« バンドジャーナル2005年2月号 | トップページ | あてがき。(後編) »

2005/01/27

あてがき。(前編)

テンプレート「チャイナ」にそろそろ飽きてきたころだったので変えてみました。
かわいいですよね。アポロ。女の子っぽいし。
これで女の子と思ってもらえるはず!
・・・ならハンドルネームをもっと女の子っぽいのにすればいいんですけどね。
それはそれで。
そもそも女の子っていう年齢じゃないだろ、という突っ込みはアリで。

それはともかく以前予告していたお話です。
「大津シンフォニックバンド(略称OSB)」と委嘱曲(コンクール自由曲)について。
思うところをつらつらと書きます。

2002年~2004年までのコンクール自由曲は下記のとおり。
2002年:大唐西域記より第一章「玄奘」(以下玄奘)(阿部勇一作曲)
2003年:写楽(高橋伸哉作曲)
2004年:鳳凰 ~仁愛鳥譜(以下鳳凰)(鈴木英史作曲)

なんというか漢字だらけですね。タイトル。
それも当然といえば当然で、OSBといえば和ものと打楽器が特徴。
委嘱曲もすべて打楽器の見せ場が大きいです。
曲のモチーフが和ものなのは「写楽」のみで、あとはどちらかというとアジア系ですね。
(曲がアジア系かというとまた別。)

曲を聴いた印象では「写楽」が今後演奏される機会が増えるんだろうな、と思います。
実際出版もかなり早い段階で行われましたしね。

それはともかくとして毎度のことながらゲームにたとえてみますが、
今回たとえるのはファイナルファンタジーの金策、違いました近作ですね。
製作発表が同時に行われたファイナルファンタジーX~XII(以下FFX~FFXII)でたとえてみようと思います。

そもそもタイトルにある「あてがき」とは、
劇などで演じる役者を想定して書く脚本の手法。
三谷幸喜氏が有名ですね。
つまりOSB=役者 脚本家=作曲家なわけですね。
ということで、

FFX=「玄奘」
FFXといえば爆発的にヒットし、FF初の続編が作られた作品です。
FFX自体は続編が初めから想定されていた作品ではない(はず)のですが、
その後を感じさせる終わり方をしているという点では
続編をにおわせるタイトル(第一章とついていますからね)がついている
「玄奘」とつながる部分があるのでは、と思います。
にしても第二章はいつできるんでしょうかね。楽しみなんですけどね。

FFXI=「写楽」
FFXIといえばFF初のネットゲーム(いわゆるMMORPG)です。
MMORPGといえば通常のゲームとは違い、
作られた物語をそのままなぞるのではなく、
自分が主人公となって自分だけの物語を作り上げるものです。
(もちろん、シナリオも用意されているのですが、
そのシナリオはあくまでもエッセンスのひとつですね)
続編などは基本的に想定されず、
追加ディスクなどで自己増殖するもの=曲が演奏される機会の多さ
がつながる部分があるのでは、と思います。

FFXII=「鳳凰」
FFXIIはまだ発売されていません。
が、出ている情報としては、世界観がほかのゲームとつながっている
(ファイナルファンタジータクティクスアドバンス)というものがありますね。
ナンバーつきのファイナルファンタジー以外のものとつながっているというのは、
鈴木氏の「愛」三部作のひとつという側面をももつこの曲の性質を現しているのでは・・・と思います。
(ちなみに、「愛」三部作のほかの二つは「カントゥス・ソナーレ」「ライフ・バリエーションズ」です)
「愛」三部作に該当するゲームとしてはファイナルファンタジータクティクスアドバンスと、
ファイナルファンタジータクティクスかなあ、って感じですね。

という風にこじつけで考えてみました。
前編、なので後編(龍谷大学)があるのですが、
たとえ(という名のこじつけ)にいいのが思い浮かばないので
もうちょっと時間がかかりそうな感じです。

|

« バンドジャーナル2005年2月号 | トップページ | あてがき。(後編) »

ゲーム」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

吹奏楽」カテゴリの記事

作曲集団「風の会」」カテゴリの記事

吹奏楽コンクール」カテゴリの記事

吹奏楽読み物」カテゴリの記事

大津シンフォニックバンド」カテゴリの記事

コメント

初めてきましたー。
先日、「写楽」演奏しましたよー。
自分はCla吹きですが、指はすごい簡単なのに
熱かったです!(笑)
また遊びにきまっす。

投稿: くらえ | 2005/02/07 19:34

くらえさま

ご訪問ありがとうございます。
写楽演奏されたのですね。
打楽器が大活躍のこの曲を演奏するのは夢のまた夢です(苦笑)
熱い曲、体験したいですね。

またのお越し、お待ちしていますね。

投稿: ごいんきょ | 2005/02/07 20:31

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あてがき。(前編):

« バンドジャーナル2005年2月号 | トップページ | あてがき。(後編) »