課題曲の影響を受ける課題曲。
ipodいいですね。
今も音楽取り込みまくり。gontiti入れてます。
ちなみに、アコード出版のサンプル音源はCDDBにありませんでした。残念。
ということでタイトルのお話です。
課題曲といえばマーチの年とオリジナルの年が交互になってもう10年以上になるわけですが、
(ちなみに1993年からですね。)
そんな中で。
去年の課題曲2、「イギリス民謡による行進曲」の作曲者、
高橋宏樹氏の曲コメントにこのような箇所があります。
(確か尚美の課題曲サイトで見られたと思います)
「ターンブル・マーチ」に影響を受けた箇所がある、と。
曲を聴けばどこが影響を受けたかというのはまるわかりだったりするわけですが、
それはともかくとして「ターンブル・マーチ」は1993年の課題曲なわけですね。
少し前に、今年の課題曲1「吹奏楽のための「風之舞」の作曲者、
福田洋介氏のお話を伺う機会があったのですが、
氏はお話の中で「パルス・モーションII」に影響を受けているとおっしゃっていました。
「パルス・モーションII」はひたすら八分音符の通奏低音の上に
さまざまなメロディーが乗っかるという曲なんですが、
「風之舞」は「パルス・モーションII」における八分音符が
シンコペーションになっているというお話でした(と思う・・・)
ちなみに「パルス・モーションII」は1994年の課題曲です。
若い作曲者が課題曲に選ばれるというのは最近に限った話でもないのですが、
(後藤洋氏や坂本智氏がそうですね)
クラシック音楽に影響を受けたというのはこれまであったとしても、
昔の課題曲に影響を受けた課題曲というのはここ最近顕著なのでは、と思います。
もともとの受け手側が短いスパンで(10年は短い・・・と思います)作り手となったことで、
元の素材が課題曲として受けられやすいものを選ぶのはごく自然なことなのかもしれませんね。
(あくまで採用されること、を前提としたお話ではありますが。)
さてさて、私ぐらいの年代が中高生のころの課題曲といえば、
作曲集団「風の会」の曲を避けて話すことはできないわけで。
次回は「風の会」マーチとは何ぞや、ということをお話するつもりです。
来年の課題曲にも該当するお話ですし、タイムリーではありますね。
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