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2005/02/18

横浜ブラスオルケスター第六回定期演奏会

このBlogをご覧になっていただきありがとうございます。
このところ「見たことあるよ!」「紹介して貰ったよ!」というお声を耳にいたします。
本当にありがたい限りです。
こんな者ですがこれからもよろしくお願いいたします。

ということで、先日みなとみらいホールで行われた演奏会に行って来ました。
(一緒に行って下さったみなさま、ありがとうございます。)

私なりの感想です。

1部
酒井格/森の贈り物
 これだけでもう満足!の素敵な演奏でした。
 イメージ的には雪の積もった針葉樹林に陽がさすような感じの暖かさでしたね。
 (龍谷大学の演奏は、夏のさわやかな涼しさというような感じです。広葉樹林)

G.プッチーニ(G.高山編曲)/歌劇「トゥーランドット」より抜粋
 団員さんの編曲だそうです。
 迫力ある魅力的な演奏でした。
 この演奏でDVDがほしくなりました。
 ↓これ、いいですね。
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HU2S/250-6089689-9322606

A.リード/アルメニアンダンスPart2
 ちょうど「うさぎとトランペット」で出てきたところなので聴きたかったところなんです。
 なんてタイミングがいいんでしょう~
 演奏は硬軟使い分けた表情豊かな演奏でした。

2部~エリック宮城氏、阿野次男氏をお迎えして~
シェヘラザード
アイ・リメンバー・クリフォード
マンテカ
マカレナ

 2部はまとめて。
 司会の中村氏とエリック氏の息のあった掛け合い
 (注:演奏もですがおしゃべりも)に楽しませていただきました。
 阿野氏の大人で渋いドラムもいいですね。ロマンスグレー。
 エリック氏の音圧をまともに受けたときはもうびっくりでした。
 いやはやすごいですねえ。

3部~高昌師作品集~
高昌師/吹奏楽の為のラメント
 ラメントはコンクールで演奏しました。そのときは2nd。
 (ホルンの2ndはホルン中で一番吹く箇所が多いのです。役得)
 でその際は吹くのに必死だったのですが、
 改めて聴くと違った魅力が感じられていいですね。
 曲調から難解なイメージがもたれがちですが、
 決してそうではないとこの演奏を聴いて思いました。
 ラメントの解説については、ここがよいですね。
 http://www.osb.jp/dir13.htm

高昌師/コリアンダンス
 最近コンクール自由曲でも人気のこの曲、全曲は初めて聴きました。
 曲を聴いての感想ですが、短い1楽章が好きです。低音万歳。
 あと、特に1・2楽章を聴いての感想ですが、
 高氏と酒井格氏は曲調の方向性は全く別ですが、
 根底にあるものは近いのではないかな、と思いました。
 難解、わかりにくいものをなるべくわかりやすく、魅力を伝えるようにしている、
 そんな演奏でした。(これは演奏側の方向性ですかね?)

アンコールは再びゲストのお二人が登場しての「翳りゆく部屋」、
阿野氏も参加しての「マツケンサンバII」(おそらく宮川彬良氏編曲もの)
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ということで宣伝です。
宮川彬良氏編曲の「マツケンサンバII」はこちらで購入できますよ!
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そして「星条旗よ永遠なれ」でフィナーレ、
という充実のラインナップでした。

とっても楽しませていただきました。
楽しい演奏をありがとうございました。

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コメント

コリアンダンスを検索していたらここが出てきたので。

酒井格の森の贈り物は屋久島を題材にした曲ですよ。私も最初聴いたときはヨーロッパの森の風景を思い描いたのですが。
だから龍大の演奏から夏っぽさが感じられるのは正解なんですね。

投稿: ポン | 2005/09/23 19:11

ポンさま、コメントありがとうございます!

曲についての解説、ありがとうございました。
「森の贈り物」はタイトル由来のインパクトも強いですね。
私もホルン吹きなので(笑)

検索で来て下さったのですね。
ありがとうございます。
このブログは来て下さっている方のご厚意でリンクしていただいている以外はほとんど宣伝活動を行っていないので、
みなさまどうやって知ったのか気になるところでもあります。
紹介で知った、という方も結構いらっしゃいますしね。
うーん、謎ですね(笑)

投稿: ごいんきょ | 2005/09/29 00:38

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