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2004年11月の記事

2004/11/30

稲穂の波

を演奏することになりました。
和音がいいですね。福島氏の曲は和音が好みです。
テンポが速くなるところはホルンが一番おいしいところなので、
無駄に気合入りまくり。しかし8分の6拍子は難しいですね。
癖があって面白いですけど。

ちなみにこの曲が課題曲になった年(1998年)は、
着うたサイト「BRASSBAND CLUB」で早々にこの年の特集が組まれたほどなのですが、
他の曲はどうだったのでしょうか。

他の3曲は
童夢(松尾善雄)
アルビレオ(保科洋)
ブラジリアン・ポートレート(河野土洋)
となります。
他の年に比べて多作な作曲者がそろった年かな、という感じですね。
松尾氏は言うに及ばず、保科氏は作品集も出ているほどですし。
ちなみに河野氏は現「サザエさん」のBGM担当の方ですね。
あとコマーシャルソングでも有名。

割とスタンダードというか耳になじみやすい曲が多かった印象がありますね。
2000年もこの傾向が強いですね。

98年も2000年も私の想像する現代曲というものがない年だったわけですが、
いわゆる現代曲好きな方々には少し不満の残る年だったかもしれませんね。
そういう方々はおそらく2000年は「胎動の時代」を選んだのでしょうが、
98年は何を選んだのかちょっと気になる今日この頃です。

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2004/11/20

生かし方

私は下吹きなんですが、ここ最近はとんと下を吹いておりません。
なんでかというと私が一番出席率が高かったからです。
(編成上、どうしても上から先に埋まっちゃうんですね。)
大学の頃はほぼ強制的に下を吹いていたので
それもなんだか不満なんですけどね。
単に我が儘なだけですな。

ホルンは高い音に魅力を感じる作曲家が多く、
高音を生かした曲が多いです。
(実際、ホルンの高音は魅力的です)
なんで、高い音をしっかり吹ける人は重宝されるわけですね。
私はまったくもってそうではないですし、
何より目立つのが大の苦手(の割には無駄に目立つ気質)なので、
奥に引っ込んでるのが自分にとって一番よいわけです。

なんで4thがおいしい曲はないものかと模索しているのですが、
なかなかないですね。
4thの方が動きがあっておもしろく感じたのは「コーラル・ブルー」ですかねえ。
他にもおもしろいのがあったら知りたいな、と思う今日この頃です。

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2004/11/19

予約完了

全国大会のDVD-BOX、予約完了しました。
(タワレコ渋谷で予約してきました。)
入荷数を見ると中学校のがちょっと少なかったです。
(高校、大学・職場・一般の半分程度)
中学校はあの自作自演エアーズが入るのにねえ、
とちょっと首をかしげてしまいました。

ちなみにCDの方は自作自演エアーズが入らないんですよね。
ちょっと残念。
CD買うなら一般vol.2ですかねえ。

えーと、以前行くと書いていた演奏会について。
・新潟県中越地震チャリティー
 行きました。私はホールに一時間程度しかいられないやっかいな体質
 (頭痛がひどくなり体が悪くなってしまうのです・・・)なので、
 1部のみ聴いてきました。
 阿佐ヶ谷中学はめちゃくちゃうまいですね。暗譜でしたし。
 緒形先生の指導の賜物ですね。
 あと、福田洋介氏指揮の中学校合同演奏も。
 こっそり自作自演を期待していたのですが、それはなかったです。
 独特の指揮が非常に楽しい。

 演奏会に行くといつもパーカッションの上手な方を見るのですが、
 今回も見ていました(not阿佐ヶ谷生)
 なぜかホルンは見ません。なんででしょうね。私。

・織茂学ピアノリサイタル
 ぎりぎりに当日精算券を申し込んだのですが、
 仕事のため行けませんでした。どうだったのですかね?
 音源化されるのであれば是非聴きたいのですが。

