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2004年7月の記事

2004/07/30

明日からコンクール

東京の一般は団体数が多いので二日に分けて行われます。
で、明日が一日目。私は二日目に出ます。
あと本番後は会場でお手伝いもしています。

思えば長らく練習してきた曲もあと二日でしばらくは吹くこともなくなることを考えると、
なんだか安心するような、寂しくなるような感じです。
コンクール経験自体はほぼ一般バンドでしかないので、
学生の時の緊張感というのはあまりないのですが。

とりあえずは、本番に向けてがんばるのみ。
自分の中の不安をできるだけ取り除くことが一番大事なのかもしれませんね。
私は精神的に少し不安定なところがあるのでよけい気をつけないといけないなあ、
と思う今日この頃です。

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2004/07/28

さそうあきら「マエストロ」

最近出た漫画ですね。オーケストラの話ではあるんですが。
ちなみに「神童」も好きです。

それはさておき、お話の概要としては解散してしまったプロのオーケストラが、
ある人物の呼びかけにより再結成コンサートを開くことになるが・・・
という感じです。

その中のお話としてはやはり私はホルン吹きなので
ホルンの一丁田さんのお話がとても身につまされます。

周りを気にするあまり顔面麻痺になるくだりとか。
休憩所を作った際にやたらオプションをつけてしまうところとか。
自分が本当にやってしまいそうな感じですねえ。
(それに近いことは実際やってます・・・)
きっと一丁田さんは下吹きの人です。いや絶対。

1巻は弦より管がメインのお話が多いので、
吹奏楽だけの人もすんなり入れるかと。
今のところ、弦はヴァイオリンだけですね。これからに期待ですねえ。

ちょっと吹奏楽からはずれてしまいました。すんません。

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2004/07/27

着メロと着うた

私はボーダフォンユーザーなので比較的着うたには縁遠く、
着メロがまだまだ現役な今日この頃です。
(私信:いつもありがとうございます!)

当然のごとく吹奏楽系の着うたサイトというものありまして。
なかなか素敵なラインアップではあるのですが。
ほしいのがなかったりするんですよね。

着メロのよいところは手軽に作成できることと、
各個人の表現が出せるところでしょうか。

こうやって考えるとmidiとmp3の関係みたいな感じですかね。

mp3で思い出しましたが、ヴィーナス&ブレイブスのmp3サイトがとても素敵なんですよ。
割と吹奏楽に編曲しやすい曲なので、編曲されないかなと淡い期待を抱いていたり。
ちなみにホルンがかっこいいです。難しいですけどね。

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2004/07/25

あこがれの人に会う。

ずいぶん間があいてしまいました。
書く体力がなかっただけなんですが。

それはともかくとして、週末は会社の式典の関係で本社のある地域に行っていました。
ちょっとした慰安旅行でもあったのですが。
温泉万歳。

で、憧れの方に会いました。
某大学の吹奏楽部の団長を務めておられた方です。
普段仕事では接する機会がないので、
(職種が違うのです。働いている場所も別。)
ここぞとばかり近づいてみました(笑)
楽器をやっていた人はちょこちょこいるのですが、
なかなかディープなお話が出来る方はいらっしゃらないのでうれしかったです。
酔っぱらいだったのであんまりまともなお話はできませんでしたが・・・
あとあと思い出したらいろいろきくことがあったんですけどね。

人の縁って不思議なものだとつくづく思う今日この頃です。

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2004/07/17

「風の会」マーチ

つづきです。

ちなみにこの前の分はなぜか音楽の欄に新着登録されませんでした。なぜに?

それはともかくとして・・・
まず最初に、これまで課題曲となった「風の会」メンバーのマーチの曲を挙げてみましょう。(敬称略)
1981:マーチ「青空の下で」(坂本智)
1987:マーチ「ハロー!サンシャイン」(松尾善雄)
1988:「カーニバルのマーチ」(杉本幸一)
1990:行進曲「マリーン・シティ」(野村正憲)
1991:「そよ風のマーチ」(松尾善雄)
1992:「ゆかいな仲間の行進曲」(坂本智)
1993:「マーチ・エイプリル・メイ」(矢部政男)
1995:行進曲「ラメセスII世」(阿部勇一)
1995:「スプリング・マーチ」(大石美香)
1995:「アップル・マーチ」(野村正憲)
2003:「虹色の風」(松尾善雄)

