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2005年1月の記事

2005/01/27

あてがき。(前編)

テンプレート「チャイナ」にそろそろ飽きてきたころだったので変えてみました。
かわいいですよね。アポロ。女の子っぽいし。
これで女の子と思ってもらえるはず!
・・・ならハンドルネームをもっと女の子っぽいのにすればいいんですけどね。
それはそれで。
そもそも女の子っていう年齢じゃないだろ、という突っ込みはアリで。

それはともかく以前予告していたお話です。
「大津シンフォニックバンド(略称OSB)」と委嘱曲(コンクール自由曲)について。
思うところをつらつらと書きます。

2002年~2004年までのコンクール自由曲は下記のとおり。
2002年:大唐西域記より第一章「玄奘」(以下玄奘)(阿部勇一作曲)
2003年:写楽(高橋伸哉作曲)
2004年:鳳凰 ~仁愛鳥譜(以下鳳凰)(鈴木英史作曲)

なんというか漢字だらけですね。タイトル。
それも当然といえば当然で、OSBといえば和ものと打楽器が特徴。
委嘱曲もすべて打楽器の見せ場が大きいです。
曲のモチーフが和ものなのは「写楽」のみで、あとはどちらかというとアジア系ですね。
(曲がアジア系かというとまた別。)

曲を聴いた印象では「写楽」が今後演奏される機会が増えるんだろうな、と思います。
実際出版もかなり早い段階で行われましたしね。

それはともかくとして毎度のことながらゲームにたとえてみますが、
今回たとえるのはファイナルファンタジーの金策、違いました近作ですね。
製作発表が同時に行われたファイナルファンタジーX~XII(以下FFX~FFXII)でたとえてみようと思います。

そもそもタイトルにある「あてがき」とは、
劇などで演じる役者を想定して書く脚本の手法。
三谷幸喜氏が有名ですね。
つまりOSB=役者 脚本家=作曲家なわけですね。
ということで、

FFX=「玄奘」
FFXといえば爆発的にヒットし、FF初の続編が作られた作品です。
FFX自体は続編が初めから想定されていた作品ではない(はず)のですが、
その後を感じさせる終わり方をしているという点では
続編をにおわせるタイトル(第一章とついていますからね)がついている
「玄奘」とつながる部分があるのでは、と思います。
にしても第二章はいつできるんでしょうかね。楽しみなんですけどね。

FFXI=「写楽」
FFXIといえばFF初のネットゲーム(いわゆるMMORPG)です。
MMORPGといえば通常のゲームとは違い、
作られた物語をそのままなぞるのではなく、
自分が主人公となって自分だけの物語を作り上げるものです。
(もちろん、シナリオも用意されているのですが、
そのシナリオはあくまでもエッセンスのひとつですね)
続編などは基本的に想定されず、
追加ディスクなどで自己増殖するもの=曲が演奏される機会の多さ
がつながる部分があるのでは、と思います。

FFXII=「鳳凰」
FFXIIはまだ発売されていません。
が、出ている情報としては、世界観がほかのゲームとつながっている
(ファイナルファンタジータクティクスアドバンス)というものがありますね。
ナンバーつきのファイナルファンタジー以外のものとつながっているというのは、
鈴木氏の「愛」三部作のひとつという側面をももつこの曲の性質を現しているのでは・・・と思います。
(ちなみに、「愛」三部作のほかの二つは「カントゥス・ソナーレ」「ライフ・バリエーションズ」です)
「愛」三部作に該当するゲームとしてはファイナルファンタジータクティクスアドバンスと、
ファイナルファンタジータクティクスかなあ、って感じですね。

という風にこじつけで考えてみました。
前編、なので後編(龍谷大学)があるのですが、
たとえ(という名のこじつけ)にいいのが思い浮かばないので
もうちょっと時間がかかりそうな感じです。

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2005/01/26

バンドジャーナル2005年2月号

給料日です。
ということで久方ぶりの更新。
ネタがなかったわけではないのです。いやほんと。

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と、本題の前にまず広告。
話題の新譜:松尾善雄さまの「平安京幻影」
東京ハッスルコピー社より好評発売中です。
気になるお値段は28000円です。
お問い合わせは同社まで。(マツケンサンバIIの楽譜もありますよ)
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本題です。
長生淳氏の楽譜とコンクール裏話に惹かれて買ったバンドジャーナル。
長生氏の楽譜のタイトルは「龍の目覚め」んでもってイメージは「火」。
とくればプチオタクな私が思い出すのは某女性向けゲームなわけですが。
いやあ、白龍はやっぱり小さい方がかわいいですよ。
いつもどっちがいいときかれたら「小さいときの方がよかった」と迷わず答えてしまいます。
・・・ここは吹奏楽blogでした。すみません。
ちなみに私の好みはゆず・・・、はいもうやめます。

曲、曲はちょっと難しいです。
なかなかやりがいがある曲だと思うので、
やってみる価値はあるかと。
ただ、曲の時間が短いのでそこらへんは気を付けた方がよいですね。

で、コンクールの裏話ですが
自作自演「エアーズ」、酒井格氏書き下ろし三作品は個人的に注目するところ。
「エアーズ」の記事の写真でものすごく悔しそうにしている生徒さんが印象的でしたね。
いい演奏だっただけに気持ちもよくわかります。

