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2004/12/25

教会

メリークリスマスです。そんな私は休日出勤中。

どうせなんでクリスマスにちなんだことを書いてみようと思います。
あくまで私見ですのでその点はご注意を。

「山辺の道」という曲は中世の教会旋法を使った曲なのですが、
なぜ教会旋法を使った曲なのかということを考えてみたいと思います。

山辺の道は日本最古の道として知られており、
道の近くにはたくさんの神社や寺、古墳などがあります。
そして、一般的には奈良の桜井市から天理市までのルートがよく知られています。
(私が遠足で歩いたのもこのルート)

道を歩くと奈良時代の香りたっぷりの雰囲気を味わえるので
いわゆる「教会」という感じがしないです。というかしません。

ただ、天理市街に入るとちょっと雰囲気が違ってきます。
今までの和風な感じとは違い、近代的な大きい建物が目に付くようになります。
この建物は一般的に「教会」と呼ばれています。

つまり、教会旋法=「教会」の隠喩、ではないかというわけですね。

一般的に知られる山辺の道のイメージから少しはずした、
現代的な曲風もその一因なのではないか、と思います。

クリスマス的な教会の話とはまるでずれてしまっていますが、
こんな風に考えるのもまた面白いかもしれませんね。
おそらくきっと作曲者の意図からははずれてると思いますが(苦笑)

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