オリジナルも多々課題曲と選ばれているのですが、そっちはさておき。
この中ではずして考えた方がよいのは行進曲「ラメセスII世」、とあとは「カーニバルのマーチ」でしょうか。
風の会マーチのいわゆるイメージとしては「元気・ほのぼの・明るい」という感じなんですが、
前者はかなり毛色の異なる曲ですし、
(言葉で表すのは難しいのですが、「俗っぽい現代音楽」という感じでしょうか)
後者はサンバホイッスルなんかも使う実験色の濃い作品ですので、
マーチとしてのスタンダードさも特色である「風の会マーチ」とは少し違うとは思います。
では上記のマーチでどれが一番風の会マーチっぽいかというとどれとは一概には言えないのです。
原点回帰というふれこみの「虹色の風」もちょっと違うんですね。印象としては。

私としての結論は以前にも書きましたが2003年の課題曲「ベスト・フレンド」。
風の会会員の曲ではないのですが、
いわゆる風の会マーチのエッセンスのようなものがこの曲には詰まっているのではないのかな、
と思っています。
作曲者の年齢的にもちょうど影響を受けた年齢ですしね。

こんな感じで。

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2004/07/15

作曲集団「風の会」

ということで「風の会」マーチのお話についてなんですが、
その前に「風の会」とはなんぞや、というお話ですね。
ここ最近の課題曲を語る上では(課題曲の歴史を語る上でも、ですね)
はずせないことでもありますしね。

ただ語るにせよ現在の資料というものがほとんどなかったりします。
なので現在の話は実はあんまりできません(泣)
お名前は出てきますが現在も在籍されているかはっきりとはわからない方もいらっしゃいますので、
その点をご了承いただければとは思います。

「風の会」とは、このblogのはじめの方に出てきました、松尾善雄氏が会長を務める作曲集団です。
基本的には吹奏楽の曲を多く作曲されている方が在籍されています。
ちなみに「風の会」マーチという言葉もあるとおり、マーチを作曲されている方が多いです。
あと大きな特徴としては、作曲を専業としている方がほとんどいらっしゃらない、ということが挙げられます。
曲を委嘱されている方や本業が音楽関係の方もいらっしゃるので完全なアマチュアとは言い難いです。
セミプロという言葉がしっくりくるかもしれません。

私も全員は把握できていないのでちょこちょこと挙げていきますと、
今年の課題曲2「エアーズ」の作曲者、田嶋勉氏、
編曲などで活躍されている杉本幸一氏、
一昨年の大津シンフォニックバンドのコンクール自由曲を作曲された
阿部勇一氏(私はこの方の曲が一番好きです)、
航空自衛隊の航空ショー(ブルーインパルスでですね)の曲を作曲されている矢部政男氏、
他にも有名な方が沢山いらっしゃるのですが、
近年名前をよく聞く方はこんな感じですね。
全部でメンバーは11人だったでしょうか・・・?
とにかく多方面で活躍されている方が沢山いらっしゃる集団なのです。

では、この「風の会」の「マーチ」とはなんぞや、ということを次回に。

お酒が入っているので文章おかしいです・・・・すみません。

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2004/07/13

課題曲の影響を受ける課題曲。

ipodいいですね。
今も音楽取り込みまくり。gontiti入れてます。
ちなみに、アコード出版のサンプル音源はCDDBにありませんでした。残念。


ということでタイトルのお話です。
課題曲といえばマーチの年とオリジナルの年が交互になってもう10年以上になるわけですが、
(ちなみに1993年からですね。)
そんな中で。

去年の課題曲2、「イギリス民謡による行進曲」の作曲者、
高橋宏樹氏の曲コメントにこのような箇所があります。
(確か尚美の課題曲サイトで見られたと思います)
「ターンブル・マーチ」に影響を受けた箇所がある、と。
曲を聴けばどこが影響を受けたかというのはまるわかりだったりするわけですが、
それはともかくとして「ターンブル・マーチ」は1993年の課題曲なわけですね。