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2004/11/18

響宴発表

タイトルがちょっと変わりました。
今までは自社製品っぽい感じだったのですが、
ちょっとORACLESQL* Plus っぽくなりました。
私はほとんど使わないんですけどね・・・
(もっぱら SQL Serverとお友達な毎日)

それはともかくとして、響宴の曲が決まりましたね。

第8回響宴  
2005年3月20日 東京芸術劇場
・中央大学文化連盟音楽研究会吹奏楽部(小塚類指揮)
  行進曲「風の音に乗って」(渡部哲哉)
  Thread for Wind orchestra(寺井尚行)
  ウィンドアンサンブルのための五章「ケンタウルス祭の夜に・・・」(建部知弘)
・川越奏和奏友会吹奏楽団(佐藤正人指揮)
  SALTY MUSIC(三浦秀秋)
  音楽祭間奏曲(小長谷宗一)
  枯木のある風景(飯島俊成)
・埼玉栄高校吹奏楽部(大滝実指揮)
  さくらマーチ(杉本幸一)
  その胸に抱け青春の志(内藤淳一)
  未来への飛行(本澤なおゆき)
  花の歌(福島弘和)
  アプローズ! (坂井貴祐)
・神奈川大学吹奏楽部(小澤俊朗指揮)
  MARCHE CAPRICE(阿部勇一)
  Secret Song(北爪道夫)
  残酷メアリー(田村文生)
  「ラクリメ、または涙」(後藤洋)※委嘱作品
・航空自衛隊航空中央音楽隊(松井徹生指揮)
  行進曲「風のハーモニー」(松尾善雄)
  LEGEND Euphonium and Wind Emsemble(津堅直弘)ユーフォニァム:外園祥一郎
  ペル・ソナーレ(八木澤教司)
  Naval Bleu(真島俊夫)

マーチが多いという批評もありますが、4曲ならそんなに多くないのでは?
と思います。むしろ吹奏楽という形態である以上マーチはあってしかるべきだと思いますしね。
とはいえマーチ曲は4人中3人が風の会の方ですね。
それぞれ基本の方向性が違うので
(松尾氏=スタンダード系、杉本氏=ポップス系、阿部氏=現代音楽・民族音楽系)
楽しめるのではないかと思います。
渡部氏の曲はあまり知らないのですが、
「古都の彩」を聴く限りでは、個人的な好みの方向性とは違うかな、という感じです。
ただ、「風の音に乗って」は自由演奏会の賞をとっている曲なので、
それなりに期待は持てるのかな・・・とは思います。

あと、「花の歌」は今年の管楽コンテストで演奏されていたのでちょっと気になっていました。
毎年委嘱なのでしょうかね?
「アプローズ!」 もちょっと気になります。

今年は航空自衛隊中央音楽隊が出られるのですね。
外園祥一郎氏の所属団体ですから、息のあったコンチェルトが楽しめそうですね。

にしても、やはりメンバーの閉塞感は否めないところですね。
長く活躍されている方の曲が楽しめるのはありがたいのですけど、
顔ぶれが固まってしまうとそれはそれでもったいないと思います。
なかなか難しいところですね。

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2004/11/15

決起集会

若林義人様、お誕生日おめでとうございます。
・・・って、私は面識ないですが。
んでもって私も誕生日です。
Happy Birthday to me.

で、今日はホルン決起集会をしてきました。
レストランでちょっとリッチな決起集会でしたが。
気になっていたことのご意見が伺えたのでよかったです。

やってやれないことはない!たぶん・・・

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2004/11/13

小編成用

intelligentsiaさま
の記事で発見いたしました。
ということで大津シンフォニックバンドの音楽監督、
森島洋一氏のコラムについて。
コンクールで演奏される曲についての解説なんかもあり、なかなか興味深いです。
個人的には阿部勇一氏の曲についてのコラムがおもしろかったです。

