗よ永遠なれ」。
故鈴木氏の持ち曲だったそうです。
「イギリス民謡組曲」と「フランス組曲」はフェネル氏の追悼、
とプログラムにありましたが、
鈴木氏の追悼曲は時間的にないものと思っていたので、
個人的にとてもありがたかったです。
で、ラスト。
突然パーカッション陣がヅラをかぶる。
→丸谷先生、金ピカの衣装(手にはバトン?)で踊りながら入場。
→演奏者全員ヅラをかぶる。
→全員ヅラで演奏。
はい、「マツケンサンバII」、ですね!
なんというかノリがアマチュアちっくでたまりません。
ちなみにヅラ、演奏終わった後は客席に投げ込まれました。
私はとれませんでした(苦笑)
というような感じでした。
3時間の長丁場!でしたが、飽きることもなく非常に楽しめる、
とても楽しい演奏会でした。いい席買っておいてよかったです(笑)
来年も、是非行きたいですね~
あと、個人的な感想としては、
パーカッションの久一忠之氏の叩き方がとても華やかで、
見ていてとても良かったです。
ちなみに私と同い年とのこと。(生まれ年が一緒でした)
また同い年センサーが働いてますね(笑)
というような感じでした~
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