少し前に、今年の課題曲1「吹奏楽のための「風之舞」の作曲者、
福田洋介氏のお話を伺う機会があったのですが、
氏はお話の中で「パルス・モーションII」に影響を受けているとおっしゃっていました。
「パルス・モーションII」はひたすら八分音符の通奏低音の上に
さまざまなメロディーが乗っかるという曲なんですが、
「風之舞」は「パルス・モーションII」における八分音符が
シンコペーションになっているというお話でした(と思う・・・)
ちなみに「パルス・モーションII」は1994年の課題曲です。

若い作曲者が課題曲に選ばれるというのは最近に限った話でもないのですが、
(後藤洋氏や坂本智氏がそうですね)
クラシック音楽に影響を受けたというのはこれまであったとしても、
昔の課題曲に影響を受けた課題曲というのはここ最近顕著なのでは、と思います。

もともとの受け手側が短いスパンで(10年は短い・・・と思います)作り手となったことで、
元の素材が課題曲として受けられやすいものを選ぶのはごく自然なことなのかもしれませんね。
(あくまで採用されること、を前提としたお話ではありますが。)

さてさて、私ぐらいの年代が中高生のころの課題曲といえば、
作曲集団「風の会」の曲を避けて話すことはできないわけで。
次回は「風の会」マーチとは何ぞや、ということをお話するつもりです。
来年の課題曲にも該当するお話ですし、タイムリーではありますね。

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2004/07/11

ipod買いました。

世間がipod mini で大騒ぎな今日この頃、
あえてふつうのipod買いました。
しかも無駄に40GB。そんなに持ってないんですけどね、CD。

でとりあえず家にあるCDを取り込んでいるんですが・・・
試しになにわオーケストラルウインズの初回限定ボーナスCDを取り込んでみたところ、
ちゃんとCDDBにあったんですね。しかも二種類。(英語と日本語。)
こういうCDにもあるんだと思うとなんだかうれしくなりますね。
アコード出版のサンプルCDにもあるのかとちょっぴり期待してしまう今日この頃でした。

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2004/07/10

ロックフェス?単独ライブ?

夏といえばロックフェスの季節ですね。
今年もそこかしこでやるそうです。
私はロック畑の人間ではありませんので、
(ここはあくまで吹奏楽を語るblogですしね)
話としては同僚と軽く話しをする程度です。

それはさておき、私はどっち派というと単独ライブ派です。
なんでロックフェスもimageも(ゴンチチ好きなもので)多分行くことはないかと思います。
たまーにゴンチチ&エゴラッピンなんて夢のような組み合わせもあったりしますが、
これもゴンチチのライブでのゲストでしたしね、エゴラッピン。

で、吹奏楽のコンサートというのは基本的にロックフェスみたいなもので、
いろんな作曲家のいろんな曲をやるのが割と一般的です。
これは演奏者側から考えたら当然なことで。
同じ作曲家の曲ばっかりやっても正直あまりおもしろくはありません。
大学のときの演奏会で同じ作曲家の曲を二曲ずつやったことがあるのですが、
私個人としてはちょっとなーって感じでした。
ま、邦人ものがなかったからというのもあるんですけどね。
今の楽団は邦人ものが好きな傾向が強いのでとてもありがたい。

話がそれましたが、聴衆としては同じ作曲家の曲が並んでいる方がありがたいです。
真島俊夫氏の作曲・編曲もののみの演奏会があったら
(曲はとても多いので実現可能だとは思いますが)
もう絶対行っちゃうでしょうね。
ただ、よほどのことがない限りこういう演奏会はありません。

が、去年、毎年開かれている「たそがれコンサート」の「市音の日」
(お盆ぐらいに大阪市音楽団のみの出演の日があるのです)
に、ホルスト第二組曲&「惑星」全曲というホルスト一色のプログラムがありました。
これは本当に良かったですね。この日は雨で本来なら中止になる筈だったのですが、
運営側のご厚意で開催となったそうですし。
それはともかくとして、
「惑星」ほど曲の表情豊かな組曲であれば、
こういうプログラムも可能なんだと改めて思いました。

吹奏楽の形態が「演奏者」=「聴衆」である傾向が強い以上、
プログラム内容の変化というのはなかなか難しいものなのだとは思いますけどね。
まだまだ発展途上のジャンルですから、これからに期待、ということなんだと思います。

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2004/07/09

人と人とのつながり

東京は非常に楽団が多く、コンクールが二日に分けられて実施されるほどです。
なので、業界自体は非常に広く、つながりも薄いとも考えられたりするのですが、
案外そうでもなかったりします。