で、今年は「風之舞」を演奏されたということで曲解説があります。
「風之舞」の曲解説はそちらにお譲りすることとして。

小編成用の曲について書いてありましたので、
その中で取り上げられていた「虹色の風」について書きます。

「虹色の風」の大編成、小編成の違いを一番よく楽しめるのは
「なにわ《オーケストラル》ウインズ2003」の初回盤についていた特典CD、
2003年の課題曲集だと思います。
大編成(約50人)と小編成(18人)の演奏が収録されているのですが、
どちらにも良さがあり、どっちがいいかとはいえないんですね。
たとえるなら大編成はピエール・エルメのお菓子、、
小編成はトーラクの豆乳ブラマンジェ(これは出色のおいしさです。おすすめ)
というような感じでしょうか。
エルメの豆乳を使ったお菓子(そんなものがあるかはわかりませんが)と
豆乳ブラマンジェがどっちがいいかというと求めるものによって違うと思いますし。
あくまでたとえのお話ですが、
ちょっとしたハレの日(お誕生日など)に気合いを入れて買うお菓子と、
仕事帰りや休憩中に手軽な幸せを求めてコンビニで買うお菓子は別物だと思いますしね。

だんだん話がずれてきていますが、
要は同じ豆乳を使っていても、
豆乳自体(この場合は曲ですね)が良くなければお菓子もおいしくないわけでして。
「虹色の風」はその良さがあるからこそいろんな味付けが出来るのではないかなあ、
と思いました。もちろん「風之舞」も!

ということで、今日はその「風之舞」の作曲者、
福田洋介氏が出演される演奏会に行って来ます。

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2004/11/09

人的交流

7日に演奏会に行く予定だったのですが、
仕事が入ってしまい行けませんでした。
かわりに花束をお送りしました。

こうやって演奏会があったりするとよくわかるのですが、
パートで他の団体との交流のあるなしの差がはっきり出ますね。
もともと演奏人口の多いパート(フルート・サックスなど)
は自分のパート内での交流をはかり、
他団体とはあまり交流しないようです。

ホルンはというとあまり演奏人口が多くありません(の割にはパートは多い)ので、
横のつながりが結構重要だったりします。
実際交流も盛んです。
パーカッションも、人数が沢山必要なパートですので、
交流もさかんなようです。
金管は、比較的交流の多いパートが多いようですね。
(私の所属楽団だけのお話かもしれませんけどね)

楽器ごとに性格に共通点があるのは前から言われていることですが、
交流の仕方にもこういうふうに違いが出るんですね。

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収録決定

ちょっと前にはわかってたんですけど、記事にするのを忘れてました。
ということで、自作自演の「エアーズ」、DVD収録決定ですね!
めでたいです。素敵ですブレーンさん。

詳細はこちら。
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457700/580164/

タワレコで予約可能かしら?可能だったらタワレコで予約したいなあ。
(ポイントをためているので、タワレコがよいのです)

ちなみに課題曲は、DVD一枚ごとに2曲ずつ収録ですね。
一般の部の課題曲演奏がないのが残念ですけど、
これは仕方ないですね。
CDで堪能しましょう。

そんなこんなで。

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2004/11/06

山辺の道

ただいま擬似デスマーチ中なので、なんとなくマイナーマーチを聴きたいところ。
ということで「山辺の道」を聴いています。
山辺の道自体は小学校(中学校?)の遠足でしか行ったことがありません。
私の個人的イメージは「私の出身大学の教授がラジオウォークでリスナーと一緒に歩いている」
という感じです。
ちなみにこれは「山辺の道」自体のイメージであって、曲の「山辺の道」のイメージではありません。

それはともかくとして、山辺の道で検索をしていたら
山辺の道の初演の際の打ち上げ画像がありました。
よく見たらなんとなく場所に見覚えが・・・
新大宮の一条って、今まさ行われているに大学のクラブのOB会会場ですやん。
私は前述の通りデスマーチで行っていませんが。
今頃みなさん楽しんでるんでしょうね。