酒井格氏の記事はおもに「七五三」についてのことだったのですが、
記事を読んでいろいろと納得できる箇所がありました。
曲を聴いて常々「任天堂のゲームっぽいなあ」(悪い意味ではないです。ほんと。)
とは思っていたのですが、
(どこらへんが任天堂のゲームかというとEsクラソロの後のスライドホイッスルとか)
三人兄弟の小さな冒険のお話だと思うとそうだなあ、という感じがするんですね。
ちなみに、任天堂のゲームといってもポケモンのようなロールプレイングゲームではなく、
テンポのよい横スクロールアクションゲームって感じですね。
平たく言うと「スーパーマリオブラザーズ」みたいな感じですかね。
(イメージ的にファンシーになった3ぐらいかと思うのですが。しっぽマリオ。)
・・・もうゲームはいいですか。
吹奏楽blogですもんね。すいません。

なんかだんだん横道にそれてきましたが、
今月の注目記事の紹介でした。
ていうか私ゲーム脳ですね。間違いない。

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2005/01/16

*オフ会*in川崎

またいらないモノ買っちゃったよ」×「ほのぼのメモ書き Ver.2* Plus」がコラボ!
(ちょっと女性雑誌風)

洗足学園音楽大学Sウィンドオーケストラ特別演奏会inミューザ川崎にて
松尾善雄さまご夫妻に招待いただきました。

演奏会後、beeさまこと鎌倉さまとご友人、
私とたまたま会場で会って拉致された
私の所属楽団パーカッションのお二人の総勢7人でお茶をいたしました。
普通に暮らしているとおそらく出会わないであろう、
さまざまな立場にいらっしゃる方々の楽しいお話をきくことができ本当に嬉しかったです。

こういうオフ会も久しぶりなので、新鮮で楽しかったです。
また演奏会がありましたらお誘いしなくては!
・・・楽器がんばりますね(苦笑)

あまり吹奏楽とは関係ない小ネタ:
お話で出てきたMartinのクラシックギター、
気になって手持ちのGONTITI「Guiters」というアルバムのブックレットを探したら
型番は違うと思いますがおそらくクラシックギターらしき写真がありました。
O-28という型番だそうですが・・・
ちなみに、このアルバムでも3曲ぐらい使われています。

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2005/01/10

パクス・ロマーナを演奏されるみなさまへ。

ということで、松尾さまからいただいたメールの中で演奏注意点がありましたので、
掲載しまーす。(ご本人掲載承諾済み)
ちなみに、これはあくまでも作曲者からのメッセージということですので、
参考までにということでお願いしますね。

掲載用にちょっと加工していますが、ほぼ原文どおりです(のはず・・・)

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音楽(曲)はテンポによって印象がガラッと変ってしまうので、そこらあたりを注意して貰いたいなぁ…
「パクス~」に関しては、ゆっくりめの速度でないと、作者としては「ウーン」ですね。
参考演奏のテンポが上限です。
ホントはもう少しゆっくりめの速度でやって貰いたかったのですが
(CやHはそのイメージ!)
4分を超過するので、泣く泣くあのテンポで譲歩したんですよ!
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コンクールでは時間制限があるため、どうしてもテンポの早い演奏になりがちなんですよね。
マーチなんかは特にそういう傾向が強いかな、と思います。

あと、ラストについても(追記分)
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あと、ラストのrit.が曲者ですね。指示した位置から少しずつ、自然にかけて貰いたいです。
ラスト2つ前の小節が、本来のアンダンテの速度の2倍か、それより気持ち長いぐらいが理想です。
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ということです。

下記私見ですが(一部松尾さまのご意見も引用させていただいています)、
解釈によって表現が異なるのは当然ですし、
(むしろそれが音楽の魅力の一つだと思います)
作曲者の意図ををそのまま反映すれば金賞がとれるかというとまた違いますので、
演奏をする際の参考としていただければ幸いです。
コメントを見た上で何かしら考えるきっかけとなれば、それもまた幸いです。

金賞うんぬんに関しては国語のテストみたいなものですね。
よく、文章を書かれた方本人がテストの問題を解けなかったなんてお話もありますしね。
何がよいのかというのはそれを評価する人にしかわからない、ということだと思います。

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2005/01/08

補完しました。

ということで、beeさまの「非標準音楽辞典「松尾善雄」の項」の補完をさせていただきました。
今ご本人に内容確認中です。どきどき。

音源サルベージはまだというか全く進んでいません。
どうしたものやら・・・
ちなみにここを参考にしています。
http://www.hyperdyne.co.jp/~kawasaki/contents/tape3mp3/これでやってもうまくいかないんですよね・・・ううむ。

さて、「パクス・ロマーナ」をはじめ今年の課題曲の演奏がそろそろ聴ける時期になりましたね。
来週のこの演奏会で聴けますね。
「ガレリアウインドオーケストラ第2回定期演奏会 」
http://www.bandpower.net/concert_cgi/htmlfile_precon_ama/fama20050116105210.html

ホールはたまに練習で使うホールなのですが、
雰囲気がとてもよいホールです。(ホールのまわりは高級住宅街)
大ホールはまだ入ったことがないので、一度行ってみたいのですが、
知人の演奏会とかぶっているので思案しどころです。

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2005/01/05

音源サルベージ計画

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
新年ももう5日目です。早いものですね。

ということで、以前書きましたが実家に帰って10年前のテープ音源を持ってきました。
阪急百貨店吹奏楽団と、今はなき阪急少年音楽隊
(学校のあった西宮スタジアムもなくなってしまいましたね)
の放送音源です。FM大阪のね。
試しに聴いてみたら、無事に聴けました。
思ったより松尾善雄氏の音源が少なかったりしましたが、
(行進曲「青春」と「サンキュー・ベリー・マーチ」しかありませんでした)
それはともかくとして懐かしい音が聴けたのはうれしいことでした。

で、ファイル化しようと思ったのですが・・・、なかなかうまくいきません。
ちゃんとファイル化したらまた書こうかと思います。

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