お手伝いを紹介していただいたら自分の知人とつながっていたり。
お手伝いにいったら知人につながっていたり。
世間は広そうで案外狭いものです。
(東京にろくに知人のいない私でさえそうだったりするくらいですしね)

つながりはあっても消え去るもの、切れてしまうもの、さまざまだと思います。
ただ、ほんのちょっとの努力で素敵な縁がつながっていくのであれば、
努力を積み重ねていくことでより大きな縁となるのだと思います。

私はあんまり楽器は得意ではありませんし、音楽の才能も知識もそんなにありません。
ただちょっとだけ人の心に敏感なので、人をつなぐ役割を少しずつ果たしていこうとしています。

結果が見えにくいことではありますが、(単純に楽器ができる方がわかりやすいですしね)
成果があっても傲ることなく、ちょっとずつの努力を続けられるといいなと思います。
今はちょっと、お休み状態ですけどね。
また元気が出たらがんばりたいですね。

今日はあんまり音楽とは関係ありませんでしたね。すみません・・・

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2004/07/08

五能線でGo!Go!

タイトルはアレですが音楽関係のお話です。

今年は3年ぶりぐらいに大型夏休みをとれることになりまして、
今年の目標である完全一人旅をしようかと思っています。
関西出身ですので今まであまり東北に縁がなかったので、東北へ行こうかと。
ちなみに秋田と青森に行く予定です。

私のことなんで吹奏楽に縁のない旅をするはずもなく、
(例:先日実家に帰った際には大仏&鹿&若草山を堪能してきました。かなりいたるちっく。)
例によって今回も吹奏楽な旅です。

で、タイトルのとおり五能線。
五所川原と能代を結ぶ(実際には青森~秋田なんですが)海岸沿いのローカル線です。
一時期キャンペーンをやっていましたが映像で見る海岸線は非常に美しく、
また沿線には世界遺産の白神山地もあり、自然に恵まれた路線でもあります。
この五能線なんですが、去年の課題曲5「列車で行こう」の「列車」なんですね。
昨年夭折された川村昌樹氏のこの曲、大人限定の課題曲として話題になりました。
大人限定ですので演奏団体はとても少なかったのですが・・・
(龍谷大学の演奏がおそらく一番有名かと思われます)
要は曲になった路線はどんなものなのか見てみたい、というそれだけの理由なんです。

この五能線には快速「リゾートしらかみ」が走っていまして、
観光目的で乗るのならこれがベスト、という感じです。
この「リゾートしらかみ」(ちなみに全席指定)も車内に工夫が凝らされているということで、列車自体も非常に楽しみなところです。

今から旅行が楽しみです。
早くコンクール終わって下さい(苦笑)

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2004/07/07

「品川区の中心で、いたるラブとさけぶ」

今日はたなばた。
ということで当然のごとく酒井格氏の「たなばた」のお話です。
ちなみにたなばた聴きながら書いてます。これ。

何を書こうかと迷ったのですが、氏のHPにあったお言葉「いたるちっく(笑)」について書いてみようかと。
いや、「いたるちっく」って語感が好きなだけなんですけどね。

それはともかくとして、いろいろなご指摘や逸話
(逸話の例:某作曲家から「おまえパクッたやろ!」と小突かれたとか・・・)
にもあるとおり、悪いいい方でいうなら「パクり」が多い曲であることは有名な「たなばた」。
しかし、毎年多くの団体に演奏され、収録されたCDも爆発的に売れるなど、
数多くの支持を得ていることは確実です。

では、なぜこれだけの支持を受けているのか。
本当に端的に書くのであれば、「いたるちっく」さが支持を受けているのだと思います。
つまりは、いろいろな材料を集めて自分の味付けをし、(ここがいたるちっくなとこですね)
より美しいものへと昇華させる。
氏のもっともすばらしいと私が思うのはひとえにこの点だと思うのです。

私が所属している楽団の音楽監督は吹奏楽経験がなく、
おもに合唱やミュージカル、オーケストラを経験されてきた方です。
なので正直なところ吹奏楽のオリジナルの曲に偏見を持っておられたのですが、
「たなばた」を紹介したところ、非常に気に入っていただけ、
吹奏楽のオリジナルにも興味を持っていただけるようになりました。
つまりは、それだけの魅力が「たなばた」にはあるわけでして。