「山辺の道」が収録されている「The Eagle's Flight」は結構おすすめです。
私は「Seahawk」が好きですね。(2曲目)
他にも話題の曲がありますので、お手にとってみてはいかがでしょうか。

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復興支援

福田洋介氏のサイトにてご案内のチャリティーコンサート。
のお知らせです。

> 新潟県中越地震被災地
> 「吹奏楽復興支援」のためのチャリティコンサート
>
> 2004年11月13日(土)
> 場所・東京立正高校講堂(新高円寺)
> 開場:13:30 開演:14:00(終演予定:16:30)
>
> 入場無料(会場での募金にご協力ください。)
> お問い合わせ:「Band Aid 2004」実行委員会 代表:緒形
> TEL:03-3314-2261
> 協力:東京立正高等学校・杉並区中学校吹奏楽顧問会
> 協賛:株式会社ニュースター楽器・株式会社音楽之友社・株式会社下倉楽器

詳細は氏のサイトにて。
私も行けたら行くつもりです。チャリティーは協力したい。
今回の地震は決して他人事ではない(会社の3分の1の人が被災しました)ので、
何らかのご支援ができればよいなと思っています。

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2004/11/03

曲の由来

酒井格氏のサイトで「七五三」の曲解説がアップされていました。
曲のタイトルがなぜ「七五三」かというと、
龍谷大学の音楽監督をされている若林義人氏のお誕生日が11月15日だから、
という理由だそうです。
一応解説しておくと七五三は11月15日です。知らない方が大多数だと思いますが(苦笑)

なんで「たなばた」「おおみそか」に比べるとマイナー行事な「七五三」なんだろうと疑問に思っていたのですが、
これで疑問が解決しました。
というか自分が勝手に浮かれていた理由が理由とは・・・
なんだかうれしいですねえ。

ついでに書くと私の所属楽団には「森の贈り物」タイトル由来に3分の2ぐらい合致する方がいらっしゃるので、
ネタでいつかやれたらいいねえ、と勝手に思っていたのですが、
七五三もネタですね。私は音楽監督ではありませんけど(笑)

にしても七五三で三歳のときにお祝いするのは女の子のみなんですけどね・・・
というのは蛇足ですか?蛇足ですね(笑)

思いっきりはずかしい間違いをしてしまいました。
すみません。女の子だけなのは7歳だけですね・・・
恥をしのんで発言は残しておきます。

一応参考までに。
七五三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』

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2004/11/02

就職活動

11月ですね。ということでタイトル縛りは四文字で。

趣味を仕事にしたい、というのはだいたいどなたでも思いつくものだとは思うのですが、
それが実現できる人はなかなかいなかったりします。
たいていの場合、趣味は趣味のままで終わりますね。

で、私も思い出すこと数年前、趣味を仕事にしたいと思い
某社に社員の採用は行っていないか問い合わせたことがあります。
吹奏楽に関わる仕事がしたかったんですね。
就職活動を本格的に始まる前に問い合わせたものですから、
お返事は「11月ぐらいになったらまたお問い合わせをしてください」
という内容でした。

その後今の会社に就職が決まったので、
結局再度お問い合わせをすることはなかったんですけど・・・
某社の担当者の方、申し訳ありませんでした。
(ちなみに最近、某社の採用情報を見たら自分に合う仕事の募集だったので
ちょっといろいろ思いがよぎったのですが、結局応募はしませんでした。)

趣味は趣味のままでいいのか・・・
というと趣味のままの方がよいと思います。
芸術に関することはそれこそ。

故中島らも氏のエッセイで「仕事は嫌いで嫌いで嫌い抜いた仕事をするのが一番」
というような内容の文がありました。
嫌いというのは執着心の現れですから、
結局自分が執着できるものを仕事にするのがよい、
という意味かもしれません。
いずれにせよ関心のないものは仕事にしない方がいいんでしょうね。

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