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2005/02/18

トルヴェールの「惑星」

はい、話題作ですね。
といいつつ私は聴いていません。すんません。
ということでCDレビューではないですね。
重ね重ねすみません。
ちなみに下記論はあくまで私的な論ですので、
参考までにということで。

トルヴェールの「惑星」の詳細はこちらを見ていただくとして、
トルヴェールの「惑星」では3つ曲が追加されています。
地球・彗星・冥王星が追加ですね。

さてさて、そもそもなぜ「惑星」とうたいつつ
ホルストの「惑星」には「地球」と「冥王星」がなかったか。
「冥王星」はよくCDのライナーノートに書かれているように、
ホルストの「惑星」作曲時には発見されていなかったというのが理由ですね。
では「地球」はなんでないのでしょうか?
これもCDによく書いてある事柄から想像すると納得できます。
惑星という組曲は以前も書いたとおり、
「占星術的な意味合いでの惑星」がモチーフとなっています。
では、占星術(要は星占いですね)で占いに使われる星の中に
地球は入っているかというと入ってません。
何で入ってないのかは私もわからないのですが、
とにかくふつうは使われません。
じゃあ、ホルストの「惑星」で使われている星以外に何が使われているかというと、
「太陽」と「月」です。

ふつう、「私は何座」というときには生まれたときに太陽がどの星座の位置にあるか、
という意味合いで言います。ちなみに私は蠍座の女ですね。美川憲一。
最近「月星座」というのもちょっとした流行りではありますが、
これも生まれたときに月がどの星座の位置にあったかということで占います。
ちなみに私は牡牛座ですね。
「太陽」も「月」も、どっちも占いではとても重要です。

さてさて、次は「惑星」の曲順を考えてみましょう。
惑星の本来の並びとは異なり、「火星」と「金星」が先に来ていますね。
「火星」「金星」は星のマーク「♂(火星)」「♀(金星)」にもあるとおり、
男性と女性の象徴的な意味合いがありますね。
どっちかというと若い男女的なイメージです。
さてさて、さっき出てきました「太陽」と「月」、
これにも男女の意味合いがあります。
こっちはどっちかというと「父(太陽)」「母(月)」的なイメージですね。

つまり、「惑星」というタイトルである以上、「太陽」「月」は組曲に入れられない、
ということで同じ男女のイメージがある「火星」「金星」に
「太陽」「月」のイメージをかぶせたのではないか、ということです。
占星術では「太陽」「月」はどの惑星よりも先に来るので、
「火星」「金星」にその意味合いを持たせたのであれば曲の位置も納得ですね。

なんでこんなことを考えたかというと私は惑星の中では「金星」が好きなのですが、
金星はなんというかもっときらきらしたイメージなので、
なんか曲にあわないなあ、と思い始めていろいろ考えたのでした。

ということで、「地球」「彗星」はちょっとちゃうかも?
というお話でした。すみません。

ちなみに、占星術的な惑星の意味合いをもうちょっと詳しく知りたい方は
こちらがおすすめです。占いもよく当たります。
筋トレ
http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/

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