「パクり箇所探し」はちょっぴりお休みして、
「いたるちっく」さを味わうのも今日はよいかもしれませんね。
だってたなばたですから。

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2004/07/06

人材育成

このblogがあるサイトの「吹奏楽におけるパート構築について考える」にも書いているのですが、
私は音楽性の向上よりも集団の形成、人材の基礎的な育成の方に興味があります。
ので楽器はあまり得意ではありません。
基本的に事務特化型の人間です。
(楽器吹きなのに、と後輩にいわれたことはあるのですが、
音楽のことになると目の前が霞がかかったようになるので仕方ないのです・・・)

それはともかくとして、今ちょっとした壁にぶつかっているような感じです。
なぜかというと、とにかく音楽性の向上のみを目指す方がいらっしゃるからです。
やり方としてはとにかく悪いところを指摘し、自分の考えを多く述べ、
やり方に従わせるようにするという手法です。
(偏見が入った書き方で申し訳ありません・・・)

私のやり方というか基本的なスタンスとしては
・何かの問題に対して答えをすべて出して指示に従わせるのではなく、どこかしらに考える箇所を作る。
・ちょっぴりでも責任感を持たせるようにする。
・一人ひとりの意志をすくい取って、私自身が実現可能なやり方で実現させる。
・悪い点よりもよい点に目を向けさせ、よい点をのばすようにする。
という感じで人材育成を考えています。

この場合どこが問題かというと意志を見極めるのにどうしても時間がかかるため、
育成速度が遅くなり勝ちになるというところです。
自分の考えに従わせ、やり方をなぞらせるだけであれば時間はさほどかかりません。
教育のみですむからです。ただし個性は伸びません。ただ自分のコピーができるだけです。

これまで、私自身の意志を理解し、支援して下さった方やついてきてくださった方のおかげで
目に見えた沢山の成果を上げることができました。
(音楽面は別としてね。音楽面の育成はできないので・・・)
本当に有りがたいことです。感謝しても足りないぐらいです。
ただ、今壁にぶつかっているためこれ以上のことはあまりできないように思います。
どんな人の意志もくみ取りたいとは思うのですが、どうしても拒否反応をおこしてしまうのです。

ただ、その方にとっての人材育成の成果とはどのようなものかを尋ねてみたいとは思います。

よくよく考えたら「成果」ってなんでしょうね。
私にとっての成果は「組織に愛着を持つこと」なんですけどね。
なんで「楽団が楽しい」と言ってもらえるのは最高にうれしいことなんです。
ちょっとでも楽しさのお手伝いができたのなら、それ以上うれしいことはありません。

ということで今日はちょっぴり批判的になってしまいました。
すみません・・・・

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2004/07/01

ホルンのケース

いつも曲のことばかり書いているのもなんだか味気ないので、
今日はちょっとアプローチを変えて楽器の話です。

今日修理に出していたホルンのセミハードケースが修理から戻ってきました。
このケース、メーカーから修理を断られたもので、いろいろと探した結果
カバン修理専門店に修理をお願いしたのでした。
本当に丁寧なお仕事をしていただきありがたい限りです。
もともと廃番品だったので、修理は難しかったのかもしれませんね。

ホルンのケースといえばワンピースもベルカットも非常にユニークな形をしていて、
一見して楽器のケースには見えません。
修理をお願いしたお店にも「何のケース?」と尋ねられました。
背負うと亀の甲羅のように見えることから「亀ケース」とも呼ばれますが、
楽団では地雷とも呼ばれてます。
要はそんな形のケースです。

修理に出していたケースは前の楽器を入れるためのケースで、
これはもう楽団の子に譲るつもりでいます。
なぜかというと今の楽器が入らないからです。
今の楽器は巻きが大きく、ふつうのケースでは入らないのです。
ホルンのケースでスタンダードなのはギャラックスのケースなのですが、
これもおそらく入りません。
ちなみに今使っているのはMBというメーカーのケースで、
非常に作りがしっかりしています(その分お値段が張るのですが・・・)。
ちなみにこのメーカーのケースは何種類もサイズがあるそうです。

楽器を買うときは、ケースも考慮して買った方がいいかもしれませんね。
でないとケース分よけいにかかってしまいますし。
ハードケースで持ち歩き出来る方がうらやましいです・・・

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